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2024年1月27日 (土)

じわじわと・・・

昨年末の紅白歌合戦では、前半に登場した歌手、特にグループとその曲がほぼほぼ知らないものばかりで、一緒に観ていたう~じんに解説してもらいながら、しかしそのう~じんも知らないグループがあったりして、それもそのはず、まだ日本でデビューしていない韓国のグループも出ていたそうで、そりゃわからんはずやわ。
とにかく韓国系のグループが7組出演していたそうです。
おばちゃんはさっぱりついていけず、どれを見ても同じに見える、曲が印象に残らない、なんてこった!な紅白でした。

さて、それは置いといて・・・
最近とあるスーパーの韓国食材コーナーがだんだん広くなってきました。
チーズタッカルビの素は韓国食材コーナーにありましたが、ヤンニョムチキンの素は海老チリやブリ大根などの簡単調理食材コーナーに中華や和食と並んで陳列され、すでに認知度は広く浸透したとお墨付きをもらったように見えます。
以前ポップアップで売られていた冷凍のキンパがその後常設で売られるようにもなっていました。

さてさて、先日から始まったドラマ『Eye Love You』を見ました。
主演は二階堂ふみで、お相手は韓国俳優のチェ・ジョンヒョプです。
え~っとこの俳優さん知りませんでした、すみません。
相手の目を見ると相手の心の声が聞こえるテレパスの能力を持つ女性社長とピュアな韓国人留学生との恋模様が描かれます。

Aira

古くは『friends』で深田恭子とウォンビン、『輪舞曲』で竹野内豊とチェ・ジウ、他のもあるのかもしれませんがわたしが観ていたのはこの2作品です。
『friends』は22年前、『輪舞曲』は17年前の放送でした。
韓国トップ俳優のイ・ビョンホンが日韓国交正常化40周年記念のゲストとして紅白歌合戦に出場しメッセージを残したのもこのころのことでした。

その後、政治的な軋轢により日韓関係は冷え込み、日韓共同企画のようなドラマは影を潜めましたが、わたしたち韓流ファンはひっそりとしかし着実に韓ドラを観まくり、かの国の文化や流行を感じ取ってきました。

そして今、日本のトップ女優が主演するドラマに韓国の若手新進俳優が起用されたのです。
このドラマが成功するか否かは今後の日韓のエンタメに大きな指針となるのではないでしょうか。
ドラマはまだ1話目しか観ていないので、この先どう言う展開になるのかわかりませんが、設定や演出にやや韓国っぽさを感じる場面があります。
そして、まあ、なんと!おいしそうな韓国料理が次々に出てくるじゃありませんか。

じわじわと来たような気がします。
20数年前にわたしが韓流ドラマに出会ってほのぼのしたり刺激を受けたりしたように、日本の伝統や文化、日本人の心情、色んな『日本の今』を韓国の人にもぜひ知ってほしい。

日本のドラマは韓国でも観られるそうですが、日韓の俳優が共演して、留学生が日本の生活に溶け込んでいるという設定のこのドラマを韓国の人にもぜひ観てほしいと思います。

*画像は番組公式HPからお借りしました。

 

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2024年1月24日 (水)

雪予報の日の過ごし方

今日はこの冬最大級の寒波がやって来て、滋賀でも北部は大雪のため電車の運転を取りやめ、道路も通行止めにするとの情報が昨日から出ていました。

わたしは今日はもともと仕事が休みで、友人と遊びに行く予定でしたが、次々発表される雪の情報にお出かけはやめにして、家でおとなしくしていることにしました。
B男くんは大雪に警戒して事務所に泊まることも覚悟で毛布を持って出勤しました。

テレビでは湖北の積雪の様子が映し出され、短時間で数十センチ積もったなどと言われていますが、わたしの住む湖南地方では雪の気配なし、あれ?お日様が出てきてたぞ。

午後から明日にかけて湖南でも大雪が降ることが予想されるということなので、見守りましょう。
今のうちに雪かきスコップなどを物置から出して玄関先に配置しておきました。

朝からこたつと灯油ストーブの部屋で大根を煮たり、欲張ってポテサラ用の玉子も・・・

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お出かけ予定だった友人とゆっくり電話で喋りながらモチーフ網の裏糸の始末をしていたらあっという間にお昼。

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子どものころこんな日は、母がストーブに粕汁を仕掛けたり、余った酒かすやお餅を焼いたりしたものでした。
もっと昔にはストーブじゃなくて火鉢でしたっけ。

