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2024年4月24日 (水)

『あきない世傳金と銀』

我が家では、日曜日の夜にNHKの大河ドラマを観るのを楽しみにしています。
地上波ではなく午後6時からBSで観ます。
このために5時過ぎから順番に(・・・って言ったってふたりだけど)お風呂に入り、夕食の下準備をして、笑点で一之輔と宮治が口論を始める大喜利の終盤にはテレビの前にスタンバイ、登場人物の名前が覚えにくいので、字幕を出して準備もOK。

あ、話がそれました。
このBSの大河ドラマの後に時代劇があります。
たいがい少し前のドラマ、雲霧仁左衛門だったり赤ひげだったり鳴門秘帖だったりの再放送ですが、あるとき再放送ではない、明るい画面のドラマが始まりました。
小芝風花ちゃん主演の『あきない世傳(せいでん)金と銀』です。
B男くんはお気に入りの女優さんにはちゃん付けです、小芝風花ちゃん、瀧本美織ちゃんなど・・・。

Img_5127NHKサイトからお借りしました。

またまた、話がそれました。
主人公の幸は学者の子として生まれたものの、家の没落により9歳で大阪の呉服商五鈴屋に女衆奉公に出ます。
女性に知識や教養は要らないと言われた時代に幸はその商才を見込まれ、ピンチの五鈴屋を救い、廃れる家系を守って、商人として成功していく痛快時代劇です。

幸はイケイケドンドンの娘ではなく、控えめで思慮深く、次々商売のアイデアを思いつく、さらに田舎の地味な小娘が、都会の水に洗われてだんだん美しくなっていく、やがて店主の・・・しかし店主は・・・次々と店主は・・・
ドラマはほんの初期の源流編を描いて昨年末に放送終了となりました。

あまりにもおもしろいので原作本を買いました。Img_5125
作者は『みをつくし料理帖』など書かれた高田郁さん、こちらも黒木華さん主演でドラマになりました、わたしは観ていませんが。
小説『あきない世傳金と銀』は全13巻、特別編が2巻。
ただいまわたしは7巻目、江戸店を出した幸が大阪と江戸の文化や生活習慣の違いを乗り越えて手腕を発揮するところです。

わたしが本を読むのはカサの低い文庫本だけ、しかも通勤の電車内だけでしたが、これは食事の間も夜布団に入ってからも読んでしまいます。
激動の運命に立ち向かう幸、がんばれ、その名のとおり幸せをつかみなはれや。

と、言うことで原作もドラマもおすすめです。

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2024年4月20日 (土)

48歳から20歳若返るメイク

Instagramを見ていると、年齢不詳の女性がすっぴんでダンスをしながら登場して、その後メイクをしていく様子の動画があり、メイク前とメイク後のあまりの変化の大きさに繰り返し見てしまうことがあります。

メイク前、こんな感じの女性です。

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いくつかパターンがありその都度髪型や衣装は変わりますが、最初に必ず顔全体にたっぷり泡をつけて洗顔します。
この間も踊っています。

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ファンデーションを塗り、白や黒で陰影をつけ、眉毛を描いた次・・・ここ!ここ!

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ここで別人と入れ替わっているのではないかと疑うほど目が大きくなっているのです。

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仕上がり、全くスッピンの面影はありません。
48歳とはとても思えません、お見事です。
ちょっと性別不明の絵になってしまってすみません。
実物はもっときれいです。

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InstagramやyoutubeやTiktokで『48歳のおばさん メイク』などで検索してみてください。

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2024年4月17日 (水)

たけのこ

たけのこの季節が近づくと実にそわそわします。
スーパーに出回る初物は赤子の握りこぶしくらいの大きさで1,000円超え。
ふ~んと通り過ぎ、以来スーパーへ行くたびにお値段をチェック。
だんだん大きくなってきて、お値段は下がってきます。
まだまだ・・・
ほどよい大きさで500~600円くらいになるとやっとお買い上げです。
これ以上大きくなると固くなり廃棄の部分が増えて、いくら安くてもおいしくない。

先日はイオン系スーパーで498円をふたつ買いました。
だいたいたけのこの売り場にはアク抜き用のヌカが置いてあるものですが、なかったので、そばにいた店員さんに聞いたら
「すみません、ないんです、こないだまでは入ってきてたんですけど、ちょうど今なくて、今度必ず入れときます」
このやりとりをそばで聞いていた女性、持ったたけのこを売り場へ戻しました。
最近ではコイン精米機にもお持ち帰り用のヌカは置いてません。
たけのこだけ売ってアク抜き用のヌカがないって、やっと見つけたトイレに入って用を足したはいいが紙がない、みたいなもんじゃん、え?ちょっと違う?

