この秋のドラマ
この秋に始まったドラマは、料理を扱った漫画が原作のものが多いように思います。
『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』
最近の月9ドラマはすっかり若い子向けだしなぁ、観ようかなぁどうしようかなぁ・・・と思案するうちに第1回が終わり、あきらめがつきました。(むしろ、あきらめる気まんまんではないか)
『フェルマーの料理』
1回目、劇的な始まり方で現実離れしていて2回目は観ませんでした。
『あたりのキッチン』
主人公の女子の話し方がおどおどしていて辛気臭い、彼女のコミュニケーション能力のなさがドラマのポイントでもあるだけに、ずっとこの話し方に付き合うのかと思うと2回目を観る気が失せました。
そんな中、待ちに待った『きのう何食べた?』のシーズン2が始まりました。
ゲイカップルの日常、それは主に食生活を中心に進むのだけれど、そのほかにも職場や実家で抱える問題に向き合う姿も描かれていてとってもおもしろい。
弁護士の史朗さんが作る料理はまるで料理動画のように親切丁寧で、一時停止してメモるくらい、しかも食費がふたりで月3万円(こないだまでは2万5千円だった)という制約の中で、スーパーで特売品を探す史朗さんを応援しています。
キャストは西島秀俊💓内野聖陽
という何とも豪華な配役であることよ。
料理を通じて控えめに表現される優しさ、相手を思いやる気持ちに毎回見終わった後はほんわかします。
『天狗の台所』
NY育ちの天狗の末裔オンは、天狗の家系は14歳になれば1年間世俗と離れた山里で隠遁生活を送らねばならないというしきたりにより、山里で暮らす兄と同居するようになります。
兄も14歳の1年間、隠遁生活を送っていましたが、1年たっても山の暮らしが気に入りひとりで住み続けているのです。
小さいときから離れて暮らしてきたふたり、兄ちゃんと呼べないNY育ちの現代っ子オンの山奥生活が始まります。
兄は山の畑で採れた野菜、里の人からいただく山の幸で料理を作り、最初はぶつくさ言ってたオンも自然の恵みのおいしさに驚くばかり、そのうち自分でも野菜を育ててみたいと言うまでになりました。
季節の料理、特に秋のキノコのケークサレ、栗ご飯などもう垂涎ものです、じゅるっ。
ケークサレとは、フランス語で塩味のケーキのこと、ドラマの中では栗やキノコを入れてパウンド型に流し込み焼いていました。
このドラマ、主要な出演者が初めて見る人ばかりで、色がついてないのがわたし的には大歓迎、しかも舞台が山奥、これまた憧れの暮らしです。
もう30年ほど前に読んで感動したこの本を、最近ネットで見つけて買いました。
田舎者のくせに森の奥の暮らしに憧れる超田舎者です。
※ドラマの映像はそれぞれのHPからお借りしました。
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