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2024年6月29日 (土)

明日は我が身

先日、わたしが休みの平日にB男くんも休みを取りました。
こうなるとわたしは朝昼晩の食事を考えなくてはならず、めんどくさいことよ。
だいたいが、昨夜の残り物で済ますとか、塩昆布でお茶漬けさらさら~とかができない人なんですよ、奥さん!

作戦、2人でお買い物に行く時間をお昼にかかるようにして、外で食べて帰るように仕向けよう。
そして、まんまと術中にハマったB男くんとスシローへ行くことになりました、しめしめ。

平日なので空いています。
奥の方に老人施設の方たちと見えるお年寄りの団体さんがいて、責任者の方がお世話をしています。
今日は外食の日なのか、みなさんにこやかにお寿司を楽しんでおられるようです。

わたしたちも席についてタッチパネルで注文。
最近のスシローは注文したものしか流れて来ません。

♪ちゃんちゃらちゃんちゃん~♪
『まもなくご注文の品が到着いたします』
パネルにはB男くんが注文したサーモンとブリが表示されています。

しかし、いつまで待っても来ない、わたしたちの席の橙色のトレイだけが空で回ってくる。
厨房の方で手違いでもあったのかと思っていました。
しかし、わたしは見たのです!
わたしたちの手前の席で、お年寄りのふるえる手がレーンに伸び、橙色のトレイに乗った汁物のお椀を奪い去るのを・・・
『まもなくご注文の・・・お熱いのでトレイごとお取りください』
熱いのなんて感じてなかったようです。

それはB男くんが注文した貝の味噌汁、橙色のトレイだけが流れてきて無情なアナウンスが流れました。

そうっと見れば、みなさん盛り合わせのような同じお寿司を食べておられます。
好きなように注文して自分でレーンから取って食べてみたかったんでしょうか。
もしくは以前のようにレーンに流れてくるものは好きに取っていいと思っておられたのかもしれない。

店員さんを呼んで事情を話したら、直接持ってきてくれました。
「明日は我が身やね」
誰はばかることのない天下御免の回転寿司屋で苦笑いした出来事でした。

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2024年6月26日 (水)

要再検査にビビる

虫歯を繰り返し治療してきたB男くんの奥歯がぐらついてきて、先日の夕方
「今から歯医者で診察をしてもらうことになった」
と連絡がありました。

少し前から一緒に食事をしていてもB男くんは食べ終わるのが遅く、それは食べすぎないようにわざとゆっくり食べているのかと思っていたら違ったようで、硬いものが食べにくい、熱いものが沁みる、冷たいものはもっと沁みる、となんやかんや細かいことを言いめんどくさいったら。

さて、仕事を終えたわたしが帰宅するとB男くんはすでに歯医者さんから帰っていて、ぐらついていた歯は抜歯されたそうで、口数少なくおとなしく
「晩ご飯はいらんわ・・・」
と言いました。
歯が痛いと言うこともあるのでしょうが、今回抜歯されたことで差し歯やブリッジ、総入れ歯へと連想し、一気に年寄りに近づいた気分になったようでショックを受けているのです。
逆境に弱い、顔に出るタイプ。

さて、ここからはわたしの話。
昨年末に職場で受けた腹部超音波の検診結果、複数の臓器に異常が見られ
『半年以内に再検査を受けるように』
とのコメントがありました。
コメントのアタマには
『念のため』
とも書かれています。
「こりゃ急ぐことはないな、そのうちかかりつけ医に相談しよう」
と思いつつ半年過ぎてしまいました。

先日夜中に目が覚めて
「いつ行こう、しばらく休みがないぞ、でも悪い病気があったらえらいこっちゃしなぁ」
とあれこれ考えると目が冴えて、悪い病気があったら?から悪い病気かもしれない、そうだったらどうしようと妄想は悪い方悪い方へ向かいます。
わたしのかかりつけ医はすぐに総合病院を紹介するので有名、そうなると余計に面倒なことになる・・・

こうしてわたしはしばらく元気がなく食欲も少し落ちて、なんだか本当に具合が悪いような気がしてきて、B男くんのことを笑っていられなくなりました。

次の休み、意を決して検診結果を持ってかかりつけ医へ向かいました。
やはり
「大きな病院でMRI検査を受けた方が安心ですね」
とか言われたけど、
「そこを何とか、こちらで何とか」
と食い下がると、医院でできる限りの検査をしてくれました。

結果
「かなり厳しいめに検査しました」
「はい」(どきどき・・・)
「厳しい目に見ても、問題ありませんね」

数値は正常範囲内、周辺の臓器も異常なしでした。

夫婦とも、健康のありがたみをしみじみ実感、わたしはもっと早くに再検査を受けたらよかったと思った出来事でした。

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2024年6月23日 (日)

お財布が要らなくなる?

