2011年5月21日 (土)

ひとりカフェ

「明日の朝イチでこれ出しといて、速達で頼むわ」
と茶封筒を差し出す。
「あと、図書館でリクエストした本が届いたって連絡があったら借りに行ってな、急ぎの本やし」
と貸し出しカードを差し出す。

・・・で、それほどまでに忙しいあなたはどちらへお出かけ?

「USJ」
「えぇ?」
「USJ」
「はぁ?」
「US・・じぇい!」

企業に提出するエントリーシートをぎりぎりに書き上げてその郵送を親に頼み、さらに卒論に必要な本を図書館へ受け取りに行けと言い、ご自分は遊園地へ遊びに行くと言います。

どちらも卒業、就職にかかわることなので仕方なしに行ってやりました。
「あと1年、あと1年たったらこの子は家を出て行くから・・・」
と自分に言い聞かせ。

図書館を出たらまっすぐに帰るのがもったいないような気がして、近くのカフェでお茶を飲みました。
紅茶とケーキはイマイチだったけど、窓の外に広がるお庭に雨がかかる風景が美しく、平日の昼間からひとりでお茶する贅沢を味わいました。

Photo

実は、恐れていた事態にアタマを抱える今日このごろのうーじん、社会人第一歩の試練は始まっているのです。

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2011年2月24日 (木)

終電の終点

先日の雪の降った夜のこと・・・

B男くんから
「仕事の仲間で飲んでるから、終電で帰る」
と連絡があり、駅までわたしが車で迎えに行くことにしました。

しか~し!!!

その終電から降りてきた人の中に我が夫の姿がないのであります。
電話をかけても呼び出し音がむなしく鳴るだけ、メールをしても返信がない。
ありゃりゃ・・・
本当に終電に乗ったのか?
あるいは途中で具合が悪くなって電車を降りたのか?
いいえ、おそらく眠りこけて乗り過ごしたに違いないのです、むかっ!

さあ、ここからが怒り心頭に達した深夜のお迎え劇の始まりです。
ずっとケータイで呼んでいるのに出ないということは、時間的に見て終点に着いているころ。しかし、もうこちらへ向かってくる電車はないことを時刻表で確かめました。
タクシーで帰ってくるだろうか・・・
いや、それなら電話に出てそう言えばいいのです。

終点の駅のホームのベンチで、眠りこけているかもしれない。
電車の中で眠ったまま、回送電車が並ぶ機関区みたいなことろにいるかもしれない。
どちらにしても凍死する可能性がある。
相変わらず電話に出ないということは、気持ちよく寝ているに違いない、むかっ!。

しゃあない、終点まで行ったという想定のもと、迎えに行くことにしました。
しかし、わたしはその駅に行ったことがないので、いったん家に帰ってカーナビのついている車に乗り換え、ちょっと怖いのでう~じんにもついてきてもらうことにして出発。
このとき午前1時ころ、むかっ!。

あぁ、雪がちらついてきたよ~。
明日も仕事やっちゅうのに夜中にナニをやってるんだ、わたし。
助手席ではう~じんが電話をかけ続けています。
やっと電話に出ましたが「はぁはぁ」と苦しそうな息遣いが聞こえてすぐ切れた、というではないですか。
「お父さん、ちょっとおかしい、倒れているのかもしれん」
「今の電話、お父さんやないかもしれん」
「誰かに追いかけられているかもしれん」
などと不安をあおるようなことを言います。
そしてその後二度と電話はつながらない。
母娘ふたりの思いは悪い方へばかり向かいます。
雪の中、走ること30分。

夜の駅って終電が行ってしまっても明りがついているものなのですね。
店も住宅も明りを落として眠る街の中に、明るい駅舎が見えてきました。
人っこひとり見当たらない真っ暗な駅前広場、雪が矢のようにフロントガラスに向かってくる中・・・

Photo_3

                 写真は全くのイメージです。

歩いているおっさん発見、上機嫌!
「何してんのよ!」
「メールを打とうとしてもこの電話、打てへんねん、ふにゃふにゃ」
「そしたら電話に出たらええやん」
「駅の反対側に降りてしもたみたいやさかい、あっちへ行こうとして、ふにゃふにゃ」
「ここ、どこかわかってる?」
「歩いて帰ろうと思ってんけど、駅の反対側に、ふにゃふにゃ」
どうやらここが終点だと気付いてなくて、自分の降りる駅だと思っているようです。
「あ、車掌さんが終点ですよって言うたような気がする、なんでもっと早うに起こしてくれへんねんって、ふにゃふにゃ」
迷惑な客で、車掌さんすみません。
このとき午前1時半ころ、むかむかっ!

