2019年4月10日 (水)

韓ドラ熱ふつふつ・・・と

最近韓国ドラマをよく見ています。

同時進行で3作品を見ることもあり、毎日・・・
早く家に帰りたい
早くご飯を食べて後片づけをしてしまいたい
早く二階へ行ってゆっくりドラマを見たい
と切に願って暮らしています。

ところで、相変わらず韓ドラでは・・・
仕事のやりすぎで鼻血を出す
熱で寝込んでいても三度のメシは抜いてはならない
富豪の家ではリビングに階段がある
富豪はシルクのパジャマ、一般民は着替えないで寝る
会社では若造が簡単に重役になる
などというお約束が随所に見られ、ちょっと嬉しくなります。

さて『純情に惚れる』というドラマで、久しぶりにこの人を見ました。

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往年の韓ドラファンならご存知チョン・ギョンホくん(36歳)です。
わたしの愛するソ・ジソブ氏の『ごめん愛してる』では女優の息子ユン役、今回も相変わらずええとこのぼんぼん役で泣かしてくれました。

『ごめん愛してる』のころ(20歳くらい)

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これはこれでかわいいのですが、大人になったギョンホくんは美しく、品があって、何より演技が抜群にうまくなっていて見ごたえありました。
ああ、ギョンホくん、ちょっとヤラレ気味の今日このごろです。

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2019年2月 2日 (土)

『ボヘミアン・ラプソディ』

映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見ました。

1122mainthumb550x2603029thumb550x26             HPよりお借りしました。

耳になじんだ曲の数々が惜しげもなく披露されます。
音楽プロデューサーにはクイーンのメンバーふたりがあたっているんですねぇ、なるほど。
派手な衣装とパフォーマンス、特に膝でリズムをとる感じ、ターンするときに蹴り上げる後ろ足など、フレディ役のラミ・マレックがこれまたうまく再現してくれるんです。

移民として過酷な生活環境の中で、厳格な父と母の愛をたくさん受けて育ったフレディ、今ほど性的マイノリティに対する理解のない時代、同性を愛することは親や神に背くことでした。

自身の性的傾向を隠す孤独、メンバーとの確執、その反面、新しい音楽への挑戦やあふれ出る才能、スターダムにのし上がっていく過程の描き方は見ごたえあります。

心に響いたものをうまく言い表せないけれど、ラストのライブエイドでフレディが熱唱する「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞が、早すぎる彼の晩年の心境をすべて物語っているようで、鼻の奥がつ~んとなるのでした。

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2019年1月 9日 (水)

どの婿殿オシ?

今期のNHKの朝ドラ『まんぷく』がおもしろい。

事実に基づいたエピソードの数々は、つらいこと、悲しいことの繰り返しだけど、夜明けの来ない夜はないと言う人生の指針や戒めを表現していて元気を与えてくれます。
いや、そんな難しいことを言うまでもなく、次々苦難を乗り越えていく福ちゃん夫婦を見ているとほんと、元気が出ます。

さて、このドラマには3人のムコ殿が出てきます。
先日ネットで、どの旦那さんが好きかと論じられていて、わたしも少し考えてみました。

亡くなった長女の夫、元証券マンの真一さん。
次女の夫、画家の忠彦さん。
そして主人公の三女の夫、発明家の萬平さん。

このドラマを語る上で欠かせない存在に、萬平さんの嫁の福子の母親があります。
その昔、バニーガール姿で一世を風靡した松坂慶子さんが演じていて、それがものすごーくいい。
この人がドラマをゆるめたり・ゆるめたり・・ゆるめたり・・・しています。

暴走するとムコ殿たちになだめられるのですが、このときのムコ殿の対応の仕方がまたおもしろいのです。

Otrh        真一さん(大谷亮平さん)のインスタからお借りしました。

理系男子の萬平さんは、考え方が一直線で言葉も飾らず、なだめるどころか火に油を注ぐタイプです。
真一さんは零細沈着で、優しく理屈を説いてなだめるタイプ。
忠彦さんはお義母さんの弱点をよく理解しており、持ち上げていい気持ちにさせてその場を収めるタイプ。

一般的には真一さんが最もまともな考えと行動で、安定した存在です。
忠彦さんは、孤独を愛するナルシストかと思っていたのですが、最近、家族愛に溢れる面が見えてきて好感度アップ、ただし、お義母さんに対しては女性の扱い方を知ってか知らいでか、とても慣れている面が見られます。

わたしはやっぱり真一さんオシかな。
この歳になると危ない橋は渡りたくないもんね。
でも若いころだったら忠彦さんに惹かれていたと思います。
わかっていても、褒められてオンナゴコロをくすぐられるとふらふら~っとなびいてしまいそうです。

さて、ドラマは約半分過ぎました。
チキンラーメンへの挑戦が待ち遠しい思いです。

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2018年6月 2日 (土)