もうすぐ紙幣のデザインが変更されて、これまで親しんできた福沢諭吉や樋口一葉、野口英世のお札は徐々に世の中からフェードアウトしていくようです。
1万円札のことを『諭吉』などと呼び捨てにしてきて申し訳ないことでした。
今後、1万円札は渋沢栄一になるのですが、1万円札を『栄一』と呼ぶにはにまだ少し時間がかかりそうです。

新札発行の目的は偽造防止が主ですが、箪笥貯金のあぶり出しやキャッシュレス化を狙った施策でもあるようです。
そう言えば先日友人と、今お財布の中にお金がどれくらい入っているか、と言う話になり、わたしは全く見当がつきませんでした。
お財布を落としたり盗まれたりして交番へ届けるとき、在中現金を聞かれても答えられへん、これはまずい。

ふだん、PayPayやらIDやらICOCAやらで支払っていて、いったいどれだけ使ったのかわからなくなることがあります。
これがお財布から現金を取り出して支払うとなると、
「ああ、今日はずいぶん使ってしまったなぁ、お財布空っぽやわ、もう何にも買わんとこ、とほほ」
となるのですが。

つまり、スマホさえ忘れなければ、お財布を持たなくても大丈夫、足りなくなればその場で預金口座からチャージして支払える。
財布の紐を絞めるとか緩むなんて言葉は死語になるのでしょうか。

先日コンビニで買い物をして、店員さんがバーコードをピッ、ピッと終えるタイミングで
「PayPayで」
と言ったら
「画面から支払い方法を選択してください」と言われ、
・・・え~っと、現金でもないしクレジットカードでもないし、これかな・・・
と“その他”を選んだら開いた画面にPayPayがない。
「PayPayは、どれを選ぶんですか」
「バーコードです」
めんどくさそうにブスッと言われました。

なにも親切に言うてくれとは思ってないけど、一応こちらはお客なんだから、もうちょっとらしい言い方があるでしょうに。
わたしはその気持ちを最大限顔色に反映させるという大人げない態度で、黙って商品を受け取り店をあとにしました。

だいたいPayPayでも・・・
このコンビニのように、支払方法を自分で選択するところ、スマホのバーコードを見せるだけのところ、金額を自分でスマホの画面に入力するところ・・・と何種類かあって慣れていないと並んでいる後ろの人の視線が気になることがしょっちゅうです。

何とも便利というのか、しかし金銭感覚の鈍る世の中、そして年寄りは生きにくい世の中になったものよ。

 

 

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2024年6月17日 (月)

お宮参り

梅雨入りは今日か明日かとのニュースが流れる先週末、ほどよい気候の中、はる男くんとあねこの次男坊Nちゃんのお宮参りに行って来ました。

朝から蝶ネクタイの付いたシャツを着せてもらってご機嫌のAちゃんは、自分が主役の行事だと思っていたようで大はしゃぎでしたが、神社に着いてNちゃんがかぶせの着物を着せてもらい、渡り廊下をしずしずと進んで本殿に入るころには『かしこうせなあかん』との空気を読んだのか、祈祷の間じゅうおとなしくしていました。
しかし、主役のNちゃんは大泣き、最初から最後まで泣いていました。
そのせいか、全体的に早めに進んだように思います、ありがたし。

記念撮影のころにはすっかり本来の元気を取り戻したAちゃん、ちょかっていました。
このあと、あねこの家でお祝いのお膳をいただきましたが、みんなで寄ってたかってAちゃんをかまうものだから、調子に乗ってやりたい放題してました。

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今回、ふたり目の孫の誕生祝をどうするか、ひとり目と性別も季節も同じなので品物はいらないだろうし、お金でお祝いすることにしましたが、その金額です。
B男くんは長男より少し少なめにするべきと主張。
「長男と次男では生涯背負うものの大きさが違う」
なるほど・・・
「家康でも長男と次男には差をつけたやろ?」
え?
いつの時代の話?

とりあえずAちゃんのときより少なめに用意しました。
しかし、Aちゃんのときにいただいた親戚からのお祝い、Nちゃんにはほぼない。
出発点からこんなに差があるのは不憫・・・
友だちに相談すると
「ひとりめとか外孫とか関係なく、手放しでお祝いしたら?」
と言ってくれて、決めました。
Aちゃんと同じだけお祝いしました。

すっきりしました。
そうだ、自分の気持ちでしたらいいことなんだ。

そしてAちゃんにも大好きなトミカをひとつ、ばあば手作りの巾着袋に入れて「お兄ちゃんになっておめでとう」と渡しました。
大喜びしていました。

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2024年6月12日 (水)

キターッ!!『スカイキャッスル』

この春始まったドラマは1話目で観ないと即断したものが多く、長く観たものでも3話目くらいでリタイアしたものばかりで、結局続いているのは大河ドラマくらいです。

「あ~あ、ハマれるドラマが観たいなぁ、韓ドラのようにパンチの効いたヤツ・・・」
と思っていたところに飛び込んできたニュース!
「韓国ドラマ『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』の日本版リメイク『スカイキャッスル』が7月よりテレビ朝日で放送スタート」
ですってよ、奥さん!

