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2024年12月31日 (火)

今年の〆め

今年もたくさんの方々にこちらをご覧いただき、ありがとうございました。

ときどきこちらを知ってくださっている友人に「なぜブログを書くのか、続けるのか」と聞かれることがあります。
ほんと、何の得にもならないこと、しかも自分や家族の私生活をチラッと見せたりして、恥ずかしいことも書き並べて・・・

ブログを続けるのは・・・

日々の生活で“なにか”を見つけるため、ブログに書けるネタを探すため、かもしれない。
“なにか”を見つけるためには下を向いて歩いてないで、色んなことに興味を持って、アンテナを張り巡らせておかなければならないわけで、これがブログを続ける原動力になっていると思うんです。

たとえば・・・

おいしいものを作ったとき、いつものお皿に盛るのではなく、どの器が映えるかなぁとちょっとこだわってきれいに盛り付けたりします。
便利な生活グッズを手に入れたとき、みっとたくさんの人にそのグッズを知ってもらいたいと思ったりするのです。
それはInstagramでもいいのですが、インスタは流れが速いのと書ける文章に限りがあるから、あまり魅力を感じない。

本音も言うと、漢字を忘れないため、文章を書くことを忘れないため、ということもあります。
年々漢字が出てこない、おかしな文章になっていることが多く、パソコンで漢字に変換しても「これで合ってるか?」と疑ったり、かしこいパソコンはおかしな言い回しの下に波線を出してくれることが多い、こういうことが増えて来たんですよね。

あ、そうそう、相変わらず人気の記事は2007年8月の 『ムームーとアッパッパ』 です。
17年前の記事、みなさんどうやって見つけてくれるんでしょう。

と、相変わらずお気楽な記事ですが、来年もこんな調子のブログによろしくお付き合いくださいませ。
みなさん、よいお年を。

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2024年12月28日 (土)

奈良漬け

ときどき無性に食べたくなるものに奈良漬けがあります。

べっ甲色になるまで漬けられた瓜の奈良漬けを薄く切ってご飯に乗せて食べるのも好きですが、きゅうりをあっさり甘く漬けたものも大好きです。

昔、ご近所の奥さんが
「親戚の農家から規格外のきゅうりをたくさんもらったので、奈良漬けにしてみた」
と言ってほど良く漬かったきゅうりの奈良漬けを持ってきてくれました。
おいしかったんです。
やわらかくてしょりしょりしていて。

だけどそんなに簡単にできるものなの?
そのとき奥さんに教えてもらった漬け方はいたって簡単で、失敗もなくでき感動しました。
また作ってみようかなぁ・・・

今は新酒が出回る時期ですので、酒粕もたくさんいろんな種類が出ています。
ただ、きゅうりは若干お高いです。

農協スーパーへ行ってみました。
扱いやすい小ぶりのきゅうりが6本で300円くらいとお安く出ていました。
あとは酒粕とざらめ。

塩で押して・・・

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しんなりしたら水分を拭き取って、酒粕とザラメを混ぜたものできゅうりをサンドするように漬けていきます。

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1週間もしたら食べられます。

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色もお味も少し若い感じがするけど、こってこてに甘いのよりおいしい。

と、ここまで家族のLINEで紹介したら、あねこが
「はるおくんが好きそう、お正月にも残しておいて」
と言います。
え?
もうあらへんがな。
さらに
「きゅうりのQちゃん漬けも好きやからよろしく」
あねこは塩分摂取にはことのほか厳しく、漬物を目の敵にしています。
うちへ来たときくらい自由に食べてもらいましょ。

こうして、きゅうりの漬物2種、さらに日野菜のさくら漬け、ゆず大根(こちらは塩より甘酢がメインなのであねこが好きです)も用意しました。

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2024年12月25日 (水)

激しい見落とし

『平日限定、こんなサービスがついてこんなにお得ですよ』
関西エリアのホテル宿泊プランのチラシが新聞の折り込みに入っていました。

B男くんが見つけて行ってみようと言いました。
9月に病気をして一応治ったものの、やはりどことなく不調は残っていて、それは完治までまだしばらくはかかりそうです。
遠出は気が進まないようですが、関西エリアならいざとなれば帰って来られると言う安心感があり、琵琶湖畔のホテルを予約しました。
朝晩食事付き、夜はバイキングでカニの食べ放題が付いています。