万引き家族

【注意】 6月8日公開の映画『万引き家族』に関してネタバレあります。

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カンヌ映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した『万引き家族』の先行上映を観ました。

パチンコ店の駐車場で、車の中に幼な子を置いてパチンコに興じる親、寒い日の夜、アパートのベランダに幼な子を放り出す親、少しも珍しいことではありません。
「捨てる人がいるから拾った・・・」

仮装の家族という設定がとってもリアルで、そして演じる俳優たちの自然体な演技にはぐいぐい引き込まれ、最後まで飽きることがありませんでした。
特に安藤サクラさん、この人の無気力な演技には底知れぬ力強さがあり、なんてうまい人なんでしょう、圧倒されました。

少し歯切れの悪い終わり方ですが、少しも不快ではなく、その先を想像したり、社会問題の提起であったり、面白さ満載でした。

安藤サクラさんは、今年度下半期のNHK朝ドラ『まんぷく』の主人公に決まっています、とっても楽しみです。

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2017年4月15日 (土)

朝ドラ『ひよっこ』

NHK朝の連ドラ『ひよっこ』が視聴率的に苦戦しているらしいです。

前作の『べっぴんさん』は好調な滑り出しだったのに、中盤からストーリー展開がもったりして、同じところをうろうろしているような、2~3日見なくてもついていけそうな、申し訳ないけどおもしろくなくなりました、これはわたしの個人的な感想ですので、おもしろかったという方はお許しください。

低視聴率のあとのドラマは、その視聴率を引きずってのスタートになりがちですから、大変なんでしょう、きっと。

これもわたしの個人的な意見ですが、NHKはスポンサーがないのだから、そこまで視聴率を気にすることないんじゃないの?と思うんです、素人考えですかね。

さて、今年の『ひよっこ』に戻ります。
ストーリーは省きますが、物語の舞台がまさにわたしのこどものころ、東京オリンピックの開催を目前にしたニッポンです。

にわとり小屋にたまごを取りに行く場面、そうそう、そうだった。
ざるを持って、入り口の小さい扉を開けて、身をかがめて入りたまごを集める。
にわとりにつつかれるのが怖いからさっさと済ませたいのだけれど、あわてると足元のわらの下にたまごが隠れているのを見逃したり踏んづけてしまったり・・・

そして、ところどころに当時の映像が挟まれます。
『ひょっこりひょうたん島』
『インド人もびっくりS&Bカレー』
などなど・・・

増田明美さんのナレーションも心が温まるようで、今のところ毎日楽しみに見ています。
さあ、そろそろ『しぇ~』が出てくるぞ、まちがいない。

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2017年3月19日 (日)

結果がわかっていても泣ける

その昔、映画『フラッシュダンス』では、プロのダンサーを目指す貧しい女性が、挫折を繰り返しながらも努力を重ね夢をかなえるというサクセスストーリーに感動して、わたしは3回観ました。

好きです。
努力が認められる、いい人が最後に勝つという結果が待っているストーリー。
日本人は特に水戸黄門的な勧善懲悪ものや、虐げられて虐げられてやがて虐げたやつを見返すというおしん物語が大好きですね。

さて、映画『チア☆ダン』を観ました。
福井の県立高校生がチアダンスで全米第1位になったという実話をもとにした作品です。
主役は広瀬すずちゃん、そしてこういうストーリーに欠かせない優等生、意地悪、挫折する人がきっちり配置されているのですが、この優等生役の中条あやみちゃんがとってもかわいい。

副題は『女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』であり、副題のとおりラストは充分わかっています。
それが、わかっていても泣けるんです。
部内の衝突、骨折、センター交代、優等生部長の思い、つらい決断をする監督の思い・・・いろんなものがラストのダンスシーンにすべて反映されていてスカッとしました。

ところどころ中途半端な効果音やコメディのようなシーンが入って、ちょっと苦笑するのですが、全体としてはとっても楽しめました。

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2016年11月 3日 (木)

意外な反応、君の名は

巷で高評価の映画『君の名は』を観ました。

わたしは最近TVでよく流れる映画館での出口調査みたいなのを信用していません。
「感動しました」
「涙が止まりませんでした」
嘘ではないと思います、その人なりに感動して涙が止まらなかったんでしょうが、そんな好評ばかりを素直に受け取る年代ではありません。

はたして『君の名は』は・・・

きれいな映像。
凝ったストーリー。
結末に向かって交差する現在と過去。
3年前?
5年後?

