新年度

昨年度の最後の日、夕方あねこが保育園へ子どもたちを迎えに行くと、Aくんの担任の先生が
「Aくんは、わたしの担任が今日まで、あしたから違う先生になるということをやっと理解したようで、今日はずっとわたしの前でお歌を歌ってくれてました。ぼくのこと忘れないでという意思表示だったみたいです」
とおっしゃったそうです。

先生、お忙しいのにお付き合いいただきありがとうございました。
Aくんはこの担任の先生が大好きで、保育園ではだれと仲良しなん？と聞くとお友だちではなく、先生の名前をあげるくらいでした。
先生の前で一生懸命歌を歌うAくんを思い浮かべるだけで、ばあばちゃんは泣けてきます。
これからいろんなこと・・・
楽しいこと、嬉しいこと、つらいこと、我慢しなければならないこと、他人との関わりの中でその都度学びながら大きくなっていくんだね。
できることなら明るい未来だけが待っているといいのだけれど、明るいだけじゃないこともあるでしょう、少しずつ強い心が育つように祈っています。

帰り道、車のドアミラーの影が恐竜の頭に見えたようで
「ガォーにバクッと食べられてるの」
と言いました、なかなか面白い発想だね。

生後5ヶ月で保育園へ入れられた弟のNくんは、4月時点でまだ10ヶ月児、今年度も0歳児クラスです。
歩けるものだから吠えながら我が物顔で部屋の中を歩き回ってるそうです。

小さい子どもの世界でも、それぞれの新年度が始まりました。