その日はふたりとも夕方まで仕事をしたあと合流、チェックイン後、食事会場へいそいそと向かいました。
「わたし、お昼はコンビニの納豆巻きとドーナツだけにしといた」
「僕なんかおにぎり1個と味噌汁だけやで」
お互い、このカニ食べ放題にかける情熱の熱さが伺えます。
当然、ウエストがゆるめのものを着て行きました。

ローストビーフ、握り寿司、変わった名前のパスタ・・・おいしそうだけどこんなものでお腹を満たしたらあかんあかん。
「え~っとカニは?」
「わからん、どこにあるんやろ」

何か所かに分かれたお料理ブースのどこにもカニがない、そしてお客さんのどなたのお皿にもカニなど乗っていない。
食事の会場を間違えたか?
そもそもホテルを間違えたか?

わたしはこっそり部屋に戻り持参したチラシを持って戻りました。
ふたりで見てみたら、全面に大きくカニの写真が載っていて食べ放題の文字が踊っています。

「あ、なんだこれ」
その写真の隅っこに小さく『カニの食べ放題は12月26日からです』
と書いてあったのです。

ぷっ!!!
吹き出しました。
来週からやん。
ホテルの人に聞かないでよかった。
こうして肩のチカラの抜けたわたしたちは、ゆっくりお料理と夜景を味わいリベンジを誓ったのでした。

翌朝、この冬一番の冷え込みと言われた日、滋賀と京都の府県境の比良山系には雪が積もっていました。

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2024年12月21日 (土)

スマートキー

わたしの車は、ドアの取っ手に触れるだけでドアが開く、ボタンを押すだけでエンジンがかかる・・・
このスマートキーは車を買ったときふたつあったのですが、いつの間にかひとつ失くしてしまいました。

B男くんとふたりで出かけるときは夫婦でひとつずつこのキーを持ちます。
わたしの推測ではB男くんが失くした可能性が高い、と思う。
だいたいものを元に戻さない人なんです。
B男くんも「ぼくが失くしたように思う」と自覚しています。
車の中はもちろん、家の中、カバンやコートのポケット、考えられるところすべて探しました。

ない・・・
どこにもない・・・
5月に出産後のあねこを送って行った帰り、高速道路のサービスエリアでご飯を食べたとき持ってた?
夏に、自宅のガレージから車2台を出して絨毯を広げて洗ったとき、その辺に置いたんちゃう?
いろんなパターンを想像して喧々諤々・・・

ディーラーに聞いてみたら、スペアキーを作るのには25,000円から30,000円くらいかかる、とのこと。
「そんないいのでなくていいから、昔ながらの差し込む形のキーは作れますか」
「エンジンをかけるのにキーを差し込む穴がないですよ」
と言われました、ほんまや、ない。
さらに
「ふたつとも失くしたら、ちょっと面倒なことになりますよ」
とも言われました。
がび~~ん・・・

やはり、今のうちにもうひとつキーを作っておくことにしました。
年の暮れにえらい出費ですがな。

スマートキーは、キーを手に持たなくてもカバンに入れたままドアが開けられてエンジンもかかる、とても便利なものですが、失くすととても厄介なものでもあります。

注文してから1週間、費用の半分を出すと言うB男くんですが、全額出してもらいたいくらいです。
いや、待てよ、ひょっとしてわたしが失くしたのかもしれない、あまり強気なことは言わないでおこう。
でも、今度こそ失くさないようにB男くんには持たせないでおこうと決めました。

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2024年12月18日 (水)

ネックインナー

スーパーで下着や靴下の売り場を通りかかると、ホカロン関係の商品に目が行きます。

昨年は靴下のお世話になりました。
先日も、プールの更衣室でご高齢のご婦人たちが「足が冷える」とおっしゃっていたので、ホカロン靴下をおすすめしておきました。

先月の母の誕生日には、ホカロンの部屋着の上下をプレゼントしました。

そして先日行ったスーパーの肌着売り場に、いろんな形のインナーやレギンスなど新商品がたくさん出ているので嬉しくなりました。

じゃ~~~ん!