この後もB男くんは車の中でわけのわからんことを言い続け、午前2時ごろ自宅に着きました。
階下ではまだ何やら独り言を言っておりましたが、もう放ったらかしてわたしたちは2階で寝ました。

ほんと、さんざんな夜でした。

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2008年11月13日 (木)

どうなる、年金

『ねんきん特別便』が送られてきました。

         Dsc00483

わたしは過去に公務員として9年就労、その後無職を約9年、そして今また現役時代と同じ職場に勤めています。

最初の公務員時代は共済年金に加入、無職のときは国民年金の加入が任意でしたが将来のことを考え加入していました。その後制度が変わって、サラリーマンの妻は夫の職場で自動的に国民年金に加入することになりました。そして今また独身時代と同じ職場で働いていますが、今度は非常勤嘱託の身分なので年金は現役時代と違い厚生年金です。

最初に送られてきた記録には共済年金以外の、つまり結婚してからの加入記録が 『国民年金』 『国民年金』  『厚生年金』 の三段階に分けて記されていました。その際、独身時代の共済年金分の記録がなく、今の職場に聞いてみたら『報告しておいてください』とのことだったので、その旨記入して回答用紙を送りました。しかし共済年金分は別便で届くとのことでしたので待っていました。

先日、実家から『旧姓で年金特別便が来ている、書留だから代わりに受け取った』と連絡があり社会保険庁からの封筒を持ってきてくれました。開けてみると現役時代の記録が旧姓・旧住所で記されていました。こちらは当時の職場に電話で連絡するようにとのことだったので、さっそく今の姓と住所に訂正してもらうように報告しました。

わたしの職場は今も昔も変わらず存在しています。旧姓で旧住所に郵便が行っても受け取ってくれる家族がいます。しかし、職場がすでになくなっていたり、実家が転居あるいはなくなっている人の確認・証明はどうするんでしょう。日本の戸籍制度では結婚、転籍の際には役所へ届けることが義務付けられているのだから、本籍・住所が変わり、わたしの姓が中○→○本に変わったことくらい把握できないものなんでしょうか。

知り合いには昔務めていた事業所がすでになくなっており、しかもその事業所は実際に従業員が給料から天引きされた年金掛金額より少ない金額を保険庁に報告していた可能性がある・・・と言ってます。

さてさて、正直者がバカを見る世の中であってはいけない。将来は正しく年金をいただいて明るい老後を迎えたいものですが、なんだか胡散臭いぞ、ニッポンの年金制度は。

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2008年4月10日 (木)

キ・キツイ・・・

ナニがキツイって・・・

仕事です。とりあえず定時で終われません。それはわたしがまだ戦力外ってことを割り引いても、どう考えても慢性的に事務量が多いのです。わたしだって猫の手も借りたいときには猫よりマシな働きはできます。でも終わらない・・・。これが大きなストレスです。

ともあれ『わははっ~がんばるべ』ってなキャラで生きてきたわたしとしては、弱音を吐くのはガラじゃないので、こんな感じでぼちぼちやります。当面の目標は『定時で帰る』です。そのためには早く仕事を覚えてこなす、これに尽きます。

そうそう、自宅が近すぎて通勤手当が出ず、駐車場を借りるのも実費です。なので自転車で通勤しています。

Sakura

4月3日、自宅近くの児童公園の桜の木が歩道に伸びていて、その下を通ったらまだつぼみだったのが・・・きょう満開でした。         朝、この花に元気付けられて自転車のペダルをこいで行くのです。

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2007年9月22日 (土)

いったいいつまで~!?

