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2024年1月14日 (日)

涙の味、おせんべい

新年あけて初出勤の朝、デスクにはお菓子の小袋がたくさん置かれていました。

年末年始の休みに実家へ帰った人、旅行を楽しんだ人、子どもの受験合格祈願に太宰府天満宮へお参りした人もいて、全国各地のお土産が並んでいました。
隣の席の人と
「これはどこのお土産かなぁ」
「これ、おいしいやつや」
などと休暇中の出来事などを話しながらひとつひとつ見ていく中にこんなものがありました。

Img_3488

金沢に実家のある女子が帰省して買って来てくれたものです。
彼女の実家は市内のマンションでご両親は無事、神棚だけが落ちてきたそうですが、能登半島の先端あたりにあるおばあさんの家は全壊したそうです。
高齢のおばあさんは介護施設で暮らしておられて今回の難を逃れたと言っておられました。

お土産は着いてすぐに買ったから無事に持って帰れたそうです。
ありがたくしみじみといただきました。

海老の風味たっぷりのおせんべい、まぶされた塩は海の香りがして、なんとも切なく胸がつまるようでした。
「涙のお味ですね」
同じく能登半島にルーツを持つ同僚がつぶやきました。

一日も早く、安心して暮らせる日が来ますようにと、ありきたりなことしか言えませんが、心からお祈りしています。

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