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これは、ネックインナー(付け襟)というもので、かぶって着ると首から胸くらいまで覆います。
吸湿発汗、静電防止、裏起毛ですって。

こういうハイネックは暖かくていいのですが、脇や袖の部分が窮屈に感じてしまいます。
とくに家では袖をたくし上げて家事をすることが多いので、下着のシャツも半袖しか着ません。
ヒートテックなんぞ、出先で暑いと感じても脱ぐわけにもいかず敬遠していました。
少し前にNHKの『すてきにハンドメイド』でニットで編むハイネックの付け襟を紹介していましたが、首周りにニットはねぇ・・・。

そこでこのホカロン、裏起毛って言ったってもこもこしているわけではなく、薄手でさらっとしています。
990円(税別)っていう値段にも惹かれて買ってみました。

おお、いいじゃないの。
冬場は首・手首・足首の3首を温めることが大事だそうです。
この3つの首は、皮膚が薄く太い血管が通っているので外気の影響を受けやすく身体全体の冷えにつながるところです。
とりあえず首の付け根の出っ張った骨を冷やさないことが、血行を良くして肩こりの軽減になるそうです。

フェイクのハイネック、ただ今、綿のトレーナーの下に着ています。
シャツやセーターの下に着れば仕事にも使えそう。
さっそく色違いのグレーも買いに行きました。
そしたら奥さん、前の日に5枚ほどあったグレーが、今日は2枚しかないんですよ。
やっぱり人気なんだな、ホカロン。

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2024年12月14日 (土)

意外な味付け

毎日の出勤でお弁当を持って行かない日は、駅のコンビニでおにぎりとお惣菜を買ったりします。

セブンイレブンのキャベツのコールスローが好きです。
何がって、ぎっしりとキャベツのせん切りが入っていて重たいんです。
野菜を摂取したという満足感が得られます。

先日、このコールスローが売り切れだったので、その隣にある白和えを買いました。
『京都府産菊菜の白和え』
その名のとおり菊菜がたっぷりと入ったとってもおいしいものでした。

わたしは白和えの味付けが下手です。
母は味噌を入れていたように思うので、主として味噌、あとはみりん、砂糖で適当に味付けしています。
わたしの白和えは、手間がかかるわりには家族に不評です。

しかし、このコンビニの白和えの何とおいしいこと。
容器の底に貼ってある原材料を見てみました。

そしたら奥さん!

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『醤油・みりん・砂糖・酒・ねりごま・食塩・だし』
ここまでは考えつきます。
不思議なのは『マヨネーズ・牛乳』
ですって?

マヨネーズ?
さっそく試してみました。

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う~む、おいしい。
豆腐とねりごまのまろやかさにちょっと酸味が加わって、とってもおいしくできました。

 

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2024年12月11日 (水)

ヒゲの高校生

朝の電車で男子高校生がふたり、スマホのオンラインゲームの話で盛り上がっていました。
片方の子はマスクをしていましたが、鼻水をじゅるじゅるすすりながら、指先でスマホの画面を右に左にせわしないことです。
そのうち垂れてくる鼻水に耐えられなくなったのか、ポケットからティッシュを取り出してマスクをはずし鼻をかみました。

そしたら・・・
なんと・・・
ありゃまあ・・・
口の周り、あご、黒いヒゲがびっしりと生えているではないですか。
手入れされたヒゲではなく、伸びるがままって感じ、少しもおしゃれじゃない。
当然、鼻の下もヒゲだらけですので、鼻水で濡れています。
静かに鼻をかんでまたマスクをしましたが、わたしはほんまに高校生か?と疑い、わからないようにジロジロ見てしまいました。

ブレザーにチェックのズボンの制服が多い中で、昔ながらの黒い詰め襟の学生服姿、間違いなく高校生です。
応援団のバンカラ気取りでもない普通の子。
へえ、今どきの高校生はヒゲを生やしてもいいんだねぇ。
ヒゲを生やす学生がいるなんて想定外、なので校則でも決めてないんでしょう。

