おかげまいり
あねこの本厄が明け、無事に過ごせたお礼参りに家族4人揃って伊勢神宮へ行ってきました。
江戸時代、庶民の移動には厳しい制限がありましたが、伊勢神宮参詣だけは許されていて、ゆえに奉公人が主人に、また子どもが親に無断で参詣したことをお蔭参り、あるいは抜け参りと言ったそうです。
そこらへん、NHKのドラマ『ぬけまいる』で三十路の女3人の抜け参りの様子がおもしろく描かれていました。
マンホールは『おかげまいり』をデザインした切り絵風の見ごたえあるものです。
右端の人は背中におかげまいりと書かれたのぼり旗を背負っています。
その日は桜の便りもちらほら聞こえる日本列島でしたが、東海地方は気温が低くおまけに風もあって寒いことったら・・・。
さて、お参りの後は恒例おはらい町&おかげ横丁での食べ歩きです。
おはらい町は伊勢神宮の門前町で、街道筋には赤福本店があります。
この角を曲がるとおかげ横丁と言って、江戸時代の風情を再現したエリアがあり、お店が60店ほど出ています。
こちら赤福本店、いつもはここで五十鈴川の流れを眺めながら、できたて赤福餅をいただきます。
たくさんの人出で、行列ができていました。
が、今回は冬季限定の赤福ぜんざいをいただきに、本店向かい側のお店に入りました。
わたしとB男くんは赤福ぜんざい(520円)、娘たちは赤福餅(210円)を注文。
いつもはお値段を覚えていないわたしですが、お餅に比べておぜんざいがやや高いように思ったので覚えていました。
大粒のあずきがふっくらとつぶれない程度にやわらかく煮てあり、甘さはやや控えめです。
香ばしく焼かれたお餅がまた、とってもおいしかった。
しかもわたしの手に余りあるくらいの大きなお椀に、たっぷりと入っているんです。
お昼にてこね寿司をいただいたすぐ後でしたが、ぺろりと完食、ああ、おいしかった、暖まった。
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