30 朝の早くから、近所の小学校の運動会開催を知らせる花火が上がっていました。倒れるこどもなどなく無事に終わるといいのですが・・・。

本日、我が家の室温は30℃をやや超えています。この犬は扇風機が涼しいものだとの認識はあるようです。しかし、ここまで近寄ったらあかんやろ!?ビミョーにカメラ目線のまろん、もうぐだぐだです。

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2007年6月16日 (土)

高齢化社会における安全運転とそのモラル

先日、かかりつけの医院へ持病のお薬をもらいにいったときのこと。

駐車場はそこそこの賑わい、この分だとしばらく待たされるなぁと覚悟して、空いた駐車スペースを探しました。すると1台の車が区画の線引きを無視して白い線を跨ぐ形で駐車しており、そのためその左右の何台かは区画におさまり切らない不規則な停め方となり、中途半端なスペースも生じています。

わたしは、比較的いい場所にスペースをひとつ見つけましたが、ちょっと狭い。                                   ちっ(`ё´)2台分に跨がって停めてる車のせいだ。                      仕方なく、ず~っとはしっこの方に停めるはめになりました。

この医院はお年寄りが多く、その時間帯はもれなくリハビリ治療の方ばかり、若者はひとりもいません。わたしはしばらく待って処方箋を受け取ったあと、隣の薬局で薬を処方してもらい、駐車場へ戻ってきました。                                     すると・・・わたしが停めるのを諦めたスペースのところで、老婦人が車のドアを見ながらぶつぶつ言っており、見ればひどい擦り傷が横にズズーッとついているじゃありませんか。                                                   あら!誰かが無理して突っ込んで、キズをつけたまま行っちゃったのね。しかし改めて見ると、とても車1台入れられるようなスペースではありません。老婦人お気の毒、車両保険入っているかなぁ・・・とか心配してましたら
「もう・・・いややわぁ、 でもしゃぁないなぁ」
そう言いながら車に乗り込み、悠然と立ち去った老婦人。                   しゃ(‘0‘) しゃ(‘0‘) しゃーないですと・・・!?                         当てて逃げる方もひどいが、しゃあないで済ませる方もおかしい。世のお年寄りはみんなこんな意識で車を運転しているのかと、暗澹たる気分になりました。

10年ほど前は、車を運転するお年寄りは今ほど多くなかったように思います。この先、年寄りドライバーはますます増えてあちこちで事故、トラブルを引き起こすことでしょう。

ああ心配だ、日本の将来心配だ、とひとり憂いていましたが、よく考えたらあと10年経ったらわたしも心配される側に近いということに気付き、余計に暗澹たる気持ちになった梅雨空の日の出来事でした。

Photo_73 最近のプリクラ事情・・・写真を撮って♥♡ を書き込む だけじゃなく、髪や肌の色を変えたり、目を大きく輪郭をシャープにしたりもできるらしい。しかも、機械にケータイのアドレスを入力すると写メとして送られてくる。とてもきれいな画像である。

そしてこんな『千社札』を作る機械もある。わたしのPCはあねと同じなのでこれを貼って区別している。作り方は音声ガイド付き。絵柄や文字は選べて、シート1枚に大きさの違う札が10枚くらい印刷される。わたしは『一攫千金』『才色兼備』を選んだ、文句ある?あ~ん!?

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2007年4月 4日 (水)

最近の立腹~社会マクロ編~

《その1》

一昨日は穏やかな日和で、遠くの山にも山桜が咲いたのかと思うほど霞がかかっているように見えたのは、黄砂のせいだったのですね。

中国大陸から偏西風に乗ってやってくるこの砂は、すごい勢いで日本列島に降り積もりました。

小学生のころに日本脳炎などの予防接種を受けた後、あたりが黄色く見えたりしたことなど、思わず連想してしまいました。

Dvc00044 車の窓ガラスは砂でジャリジャリ、このままワイパーを動かしたらガラスに傷がつきそうなくらいです。

今日、ガソリンスタンドの洗車コーナーへ行ったら、行列ができていたのでそのまま帰ってきました。

この砂・・・はるばる中国から飛んできたのか・・!?