このことをB男くんに話したら・・・
B男くんが高校生のとき、他校との野球の試合で、相手チームにヒゲを生やしている奴がいて、最初は監督かと思ったそうな。
試合が始まったらその子は普通に守備についたので、あ、高校生かよと思ったと。
おかしかったのは、その子が帽子を取ったとき、頭は丸坊主なのにヒゲを生やしているから、ぷぷぷ、これを思い出して笑えて来たと言うことでした。
逆さ絵ですね。

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しかしまあ、電車の中でメイクをする女子はもう当たり前、最近では男子もカバンから手鏡を取り出して顔の調子をチェックしている姿を見かけるのですから、そのうち男子も堂々と電車内メイクをする時代がくるんでしょう。
そうなるとひげの高校生がいても少しもおかしくない、おばちゃんはそういうのに対応できる気持ちを持ち合わせておこうと決心しました。

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2024年12月 8日 (日)

じわじわ来るドラマ

NHK-BSで楽しみにしていたドラマがふたつ終わりました。
どちらもじわじわ来る秀逸なドラマで、SNSでの感想もかなり好評でした。

団地のふたり

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小泉今日子と小林聡美演じる独身55歳・幼馴染のふたりは、都内のマンモス団地に住んでいて、毎回ご近所で小さな騒動が持ち上がるのだけれど、なんとなく解決して、団地の人たちの結束が深まったり、意外な人間性(いい人であることが多い)が露わになったりすると言う、ゆるいストーリーでした。
ゆるすぎてぐたーっと見ているうちにのぼのぼできる(もうちょっとうまい表現ないのか?)これが狙いのようです。
小泉きょんきょんと小林聡美が50代半ばをとってもリアルに演じています。

母の待つ里

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大好きな浅田次郎原作のドラマです。
公式サイトからあらすじをお借りします。

仕事人間の松永徹(中井貴一)にとって、それは40年ぶりの里帰りだった。おぼろげな記憶をたよりに実家にたどり着くと、母(宮本信子)は笑顔で迎えてくれた。嬉々として世話を焼いてくれる母、懐かしい家、懐かしい料理に、徹は安らぎを感じる。しかし何故だか、母の“名前”だけが思い出せない…。
一方、古賀夏生(松嶋菜々子)も久しぶりの「里帰り」をする。夏生が向かった先も、「同じ母」が待つ家。そして、妻を失った室田精一(佐々木蔵之介)も、居場所を求めて「同じ母」が待つ「ふるさと」へ向かう…。

今まで、たいてい原作を読んでから映画やドラマを観て、ちょっと違うなぁと感じることの多い浅田作品ですが、今回ドラマを先に観て、出演者の演技の巧みさになんとも言えず、胸がいっぱいになりました。
そのあとで原作を読みましたが、こちらも泣かされました。
ドラマでは最後の10分ほど、原作では最後の1ページでグイグイきたんです。
さすが浅田次郎、うまいです。

地上波に降りてくることはあるのでしょうか。
録画を消してしまい、初めの1話だけ観たB男くんが全話観たがっています、オンデマンドとかの有料じゃなくて、NHKさん頼みますよ。

*画像は公式サイトからお借りしました。

 

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2024年12月 4日 (水)

徐々に・・・

夕食にビーフシチューを煮込んでいました。
帰ってきたB男くんが
「ええ匂い、肉を煮ている匂いやなぁ?」
と言いました。
でもわたしには匂わない。

朝、職場の給湯コーナーでドリップコーヒーを淹れていると
「いい匂いですねえ」
と言って背後を通る人がいました。
ああ、そうなんだ、今このあたりにはコーヒーのいい香りが漂っているんだと気付きました、でもわたしには匂わない。

お弁当のあとでみかんの皮をむきかけると、後ろの席の人が
「今日のデザートはおみかんですね」
と言いました。
皮に爪を入れただけで匂うんですね、でも、わたしには匂わない。

今まで気づかなかったけど、匂いを感じない生活はまるでモノトーンの絵のようで、そこへいい香りやそうでもないいろんな香りが加わって初めて極彩色の絵が完成するような感覚だと思いました。

さて、2日ほど前、お風呂の湯船にバブの森林の香りを入れました。
森林の香りかラベンダーかと少し迷いましたが、そやそや、匂わへんねんから何を入れても一緒やん、と苦笑いしながら。