しかし、わたしは知っています。
漬け物用のヌカが売られていることを。
ふふふ、あったあった、ミョウバンや浅漬けの素と並んで、塩や昆布の入っていない米ぬかが198円。

こうして無事、大好きなたけのこご飯が食べられました。

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実家の母の里には竹林があり、叔父が毎年たくさんたけのこを届けてくれて、わたしもそのおこぼれに預かっていました。
ここ数年は、叔父が病気がちとなり、自分では掘れないので
「好きなだけ掘って持っていっていいぞ」
と言ってくれてました。
そんな叔父も昨年、天国へ旅立ってしまいました。

先日、叔父の竹林のそばを通ったらわっさわっさと竹が伸びていました。
今、日本では放置竹林が増えて、成長の早い竹が樹木を覆い尽くし、日光が当たらなくなることで樹木が枯れ、根っこが横に伸びる竹の力では山の斜面を支えきれずに土砂災害が起こりやすくなると言う問題があります。

いくらわたしがたけのこご飯を食べても、水煮は国産しか買わないようにしても、とても追いつかない問題です。

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2024年4月13日 (土)

魚のおろし方を注文する

普段あまり行かないスーパーマーケットで鮮魚市をやってるとB男くんが見つけてきました。

どれどれ、週末に2人で行ってみると、鮮魚のコーナーに人だかりができていて、発泡スチロールの箱に魚が丸ごと並べて売られていました。
ブリ、タイ、カツオ、スズキ、ヒラメ・・・
その日の水揚げによって並ぶ魚の種類も値段も変わるようです。

様子を見ていると、いかにも慣れた感じのおじさんが鰤(ブリ)を買って
「半身は刺身用に、あとは焼物用に、アラもつけてや」
と注文していました。
出来上がってきたものを見ると、半分は刺身用の柵に、あとの半分は皮をつけたままの切り身にしてありました。
へぇ、そんな買い方ができるんや、と知りました。

春は桜鯛、初夏の産卵に向けて栄養を蓄えていておいしいとされます。
この日は養殖の真鯛が1,380円、天然物は1,500円で並んでいました。
全部お刺身にすると7〜8人前くらいはありそうな大きさです。

調理の仕方の注文、ちょっと緊張します。
そう言うわたしにB男くんは
「豪気ななりして、何をビビってんねんやら・・・」
意訳すると
『ええトシして、おまけに大きな身体つきしてるくせにノミの心臓かよ』
くらいの意味。

ほっといて!

「半分はお刺身に、あとはしゃぶしゃぶにするから、え~っと」
「全部柵にしときましょな」
こちらの希望を理解してくれた店員さんに感謝。

養殖は柔らかめ、天然は荒波を泳いでいるから身が締まっていると言われます。
この日は養殖にしました、どちらがおいしいとかじゃなくて好みの問題です。
半分をお刺身と鯛めしです。

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翌日、残り半分は薄切りにしてしゃぶしゃぶ。

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これがまたおいしい。
こうして、すっかり鮮魚市のファンになったわたしたちは翌週も行きました。
色々ならんでいましたがやっぱり鯛が安くて食べ応えありそう。
この日は天然ものにしました。

「全部柵で、アラもつけてください」
ふふふ、2回目は慣れたものです。
隣で様子を見ていた若い夫婦に見せつけてやりました。

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この日の刺身はサラダ風にしましたが、なんといっても美味しかったのはアラ煮と鯛めしです。
鯛めしはあらかじめ鯛に塩をして焼いてから生姜と一緒に米の上に乗せて炊くとおいしいです。

孫のAちゃんは鯛めしが大好き、あねこは鯛を買ったら鯛めしの他に昆布じめにしたりするそうです。
あら、それはおいしそう、我が家でもやってみよう。
しかし、そろそろカツオもおいしそうなんですよねぇ・・・。

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2024年4月10日 (水)

かれこれ半年がかり 

とりかかりは去年の秋だったと思います。
実家の母の様子を見に行って、編み物が得意(だった)の母にモチーフのつなぎ方を聞こうとしたのが昨年の10月だったから、かれこれ半年かかりました。
目指すはカーディガンと言うわたしに
「ようそんな大層なもんに手をつけたなぁ、最後までできるか?」
と心配されました。

Img_37

しかし、途中でベストになるかもしれない、いや、座布団カバー、いやいや、鍋敷きになるかもしれない。
あれから、ヒマを見つけてはひとつ、またひとつ、少し丈が足りないからもう1段・・・

モチーフを編むのはそれほど手間ではありません。
1時間くらいでひとつ編めるから、キリのいいところで終われます。
しかし、その後のつなぐ作業と裏糸の始末、これがえも言われぬめんどくささ。
途中で毛糸がなくなり、お店で入荷未定と言われて放置したこともあり、そろそろ桜の便りが聞かれるころになってやっと完成しました。

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先日の休みの日、完成作を母に見せに行きました。
「え?まだやってたん?よう頑張ったなぁ、えらいえらい」
90歳過ぎの母に褒めてもらう60歳をはるかに過ぎた娘。
これを着るのは次の冬です。