このストーブの部屋で過ごす寒い日には、そんなことをあれこれ思い出したり、昔テレビで流れていた 日本海味噌のCM を思い出したり、あれから何年くらいたつのだろうと遠い目になるのでした。

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2024年1月20日 (土)

フワモコの沼

以前、ホカロンの靴下の記事を書きました。
先日、娘たちが帰省したときに
「なにこれ~?こんなに大きくホカロンって書かんでもええやん、あっはっは~」
と小ばかにしたように笑いました。

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しかし、一度履いてみそとすすめたところ
「あったか~い、すごい」
とすっかりお気に入り、家が床暖房のあねこは置いて帰りましたが、う~じんは同じものを買って帰りました。

さて、一昨年、ユニクロで買ったフワモコのジャケット、商品名は『ファーリーフリース』と言うらしいのですが、これが暖かい。
お風呂上りにこれを着ていると寝るまで暖かい。
まるで毛を刈る前のひつじの懐にもぐりこんだよう。
セールで1,900円くらいでした。

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先日う~じんも買って感動していました。
「暖房いらない、首周りまで暖かい」
ふふふ、あなたもフワモコのとりこね。

そしてわたし。
年末にこんなものを見つけました。
表生地がナイロンで裏がフワモコ、少々の水ははじく、裏が暖かい、腰回りまでぬっくぬく。
急いでいるときに濡れた手をササッと拭けないのが少々難点。
これまた歳末セールで1,500円。

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さらに先日、ワンピースを見つけました。
腰回りから膝上まで暖かい。
これまたまた冬物セールで1,050円というお買い得品。

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ということでこの冬は『暖房節約、おうちエコ』などのキャッチコピーにまんまとハマり、フワモコ沼にどっぷり、抜け出せない。

どれも心配していた静電気はそれほど発生しません。

あ、そうそう、枕パッドもフワモコで~す。
『頭寒足熱』ってどうなのよ、アタマも温めた方がぬくぬくで気持ちよく眠れます。

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2024年1月17日 (水)

いちご狩り

小正月、娘たちが帰省しました。

年末年始にう~じんは帰省しましたが、あねこ家族は自宅で過ごしていましたので、Aちゃんに会いたいう~じんはまたもや帰って来て、にぎやかな3日間でした。

昨年のいちご狩り が大好評だったので、今年は早くから予約しました。
昨年の3月、まだ歩けないAちゃんはベビーカーに乗ったままいちごをもぎり口に運んでいましたが、今年のAちゃんは違います。
ハウスの中に入ったら大好きないちごが鈴なり状態、Aちゃんの目の高さより少し上で手を伸ばせば届きます。
ヘタも上手にとって頬張りました。
必死です。
大きいままお口に入れてにっちさっちの顔、爆笑。

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品種は柔らかくて甘いあきひめ、今年は寒くなってからも日照りの日が続いて大きさ甘さともに申し分なく、しかも冬場のこの時期が一番濃厚な甘さだそうです。
料金も一番お高くて、大人1名2,300円、B男くん、ありがとう。
「何個食べたら元とれるか?」
などとせこいことを話し合う小市民家族。

この大きさ。

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Aちゃんはハウスの中を縦横無尽に歩き回り、時々踊り、吠えて食べて絶好調でした。

以前よりもじいじになついて嬉しそうなB男くん、うふふ。
スポンサーとしても大枚はたいた甲斐があるというものですね。

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ちょっと昔、演歌歌手が「なんでこんなにかわいいのかよ、孫という名の宝もの・・・」と歌っていましたが、ほんと、今となってはその歌詞のとおりの心境です。

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2024年1月14日 (日)

涙の味、おせんべい

新年あけて初出勤の朝、デスクにはお菓子の小袋がたくさん置かれていました。

年末年始の休みに実家へ帰った人、旅行を楽しんだ人、子どもの受験合格祈願に太宰府天満宮へお参りした人もいて、全国各地のお土産が並んでいました。
隣の席の人と
「これはどこのお土産かなぁ」
「これ、おいしいやつや」
などと休暇中の出来事などを話しながらひとつひとつ見ていく中にこんなものがありました。

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金沢に実家のある女子が帰省して買って来てくれたものです。
彼女の実家は市内のマンションでご両親は無事、神棚だけが落ちてきたそうですが、能登半島の先端あたりにあるおばあさんの家は全壊したそうです。
高齢のおばあさんは介護施設で暮らしておられて今回の難を逃れたと言っておられました。

