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2024年12月 8日 (日)

じわじわ来るドラマ

NHK-BSで楽しみにしていたドラマがふたつ終わりました。
どちらもじわじわ来る秀逸なドラマで、SNSでの感想もかなり好評でした。

団地のふたり

Nhk
小泉今日子と小林聡美演じる独身55歳・幼馴染のふたりは、都内のマンモス団地に住んでいて、毎回ご近所で小さな騒動が持ち上がるのだけれど、なんとなく解決して、団地の人たちの結束が深まったり、意外な人間性(いい人であることが多い)が露わになったりすると言う、ゆるいストーリーでした。
ゆるすぎてぐたーっと見ているうちにのぼのぼできる(もうちょっとうまい表現ないのか?)これが狙いのようです。
小泉きょんきょんと小林聡美が50代半ばをとってもリアルに演じています。

母の待つ里

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大好きな浅田次郎原作のドラマです。
公式サイトからあらすじをお借りします。

仕事人間の松永徹(中井貴一)にとって、それは40年ぶりの里帰りだった。おぼろげな記憶をたよりに実家にたどり着くと、母(宮本信子)は笑顔で迎えてくれた。嬉々として世話を焼いてくれる母、懐かしい家、懐かしい料理に、徹は安らぎを感じる。しかし何故だか、母の“名前”だけが思い出せない…。
一方、古賀夏生(松嶋菜々子)も久しぶりの「里帰り」をする。夏生が向かった先も、「同じ母」が待つ家。そして、妻を失った室田精一(佐々木蔵之介)も、居場所を求めて「同じ母」が待つ「ふるさと」へ向かう…。

今まで、たいてい原作を読んでから映画やドラマを観て、ちょっと違うなぁと感じることの多い浅田作品ですが、今回ドラマを先に観て、出演者の演技の巧みさになんとも言えず、胸がいっぱいになりました。
そのあとで原作を読みましたが、こちらも泣かされました。
ドラマでは最後の10分ほど、原作では最後の1ページでグイグイきたんです。
さすが浅田次郎、うまいです。

地上波に降りてくることはあるのでしょうか。
録画を消してしまい、初めの1話だけ観たB男くんが全話観たがっています、オンデマンドとかの有料じゃなくて、NHKさん頼みますよ。

*画像は公式サイトからお借りしました。

 

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