« 甘々の父 | トップページ | ホカロン »

2023年12月16日 (土)

「・・・してあげる」

世の中のおかしな言葉遣いに対するおばさんの怒りポイントはまだまだあります。

「・・・してあげる」
これは「お花に水をあげる」とか「犬にエサをあげる」とかのハナシではありません。
もちろんこれらも正しくは
「お花に水をやる」
「犬にエサをやる」
ですが、これらはもう一般化しつつあるらしくて目下のものに対しても「・・・してあげる」は世間一般では違和感がなくなってきているようです。

わたしが引っ掛かっているのはそんなハナシではなくて・・・

テレビで料理番組を観ていたとき
「ここでちょっとひと手間ですが、面取りをしてあげると荷崩れしにくくなり・・・」
え?
面取りしてあげるってだれのこと?誰に対してそんな丁寧なことを言ってるの?
さらに
「アクは丁寧にすくってあげると、仕上がりが全然違います」
また出た!
どうやら、お鍋の中の煮物に対して面取りやアクすくいを「してあげる」とおっしゃっているようです。

SNSで、美容師がダサいお客さんの髪を切って劇的に素敵な仕上がりにするという動画を見ていたら
「この部分にちょっとレイヤーを入れてあげると、重たい印象が・・・」
え?
これってお客さんに対しての「・・・してあげる」じゃないよね。
「仕上げに軽くワックスで立たせてあげると・・・」
なんだかもう髪の毛に人格があるみたいな言い方に気持ち悪くなってくる。
「・・・してあげる」
が丁寧で美しい言葉遣いだと思ってらっしゃるのね。

料理人にとっての料理、美容師にとっての髪が大事なものであるのはわかります。
でも・・・

ああぁ、こんなことにいちいち目くじら立てているわたしの方がおかしいのですね、わたしだっておかしな日本語で記事を書いているかもしれないのに・・・すみません。

|

« 甘々の父 | トップページ | ホカロン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 甘々の父 | トップページ | ホカロン »