お土産は着いてすぐに買ったから無事に持って帰れたそうです。
ありがたくしみじみといただきました。

海老の風味たっぷりのおせんべい、まぶされた塩は海の香りがして、なんとも切なく胸がつまるようでした。
「涙のお味ですね」
同じく能登半島にルーツを持つ同僚がつぶやきました。

一日も早く、安心して暮らせる日が来ますようにと、ありきたりなことしか言えませんが、心からお祈りしています。

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2024年1月10日 (水)

安土城

織田信長が天下統一を目指す1579年に安土山に完成させた安土城、天守といえば質実剛健なものだった時代に信長の建てた天守閣は荘厳華麗なもので、人々の度肝を抜いたとされています。
これ以降、趣向を凝らした美しい天守閣を備える城が中心になっていきます。
滋賀県近江八幡市安土町は、岐阜城よりも都に近い利便性があり、北陸・東海の要所でした。

しかし築城からわずか3年後の1582年6月2日、明智光秀による謀反により信長は京の本能寺において自刃、6月15日には天守などを焼失して落城しました。
それは織田信雄の放火によるもの、明智軍が火を放ち退去した、などの説がありますがどちらにしろ日本初の美しい天守閣をいただく城は一夜にして灰となりました。

B男くんの提案により、山へ登る前に麓の信長の館を見学することにしました。
こちらには原寸大に再建された天守閣が展示されています。

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この建物はセミナリヨという文芸ホールで、イタリア人宣教師によって創建された日本初の神学校の名前にちなんでいます。
矢印のところにちらっと屋根が見えているのが『安土城天守信長の館』です。

このエリアには、他にも県立安土城考古博物館とかあづちマリエートという凝った建物があり、どこへ行けばいいのかよくわからない。

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さて、信長の館に入ると・・・
惜しい、天守閣が原寸大であるならもう少し大きな施設にして、遠くから全体を眺められるようにしてほしいもの。
これじゃ、どこから写真をとっても全体が入らない。
展示物とお土産の区別がつきにくい。
階段を上って最上階の室内も拝見できるけど、その階段は狭くてやや不安定。

写真撮影は自由にできましたが、SNSに載せてはいけないとのことだったので、滋賀県の公式観光サイトからお借りします。

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展示物やVTRなどを観て予備知識はOK、前記事で雨が降って来たと書きましたが、とりあえず安土城址駐車場へ向かいました。
通り雨だったようで雨はやんでいましたが、念のため杖代わりの傘を持っていざ、登るぞ。

いきなりの石段、この石段は段差が大きくて石も不ぞろい、その段差は30cmくらいから高い所では50cmくらいあります。
史跡であるため手すりなどの安全策は施されていません。
しかも雨で濡れた石はすべる。
ここには過去何回か来ていますが、こんなにしんどかったかなぁ。

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両側に『豊臣秀吉屋敷跡』『前田利家屋敷跡』などを眺めながら、言うことを聞かない足をなだめすかして登ります。
ところどころに仏像の彫られた石が階段の一部として使われており、おっと危ない、うっかり踏みつけてしまうところでした。

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う~じんはいつものようにすいすいと先を行きますが、老夫婦にとってはハワイのダイヤモンドヘッドに迫るくらいのしんどさです。

ひぃひぃはぁはぁ・・・
ありゃ、途中であきらめたのか引き返す人がいます。

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この黒金門の石垣は当時のまま、しっかりした造りです。
ここをくぐったら天守跡か、残念本丸跡でした。
広いです。
本丸跡を曲がるとやっと天守跡に到着。
規則正しく並んだ礎石のある部分は地下です。
この上に先ほど『信長の館』で観た天守閣が築かれていたのですね。

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琵琶湖が見えます。
お城が現役だったころの安土山は琵琶湖に突き出した半島で3方が琵琶湖、故にこの地が選ばれたそうで、そこから船で大津へそして京へ、船で早く安全に行けました。

う~じんは
「いいところだなぁ滋賀県、誇りに思うわ」
と大満足でした。

麓のお土産物屋さんでコーヒーを頼んで
「値打ちがありましたわ」
とお店の人に言うと
「当時のままの風情が人気なんですよ」
と言われました。

安土城址は今も発掘調査が進んでいて、全容が明らかになるのはいつのことになるのでしょうね、楽しみです。

 

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2024年1月 7日 (日)

ディスカバー地元

年末年始、かなり長い休暇を取って帰省中のうーじんが、近江商人屋敷へ行きたいと言いました。
それならばとB男くんが、資料館を見学してから行こうと提案しました。
もとより商売、金儲けに多大な興味のあるふたりに付いてわたしも行きました。

