感動のラーメン
日本テレビ系の関西ローカル局は読売テレビです。
日曜午後の『そこまで言って委員会』は政治経済、世界の諸問題から巷のニュース、芸能界のあれこれなどあらゆるジャンルのテーマを政治家、評論家、タレントなどのパネリストが掘り下げる番組で、関西だけの放送、首都圏では放送されません。
特記すべきは、パネリストの偏見に満ちた発言や毒舌などで、ときにパネリスト同士の口論から退場となることもあります。
このパネリストの中に竹田恒泰氏がいます。
旧皇族の竹田家の出身で明治天皇の玄孫にあたり、元日本JOC会長の竹田恒和氏の息子さんです。
この方の発言が超建設的で鋭く、ときにゆるゆるでおもしろい。
以前、このスタジオ見学の抽選に当たって行ったときに竹田さんが出演しておられ、その物腰の柔らかさ、お辞儀など所作の美しさは特筆ものでした。
その番組の中でときどき出てくるラーメン店の経営云々、それは笑点の木久蔵ラーメンほどではないですが、ちらちらとサブリミナルのようにわたしの意識の中に刷り込まれました。
調べて見たら『利尻昆布ラーメンくろおび』というラーメン店を経営しておられることがわかり、同じくパネリストの須田慎一郎氏がやたらおいしいというので、気になっていました。
行きましたよ『くろおび虎ノ門本店』
行列覚悟のお店らしいので、お昼を少し外して行ったのですが、それでも15分くらい待ちました。
わかりやすいお店です。
須田さんのポスターがバーンと貼ってあります。
この店の特長は、スープには利尻昆布を中心に国産の材料を使っていること、化学調味料を使ってないことです。
う~じんはくろおびラーメンの塩、わたしは醤油にしました。
最初に澄んだスープをひとくち、う~ん、2人でうなりました。
アッと驚く為五郎の表情の人。
あっさりしているのにコクがあり、塩分もよい加減でとてもおいしい。
昆布に無添加のスープと言うと、何か物足りないように想像していましたが全然そんなことはなく、本当においしい。
わたしはあまり外でラーメンを食べないのですが、これは極上の味わいです。
トッピングのチャーシューはバラとロースの2種類でとろとろ、お箸でつまむととろんと落ちそう、さらにメンマは穂先の柔らかい部分がたっぷり、とろとろ玉子もエビワンタンも言うことなしです。
隣の席の外国人男性はラーメン+チャーシュー丼を食べていました。
確かにこのチャーシューはご飯と一緒に食べたい気がする、わかります。
お茶はうぶすな茶と言って、国産無農薬で栽培された植物24種がブレンドされています。
割り箸は国産杉を使ってます。
竹田さんらしい国産へのこだわりが随所に現れています。
とにかく、外食の麺類では塩分過多とならないようにスープを残すようにしているのですが、これはペロンと全部飲んでしまいました。
これだけ食べにまた東京へ行きたいと思う今日このごろです。
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