ところで、このカーディガンを母に見せに行こうとした日、折りしも豪雨で、次の休みにすると言うわたしにB男くんは
「そういうときはえてして、あのとき行っといたらよかった、となるもんや、予定どおり今日行った方がええと思うでぇ」
と言いました。
そんなこと言われて、行かなかったら万が一のことがあるかもしれない。
しかし、最近のわたしは無理をしない、明日できることは明日に、と言うことを信条にしています。
迷った末に思い切って行きました。

あれから半月、今のところあのとき行っといてよかった、という事態にはならずに済んでいます。

 

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2024年4月 6日 (土)

断捨離のあと始末

帰省中のう~じんが2階の物置を片付けようと提案しました。

え・あ・・それは・・・

この家に住み始めて以来、使わなくなったもの、邪魔なもの、子どもたちの学校での作品やおもちゃなどなど、とにかく物置へ放り込んでドアを閉め、気持ちに蓋をしてきました。
そこへメスを入れようと言うのか。

「お父さんとお母さんが元気なうちにやるしかないっしょ」
う~じんのご意見はごもっとも、こうして我が家史上最大の断捨離が始まりました。

休みの日、ちゃっちゃと朝食を済ませ、気合を入れて3人で片付けを始めました。
全部出して、残すものと捨てるものに分ける。
ほとんどが捨てるもの。
そんな中で問題になったのがお雛様です。
人形、小物、7段あるスチール板など、大きな段ボール箱が3つあります。
捨てようと言う父娘に対して、残すと言うわたし。
供養をして処分してくれる近くのお寺を見つけたう~じん。
過去2年使わなかったものは捨てると言う断捨離の鉄則に沿ってみても、お雛さんには毎年お出ましいただいてます、お内裏さんとお雛さんだけだけど。
まだお嫁に行ってない娘がいるのに捨てられません。
結局、これに関しては引き続き協議となりました。

子どもたちの作品や賞状は写真に撮り、捨てる袋へ。

「これ、何に使うの?」
わたしのお嫁入りの日に使った朱色の蛇の目傘です、う~じんが無理して開いたからところどころ破れて、破れ傘刀舟のしとしとぴっちゃん状態です、あっはっは。

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「懐かしいな、これ」
あねこが大好きだったミッキーのジグソーパズル、段々とピース数が増えていきました。

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これはあねこの手作り作品、他にも卒業アルバムに載せるためのクラス全員の似顔絵も出てきました。
ちまちましたことが好きな子でした。
あねこは結婚するときに自分の部屋を片付けていきましたが、多分物置に突っこんで「全部片づけた」と言っていたものと思われます。

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う~じんの作品、わたしが手を貸したのかと疑いましたが、学校で書いたと言います、上手に書けてます。
今、わたしが筆を持ってもこれより下手くそだな、きっと。

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教科書、図鑑、剣道の防具類、スーツケース、テニスラケット、ゴルフセット、惜しみなく捨てると判断。
祭りの提灯、客用食器類、じっくり見てたら愛着が湧くものばかりですが、冠婚葬祭の様式ががらりと変わり出番のないものばかり。

夕方には燃えるゴミとプラごみの袋が56袋、業者に引き取ってもらわないといけないゴミが10数点できました。

Img_4931

分解して分別するのが大変でしたねぇ。
この作業に2~3日かかりました。
特におもちゃは木、プラ、金属の混合ででできているものが多く、面倒でした。
こうして燃えるゴミなどは、自治会のゴミ集積所に数回に分けて出し、粗大ゴミは処理券を買って業者と連絡を取り、引取りの日を決めて先月末、ようやく和室二間を占領していたゴミが処分できました。
長4畳くらいの物置によくもこれだけ詰め込んだものだとあきれ返りました。

と、まるでわたしが段取りしたように書いていますが、処分は全部B男くんがやってくれました。

before

Img_4205

after

Img_4208

おお、奥まで歩いて行ける。

ゴミの出し方が面倒で延ばし延ばしになっていた物置の断捨離、なんとかごみは全部処分できました。
結論、断捨離は後始末が大変だと言うことです。

 

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2024年4月 3日 (水)

いいまつがい

このシリーズも今回で5回目となりました。
前回から間隔が短いのは、B男くんの言いまちがう頻度が増したタマモノだと思われます。

😃ワークマンで売ってるワーキングシューズが人気らしい。

そりゃ、ワークマンやねんからワーキング用の靴を売ってても不思議やないですわなぁ。

😃つま先が上がってて、底がちょっと前に傾いてるんや、な?歩くのに最適やろ?

この前に、ウォークマンで売ってるウォーキングシューズとか言ってましたから言いたことは明らか、ワークマンで売ってるウォーキングシューズってことです。

ここからはNHK特集です。

😃ドキュメント27時間って面白いなあ。

27時間やったら1日と3時間で終わりますがな、これはドキュメント72時間、3日間取材しますんやでぇ。

😃今週のファミリーストーリーは石川佳純ちゃんや、録画しようっと。

ファミリーヒストリーとアナザーストーリーがごっちゃになってますね。

😃今日のカムカム泣けたわ・・・。

言い直し!
ギブギブ・・・
あかん、言い直し!
ブギブギ・・・

底なしですわ。

 

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