ようわからん・・・

男の子と女の子が入れ替わり惹かれあう単なる恋愛ものではなく、壮大なスケールの深い愛を描いているのはわかりますが。

しかし、ようわからん・・・

女子高生だったころなら、細かい部分は別にして胸に迫るものがあっただろうと思うけど、いかんせん世の中のあれこれをナナメに見ることを覚えた今となっては素直に受け取れません。
あと、音楽が映像の邪魔をしていた感があります。
歌詞を前面に出しすぎていて、なにか意味がるのかと構えてしまいました。
ファンタジーなのに、惜しい。

びっくりしたのは、一緒に観たB男くんが感動していたことです。
最近観た映画の中では一番よかったんですって。
へえ・・・
感動の物差しは人それぞれ、素直な人なのね。

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2016年9月 7日 (水)

21世紀のターザンはイケメンである

『ターザン-REBORN』をみました。

今世紀のターザンは、スタイリッシュな英国貴族、しかしこの貴族、脱いだらすごいんです。
演じているのはスウェーデン出身のアレクサンダー・スカルスガルドという俳優です。

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政府の要請を受けて生まれ故郷のコンゴへ行き、様々な陰謀に立ち向かいながら嫁と奴隷を救うという、ま、ざっといえばこんなストーリーです。

相棒はゴリラ、ジャングルの中を走る、崖から飛び降りる、綱から綱へ片手で飛びわたる、そりゃまあ超人的な活躍をします。

こちらジョニー・ワイズミュラーのターザン、「あ~あ、ああああ~」っていうターザンと言えばの代名詞のような叫び声のターザンです。
1932年の作品、わたしはリバイバル映画として観たことがあります。

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チータという小猿がお供していましたっけ。
水泳のオリンピック金メダリストだっただけあって、ジャングルの中の池で美しく泳いでいたシーンが印象的でした。
余談ですが、わたしの父はこのワイズミュラーのターザンが大好きで、いろんなシリーズを知っています。
そして、「このターザンは泳ぎがうまい」と我がことのように自慢します。

さて、21世紀のイケメンターザンは、葉っぱで局所を隠したアダムとイブを彷彿とさせるようなふんどし型のおぱんつではなく、半ズボンを穿いてます。
走るシーンが多いです。
速いです。
ラスト、ジャングルの動物を味方に付けて悪と戦うシーンは圧巻でした。
ああ、爽快、おもしろかったです。

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2015年10月23日 (金)

元気の出る朝ドラ

現在放送中のNHK朝の連ドラ『あさが来た』がおもしろい。

幕末、京都の豪商の家に生まれ、その後大阪の両替屋に嫁ぎ、女性が社会に出なかった時代に起業家として生命保険会社などを起こし、また日本初の女子大を創設した女性を波瑠が明るくはつらつと演じています。

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朝ドラっていうのは、一日の始まりに元気が出るものでなくっちゃいけない。
すごく前向き、ちょっと天然、周りを明るくするあさの笑顔に、わたしは毎朝元気をもらっています。

友人は主題歌の中の♪思い通りにならない日は明日がんばろう・・・って歌詞がたまらなくいい、と言います。
元気出せ出せと言われるより、よっぽど元気が出るとも言います。

こういう点から言うと、朝ドラらしい朝ドラです。

ドラマでは、明治維新を迎え、世の中が大きく変わるところです。そして、あさとはつ、ふたりの姉妹の運命と、それぞれの夫の運命も変わりつつあります。
目が離せない展開です。

以下、ここ数年の朝ドラのわたし的評価です。
わたしが★をたくさんつけるドラマって、やっぱり関西弁のドラマだな。

                                               
22年上 ゲゲゲの女房  ★★★☆☆
22年下 てっぱん     ★☆☆☆☆
23年上 おひさま     ★★☆☆☆
23年下 カーネーション  ★★★★★
24年上 梅ちゃん先生   ★★☆☆☆
24年下 純と愛       ★☆☆☆☆
25年上 あまちゃん    見てない
25年下 ごちそうさん   ★★★★★
26年上 花子とアン    ★★★☆☆
26年下 マッサン     ★★★☆☆
27年上 まれ       ★★☆☆☆
27年下 あさが来た   ★★★★★

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2015年6月17日 (水)

映画、のち、しらす丼

カンヌ映画祭コンペティション部門に出品された作品『海街diary』を見てきました。

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大きな起伏があるわけではなく、といっても姉妹4人が同居するまでには大きな起伏があり、そこから描き始めてあるのですが、随所に心揺さぶられるシーンがあり、じわじわと来るいい映画でした。

美しい日本、美しい日本人の心が丁寧に描かれてあり、最後まで画面に見入りました。

そして、夜はこれです。

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映画に出てきたしらす丼がおいしそうだったので、帰りのスーパーで愛知県産のとれとれしらすを見つけて大量買い。

う~ん・・・

おいしいなぁ。
2年ほど前に鎌倉で食べたしらす丼・・・

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・・・には及ばないけれど、これはこれでとてもおいしい。

「長女と次女ってどこでもあんな役割りなんや」
「綾瀬はるかは超天然らしいのに、さすが女優さん、家事をこなす所作が板についていたなぁ」
「長澤まさみの美脚が際立ってたね」
「またアジフライもしてえなぁ」
「しらすトーストはどうよ」

夫婦ふたりの食卓は、映画の感想をおかずに、久しぶりににぎやかなものになりました。

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