新米続々
いつもお米を買っている農業法人の売店に今年の新米が並び始めました。
お盆過ぎから、近江米の代表的な品種のみずかがみ、キヌヒカリ、にじのきらめき、コシヒカリ、そして我が家のお待ちかねミルキークイーンが順々に出てきました。
ミルキークイーンはややお高めなのですが、それでも玄米30kgで13,000円と例年並みのお値段です。
一般的な人気のコシヒカリ、キヌヒカリでも11,000円と良心的。
関西の米どころ滋賀では例年と変わらない新米売り出し状況、しかも『在庫は十分にございます』と断り書きさえあります。
よかった、焦って買うことないわ。
知人は先月、パックご飯をたくさん買いだめしたと言ってましたが、こんなに早く米騒動が落ち着くなんて嬉しいやら悔しいやらと複雑な気持ちだそうです。
なんだったんでしょう、あの騒動は。
確かに世の中からお米が消えました、去年産のものと今年の新米との端境期(はざかいき)が騒動に拍車をかけたようです。
さて、その農業法人が経営しているレストランで、季節のプレートなる定食を食べてきました。
地元産の野菜を使った15種類のおかずが少しずつ盛り合わせてあります。
珍しいのは『きゅうりのたいたん』
太めのきゅうりの輪切りがお出汁の効いた煮汁で煮てあり、田舎での子ども時代を思い出させるお味です。
う~じんは、きゅうりを煮るなんて想像できないと言ってましたが、ひとくち食べて美味しいと唸っておりました。
トマトのライスサラダや野菜たっぷりケークサレなど洋風なものもあり、素材もお味も飽きさせないプレートになっています。
野菜の持つ旨みを消さないようにでしょうか、どれも味付けは濃くないのが嬉しい。
「都会の友だちを連れてきてあげたい」
とう〜じんは言います。
確かに。
野菜たっぷりハンバーグや焼きサバなどのたんぱく質もありましたが、副菜としての野菜のメニュー展開の豊富さに嬉しくなりました。
※この記事によってお米を買う人が殺到するといけないので、お店の場所や名前は伏せました。
| 固定リンク
コメント
れいちさん
こちらのお米状況はまだ平常には戻ってません。
全く置いてないスーパーもまだまだあるし、聞いたことがないような品種の一種類だけが置いてたり、無洗米しか無かったり、という状況です。
「季節のプレート定食」、凄いです!
もう晩御飯は要らないレベルですね
「きゅうりの炊いたん」懐かしい!
我が家では片栗粉でトロミをつけてました。おろし生姜を上に乗せて。
お味噌汁やすまし汁の具になったりもしてました。
お爺ちゃんが畑から毎日キュウリを持ち帰り、大量消費の苦肉のメニューでしたが、私は好きでしたよ。
大人になってから何度か作ってみましたが、母の味にはほど遠く、田舎の懐かしい思い出の味です。
投稿: bonn | 2024年9月17日 (火) 22時19分
もうお米の刈り取りはとうに終わっているころなのに、まだ米不足が続いているのですか?
おかしい、絶対におかしい。
どこかで統制かけてるとしか思えませんね。
こっちへ買いにおいでよ、案内するから。
bonnちゃん、駅前商店街の子なのに、畑もやってたの?
お爺ちゃんて、あの庭に面した座敷にいた人だよね。
わたしは、きゅうりをナマとお漬物以外で食べるのは苦手でした。
しかも、煮物にするのは大概太くて種のあるきゅうりだったから、ほんと仕方なしに食べてる感じがして。
以前、湖北の醒ヶ井だったかなぁ、駅前に地元のおばさんたちがやってる野菜中心のバイキングレストランがあったでしょ?
どれも懐かしくて美味しくて感動したよね。
季節のプレートはそれらを彷彿とさせる内容です。
もちろんカフェ風におしゃれに仕上げていますが。
前回行ったときは、干瓢を剥くときに出るワタのタネを取った煮物が出て来て、大いに感動しました。
一度一緒に行こう、秋にはどんな野菜が出てくるのがとても楽しみです。
投稿: れいち | 2024年9月18日 (水) 14時13分