こちら韓国オリジナルキャスト
きれいなおみ足のふたり、主役のヨム・ジョンアとユン・セアは山の中での自炊生活バラエティ『三食ごはん』ではドラマと違う素顔を見せてくれてとてもおもしろかったわ。

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こちらは日本版リメイクのキャスト

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富、名誉、権力を手にする者だけが暮らせる高級住宅街を舞台にしたセレブ妻たちの壮絶マウントバトル・・・ですって。

整形外科医の夫と娘たちと暮らす主役の奥さまは、松下奈緒。
受験コーディネーター役は、ひとり衣装の色が違う小雪。
年にふたりしか生徒を受け持たないというコーディネーターとの契約をこっそり狙うおとなしそうな奥様は、比嘉愛未。
そして場違いなところへ引っ越してきた場違いな奥様、子どもはのびのびと育てたいというのは木村文乃。

『SKYキャッスル』のSKYとは、韓国最難関の3つの大学、Sはソウル大、Kは高麗大、Yは延世大の頭文字で、実際に壮絶な受験戦争が繰り広げられているのだそうです。

さぁ、楽しみができました。
松下奈緒さん、バッチバチに演じちゃってよ。
初回放送が待ち遠しいです。
*画像はそれぞれの番組HPからお借りしました。

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2024年6月 5日 (水)

身びいき

「あうくん、なうくん」とは、書いている自分でもややこしいので、やはり長男はAくん、次男はNくんにします。
色々ややこしいこと言ってすみません。

Nくんは鼻筋が通っていておちょぼ口ですが、目が細くて全体的に薄い、塩顔です。
おまけにいつも眉間にシワを寄せてお口をぎゅっと閉じて難しい顔をしていました(我が家にいる間は)。

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「寝てる?起きてる?」
「何かに似ている、仏像?」
「人の顔って目で決まるもんなんやなぁ」
「誰に似たんやろ」
「うちの系統ではないよなぁ」

はる男くんのご家族が聞いたら気を悪くされるであろうことを我が家では好き勝手に言ってました。
Nくんは生まれて3週間が過ぎ、今のところAくんのRSウイルス感染症がうつった気配はなくて、順調に体重が増え、丸々とした顔になって来ました。

そして、目が少しずつ大きくなってきたのです。
あねこが写真共有アプリ『みてね』に載せる写真を見ると、日に日に目が大きくなり、はっきりとした顔になってきました。

Photo_20240529103502
さぁ、こうなると
「かわいくなってきた」
「こちらに似てきたわ」
と手のひらを返したように言いたい放題です。

きょうプールで友だちに出会ってこのことを話したら
「それでええねん、あちらも同じこと言うてはるに決まってるねんから」
と言われました。
あっはっは、なるほどそんな気がしてきました。

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2024年6月 1日 (土)

アジのマリネ

スーパーマーケットの食料品売り場で、その日お買い得の食材を使って簡単な調理をする試食販売を見かけます。
わたしがよく利用する西友では滅多になくて、あってもお子様向けのヨーグルトくらいです。

今日、用事があって平和堂へ行きました。
西川貴教サンが歌う♪かけっこのびっこ元気っ子♪の曲が流れる県下最大の勢力を誇るスーパーです。
ここには試食販売のコーナーが常設されていて、ちょっとしたカウンターの中で店員さんが調理する様子をマイクで流しながら宣伝しています。
滅多に行かない平和堂(駐車場と売り場が広くて時間がかかる)ですが、珍しくて足を止めて見入ってしまいました。

コロナ禍で、いやいやその前からわたしは店内で試食をする販売方法には清潔さが感じられなくて敬遠していました。
でも、散々見ておいて、どうぞと差し出されたものを断るのも失礼だと思い試食するハメになりました。

アジのマリネ
切って混ぜるだけ、おいしい。
さっぱりとしていて、こんなくずついた日にはもってこいのさわやかさ。
この日使った材料と調味料がカウンターに並んでいて
「今日はアジが特売だからお安いですよ」
とまんまと乗せられ、お魚売り場でアジを野菜売り場でパプリカを買うことに。
もう一度調味料を確認しにカウンターへ行ったら
「お買い上げいただいたんですね、ありがとうございます、レシピはこちらです」とチラシをもらいました。

そうしてできたのがこちら

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調味料はりんご酢とオリーブオイルと塩とゆず胡椒、ゆず胡椒がアジの生臭みを消してピリッとしたアクセントになります。

また行こう。
また行って実演販売を見てこよう、とまんまと平和堂の術中にハマったのでした。

 

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