« 源氏物語の世界展 | トップページ | 国家安康の鐘 »

2024年2月14日 (水)

町中華に並ぶ

京都東山三条のマルシン飯店の天津飯は関西一おいしいとか日本一おいしいなどとテレビやSNSでよく取り上げられます。
そんなこと聞いたら行かずにおられない食いしん坊バンザイのわたし、友人Bちゃんと行ってきました。

お店は午前11時開店で翌朝6時までのロングラン営業、にもかかわらず何時に行っても行列とのこと、しかしメディアで取り上げられたらしばらくは行列かもしれないけど、ほとぼりが覚めたころならたいしたことないやろ、と平日の開店時刻の午前11時を少し回ったころに行ってみると・・・なんのことはない、こんな感じです。

Img_3977

開店と同時に第1回目のお客さんが入ったすぐあとのようで、我らは20数人目くらいでしょうか。
2回めのコールでは無理っぽいねぇ、などとときおり小雨がぱらつく中を並びました。
修学旅行のシーズンじゃなくてよかった。
最近の修学旅行生は、新京極で新選組のキーホルダーなどベタなものを買ってる子などいない。
タクシーでこういう穴場へ乗り付けたりするようです。

途中、若いお坊さんが走って来店、電話注文しておいたものを取りに来たようで、また走って帰って行かれました。
さて、1時間ちょっと並んでようやく店内に入れました。

Img_3894
予想どおり狭い、テーブルが10席もなかったと思います。
やはり天津飯を注文する人が多く、あとは餃子ですね。
普通のと熟成とがあり、ようわからんからオーソドックスな普通の餃子を頼みました。

「お待たせしました、はい普通の餃子、こちらさんは熟成餃子ですね」
お向かいさんは少しお高い熟成、普通の餃子の我らは苦笑いです。
しかしこれがめちゃくちゃおいしい。
わたしの作る野菜たっぷりの餃子によく似ています。
あ、言うときますけど、わたしは若いころ、中華料理店で働いていた方から教えてもらった餃子の作り方を頑なに守っており、自慢やないけど(いや、自慢ですけど)我が家の餃子はおいしいです。

さて、本命の天津飯です。

Img_3895
ところで、天津飯のあんは関東と関西では違うということをご存知でしょうか。
関東は甘酢、関西では醤油味なんですよ。
さらに関西ではあっさりした塩味というものもあるそうです。
餃子の王将でも、関東では甘酢あん、関西では醤油あんを提供しています。
マルシンさんでは関西王道の醤油あんです。

待望のひとくち目、からすぎず甘すぎず、さらに脂っこくなくおいしい。
さすが日本一、行列覚悟と言わしめるだけあります。
しかし、ご飯の盛りが多くて途中でうっぷ~となりました。
そこで登場の卓上酢、これで味変してなんとか最後まで食べましたが、最後の方はもうおいしいんだかそうでないんだか、ようわからんというのが正直な感想でした。

食後、近くの青蓮院という門跡寺院へ行った帰りの午後2時半ごろ、まだ行列は続いていたのでした。

Img_3904

|

« 源氏物語の世界展 | トップページ | 国家安康の鐘 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 源氏物語の世界展 | トップページ | 国家安康の鐘 »