まったく、ありがたくない贈り物です(`く´)

《その2》

先月まであちこちの道路で行われていた道路工事が、4月になったとたんになくなったことです。

大規模なものは除いて、小さいユンボで掘り返していたような工事は、先月末できれいさっぱり終わっています。

おかげで、そこここで起こっていた工事の規制による渋滞はなくなりました。

予算を使い切った!!というようなタイミングのよさに

「これでいいのか!?道路行政」

と考えてしまいます。

     *同じ場所を工事している

     *年度末になると必ず掘り返している

という批判に対処するため、東京あたりではそろそろ掘り返し工事に規制がかかり始めたようですが、早く全国に広がってほしいものです。

       ◇◇◇◇◇   ◇◇◇◇◇   ◇◇◇◇◇   ◇◇◇◇◇   ◇◇◇◇◇

社会ミクロ編・・・いっぱいありすぎて頭の中を整理中、そのうちUPの予定です。

Dvc00022 ←ここ最近、お父さんとうーじんの関係が最悪だった。「お父さん今まですみませんでした。これからこんなことがないように口のききかたと態度を改めますんで定期代40310円ください」というメールでコロリと転んだお父さんは、またまたこんな買い方をしてきた。

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2007年1月18日 (木)

4人用の食卓

我が家では、平日の夕食に家族4人が顔を揃えることは滅多にありません。

お父さんの帰宅時間は日々ばらばら。

姉はサークル活動のある日は10時過ぎに帰宅、アルバイトに行く日は5時ころにひとりで食事。

うーじんは毎日部活で7時半ころ帰宅。

・・・なので、わたしとうーじんとはだいたい毎日ふたりで食事をします。

たまにお父さんがうーじんより早く帰ってくることがあります。

昨日がそうでした。

母 「あと半時間もしたらうーじんが帰ってくるから、ご飯待ってあげようか」

父 「そんなことしても感謝するようなヤツやないと思うけど」

母 「でも部活でお腹空かして帰ってくるのに、ひとりで食べるのはかわいそうやん」

父 「そうか?悪いけど僕は先に食べるわ」

・・・こんなやりとりがあり、お父さんだけ先に食事しました。

午後7時半過ぎ、うーじん帰宅。

母 「うーじんリクエストの肉うどんやでぇ、一緒に食べような」

テーブルに丼やサラダを並べるわたしに

う 「あっちで食べるわ」

と、うーじんは自分の分だけお盆に乗せてこたつに運び、テレビを見ながらゲラゲラ笑って食べていました。

台所のテーブルでひとりうどんをすするわたしを見て、それ見たことか!とお父さんの目が思い切り笑っていました。

《おまけ》

う 「B男くん、こっち来るときお茶持ってきて~~」

ですって。きゃははっ!!

Dvc00001_6 ←数少ない韓国料理レパートリーの中で、わたしが一番得意な「チャプチェ」(韓国風春雨)

日本では、ジャガイモや緑豆のでんぷんで作られた春雨が一般的だが、韓国の春雨はサツマイモのでんぷんで作られている。

やや太めでモチモチ感があり、食べ応えがある。

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2006年10月16日 (月)

食いものの恨み

うーじんは、今日から中間試験です。

昼過ぎに帰宅したらしく、メールが来ました。

『何にも食べるもん・・・ない』

はぁ?小学生の夏休みじゃないんだから、自分で何とかしなさいよ!            

わたし・・メール無視。

『れいちくんのジャイア○トカプリコくれたら、許す』

はぁ?あんた、ナニ様?

実は今、我が家のレディースでは、“グ○コ ジャイアン○カプリコ”がブームでして、わたしはお買い物のたびに3個買ってしまいます。わたしが、今日帰ったら食べようと思っていたわたしの分をよこせと言うことか・・・。

わたし・・無視。

『食うぞ~』

わたし・・無視。

お昼ごはんがないからって、チョコレートを食べると言う神経がわからん。

結局、わたしの分のジャイアント○プリコ・・・食べられてしまった。大人気ないと思うけど、やはり悔しい。

Dvc00003 ←スタンダードなチョコ、いちご、バナナオーレ・・・他にもあるのかもしれないが、いちごが一番おいしい。いちご味を食べ進むと、中からチョコ味が出てくる。男前だと思って付き合ったら、性格もいい子だとわかったような感じ・・。

追記・・ジャイアントカプリコに関して、知らなさ過ぎでした。いろんな種類があるんですねぇ。

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