ダーリンって・・・
『ダーリンは外国人』
映画を見る機会を逸してしまったので、原作のコミック本を買いました。
ハンガリー人とイタリア人の血を受け継ぎアメリカで育った男性と、日本人女性の結婚生活を描いています。
奥さんは漫画家なので、私生活をそのまま絵と文で公開しているようなものです。
映画化されるだけあって、これがいちいちおもしろい!!!
日々の何気ないエピソードや、そのときどきの妻と夫の考え方、反応のしかたなどが違っていて、しかもお互いが歩み寄る気配がなくて笑えます。
ダンナはお皿がうまく洗えない、洗ったお茶碗を濡れたまま重ねる、風邪をひいても薬を飲まない・・・こういうところ奥さんは許せなくて、その感覚がわたしとよく似ていてこれまたおもしろい。
「ぶん殴るの、ぶん、ってなに?」
「やれああしろこうしろの、やれ、ってなに?」
いちいちその疑問に対する答えを考えるより、その疑問自体に妙にこちらが納得してしまう。
ところどころに入るダンナのつぶやきや反論に、なるほどあなたもいろいろタイヘンね・・・と応援。
外国人だからこんな行動をとるとか、こういう考え方をするとかひとくくりには言えない、要はその人の個性である、とは著者の断り書き。しかしそこには育ったお国の環境や主義といった国民性が大きく影響していると思います。
我が家に間もなく来られる外国からのお客様から見たら、うちの家族、ひいては日本人全体が変わったことを言ったりしたりしているように映ることがたくさんあるに違いないですね。
ともあれ、こうしてお客様を迎える気分は徐々に盛り上がってきている最近の我が家です。
ダーリンは外国人 |
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