滋賀県にルーツを持つ商人は、高島屋などの高島商人、布団の西川などの八幡商人、武田薬品などの日野商人、そして伊藤忠、丸紅などの小幡商人、これらを総称して近江商人と呼ばれています。

まず、東近江市五個荘町にある近江商人博物館へ行きました。

さっそく帳場に座る娘・・・

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行商のスタイル体験をする母・・・

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この有名な写真は伊藤忠商事の創始者さんの姿だそうです。

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この地に伝わる『三方よし』とは『売り手よし、買い手よし、世間よし』つまり、売って儲けて喜ぶ、いいものを買って喜ぶ、それが地域の発展につながるという近江商人の大原則、自分の儲けだけ追及していたら、その商売は遠からず不振を招く、との教えです。

さて、このあとは五個荘町金堂という商人屋敷の並ぶ地区をぶらぶら散策する予定でしたが、その近くの建物のこの門構え、何かの博物館かと思ったら、なんと公立小学校の校門ですって。

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大城神社は映画やドラマの撮影でよく使われるところで、朝ドラカムカムエブリバディでは戦死した稔さんの名前を呼んで安子が泣き崩れる場面、ブギウギでは奥さんの病気快癒を願って旦那の柳葉敏郎さんが号泣する場面などで登場しました。
住宅街の中なのに静かで現代的なものが何もない、撮影にうってつけの神社でした。

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地区の中に流れる小川には鯉が泳いでいます。
どこまでが1軒の敷地なのかわからない屋敷が軒を連ねています。
回覧板を隣に回すのもよっこらしょっと腰をあげないといけない、行って帰って5分はかかるようなところです。

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商人屋敷として見学できるところは3ヶ所あり、そのうちの外村繁邸を見学しました。
明治時代に日本橋と高田馬場で呉服問屋を経営していた商人でしたが、跡継ぎの繁さんは文学に傾倒し、商売を弟に譲り作家となったという家です。

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居室、台所、蔵の中まで見せていただいて堪能しました。
蔵の中は外村繁の文学館となっています。
近江商人は立派な家に住んでいますが、その暮らしぶりは質素そのもの、日ごろの食事の様子を見ても贅沢のそぶりはみじんもありませんでした。

このあとは、安土城趾へ行く予定でしたが、パラパラと雨が降ってきました、さてどうしよう。

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2024年1月 2日 (火)

ごあいさつ

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穏やかな陽射しの中で新しい年を迎えました。
今年もよろしくお願いいたします。

『お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる』
多賀大社の祭神である伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の御子が伊勢神宮の祭神である天照大神(あまてらすおおみかみ)であると言われています。
地元では『お多賀さん』と慕われ、絶大な人気を集める彦根市の多賀大社へ初詣に出かけました。

はるか手前から道路は渋滞、駐車場から参道、境内、ものすごい人です。

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正面の鳥居前には名物『糸切り餅』があり、う~じんはこれが目当てでした。
糸切り餅を売るお店は何軒かあるようですが、どこも行列なので茶店には入らずに、3個だけ買って歩きながらいただきました。

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こしあんを包むお餅はちょっと塩味が忍ばせてあって、甘さとしょっぱさがほどよくマッチング、つるんと食べられるお餅です。

早々にお参りを済ませ、彦根城へ向かいました。
お天気がいいので天守閣へ上がったら気持ちいいだろうと、いそいそと出かけたら・・・

これまた行列、入場制限をしているようです。

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コロナは明けたと実感する風景です。
どの顔にも屈託のない笑顔があり、子どもたちの声があちこちから聞こえます。

しかしこのあと、駐車場に着いたとたん、あたりにいた人のスマホが一斉に叫ぶような警告音を放ち、能登半島を中心に震度7の大地震が起こったことを知りました。
彦根では震度4、駐車場にとめてあった車が前後にゆっさゆっさと揺れました。

穏やかな新年だと思っていたら、とんでもない大災害です。
停電の中、暗闇で暖房もない夜を過ごしておられる方々に、心からお見舞い申し上げます。

ところで、滋賀県民の人気者『飛び出し坊や』、基本はこんな子です。

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この日、あちこちで進化系の坊やをたくさん見かけました。
左から明智光秀、井伊直孝、そしてレストラン千成亭の看板娘さん?それぞれ趣向を凝らしてオリジナルを作成していますね。

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う~じんは前回の帰省のとき、飛び出し坊やのクッキーを職場のお土産にしたらとても喜ばれ話題になったということで、今回も新たな坊やのお土産を探していました。

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