お湯に浸かりながら深呼吸をしたら、先日歩いた山の中の道を思い出しました。
あれ?
匂うやん。
まだ少し形を残すバブを手ですくい鼻に近づけると、うっ、匂う。
続けてボディソープを手のひらにとってみました、匂う。
お風呂から上がって、歯磨き粉のキャップを取って鼻を近づけてみました、匂う。

しかし、まだクンクンしたらやっと匂うくらいのレベルです。
でも、全く何も匂わなかったころから一歩前進した感じ、これは戻る自信があります。

家の中で廊下を歩きながら、階段を上がりながら、窓のカーテンを引きながら、クンクンしています。
いろんな匂いがあるんだなぁと今さらながら気がつきました。

今日、かかりつけの医院に薬をもらいに行って嗅覚障害のことを話したら、完全に戻るには1か月はかかると言われました。
でも、モノトーンの線画にようやく少しずつ色が乗り出したような、ちょっと明るい気持ちになったのでした。

 

 

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2024年12月 1日 (日)

山の辺の道

周囲を小高い山に囲まれた奈良盆地では、古代、三輪山の麓から奈良の都へ通じる道があり、日本書紀にも『山邊道』として記録されています。
その道は延々と時代を経て現代では、天理市から桜井市までの東海自然歩道が『山の辺の道』として整備されていて、多くの史跡を訪ねながら万葉の世界に浸れるウォーキングコースとなっています。

Bちゃんと歩いて来ました。
JR万葉まほろば線という素敵な名前の路線で三輪まで行き、大神神社から万葉ロマンの遠足の始まり始まり~。

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大神神社と書いて『おおみわじんじゃ』と読みます。
三輪山が御神体なので拝殿だけで神殿はありません。
酒造りの神様として信仰を集めています。

さて、三輪といえばそうめん、そうめんと言えば、ここ三輪素麺と揖保乃糸でお馴染みの播州素麺が双璧です。
この一帯、夏場には流しそうめんができるお店があるのですが、この季節は暖かいお出汁のかかったにゅうめんの看板があちこちに見られます。
大神神社の門前で、にゅうめんと柿の葉寿司のセットをいただきました。

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お店の中庭の紅葉がきれいでした。Img_8035
門前といえば、参道の入り口にある大鳥居、ほんま大きかったです。

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この鳥居の脇に白玉屋榮壽という和菓子屋さんがあり、ガイドブックに出てくる『みむろ』というもなかを買って、大鳥居の下で食べるわたしたち、あんこの甘みがしっかりしていて美味しい、3つくらいいけそうでした。

さて、山の辺の道は舗装されてる箇所もありますが、ほとんどが地道か石畳で、アップダウンは緩めです。

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道端には、古代の人が詠んだ歌を刻んだ石碑があり、たわわに実をつけるみかんの木、収穫後の柿の木が並ぶ畑を眺めながら落ち葉を踏みしめ歩きます。
わたしたちと逆に天理側から歩く人の中には外国から来た人もいて挨拶を交わしながら、ときには
「どっちへ行くんやろ?」
「このコースで合ってますよ、まっすぐです」
などと助け合うのもいとおかし・・・。

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ところどころにわたしの好きな農家の100均があり、みかんやゆずや銀杏など出ています。
ん?
よもぎ餅もある、食べようよ、柔らかいよ。
ふふふ、この日は全行程14km超えを歩くのに、こんなに寄り道して食べてばかりで大丈夫か?

少し鬱蒼とした山道もありますが、分かれ道には道標があり、途中きれいなトイレも整備されていて不安はありません。

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道標の向こうに見える森は崇神天皇陵、紀元前29年に崩御されましたって、2,050年ほど前のことです。
前方後円墳の御陵は他にもあり、どれも池があり近づけないと思ったらそれは御陵を取り囲むお濠で石垣が積まれています。

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ゴールは天理市にある石神神宮を目指していたのですが、足は棒のようになり日暮れが近づいてきたので、そこは諦め天理駅へと向かいました。

ああ歩いた歩いた、25,000歩・15km歩きました。
いろんな話をしてときには歌も歌って、とても楽しい遠足でした。

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