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2023年9月30日 (土)

お持ち帰り

いつまでも暑い暑いと思っていましたが、ふと見上げた空に広がるいわし雲、季節は少しずつ確実に移ろっています。

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お盆の休みに、暑いしどこもかも混雑するから・・・と帰省しなかったあねこが、ちょっと涼しくなった先週末、家族でやってきました。
ちょうど秋風が立ち始めたころで、田舎は朝夕が寒い、夜中も寒い、とぼやいてました。
そんなあねこは、ちょっとやつれていて、家事、育児、仕事、いくらはる男くんがマメな子で、家事も育児も分担してやってくれるといっても、日々しんどい思いをしているようです。
料理をするのもめんどい、スーパーへお買い物に行くのさえめんどい、どうかしたらコンビニでおかずを買うことがある、などと、素材や味付けにこだわってきた子とは思えない手抜きをしているようです。

Aちゃんの食事だけは手を抜いてないそうですが、この子がこれまた卵でアレルギーを起こす体質で、そこにも気を遣わなくてはならない、大変です。
休みの日くらいゆっくりしたいから料理の作り置きなどしている余裕はない、と言います。
「そういう日があってもええやないの」
と聞き流し、責めるようなことは言いませんでしたが
「子どもだけ元気でも、親が健康やないと子どもは幸せやないねんで」
とだけ言いました。
何か言い返すかと思いましたが
「う~ん、そうやなぁ」
としみじみしていました。

とりあえず、せめて大人の食事だけでも助けてあげようと、半日かけて作り置きのおかずを用意していたら、昔、わたしが実家へ帰省すると母がいろいろ持たせてくれたことを思い出しました。

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牛スジの煮込みはカレーやドテ煮などに使い回せるように、味はつけないで柔らかく煮ただけ
牛しぐれ煮
鶏の八幡巻き
スペアリブのママレード煮
唐辛子の煮物

スジ肉、しぐれ煮用はそれぞれ2kg買いました。
圧力鍋の容量限界、爆発するのではないかとヒヤヒヤしました。
「あとは野菜のおひたしぐらいで済むわ、助かるわ」
と大喜びで持って帰りました。
小アジの南蛮漬やイワシの梅干し煮などの魚も用意しようとしましたが、あいにくいい魚がなかったので、それは次回のお楽しみに。

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2023年9月23日 (土)

ハワイ・グルメ編

あれ?
れいちさん、食いしん坊バンザイさんなのに食レポが全くないわ、と思われたかもしれませんね、すみません、現地で食べたものはこちらにまとめて記しておきます。
どれも味付けが程よくて、とにかく何を食べてもおいしかったです。

う~じんが知ってるお店や、これを食べるならこの店と言うところを調べておいてくれて、無駄なく制覇できました。

ハワイで食べたことあるという方、日本でも食べられるよという方、次行ったらそれ食べてみようという方、お気軽にお読みください。

まず最初に、基本朝食はホテルの部屋で食べました。
外食が高くつくのと、朝食はさっさと済ませて1日の立ち上がりを早くするため、前の夜からパンや果物を買っておきました。
ホテルの部屋にはキッチンが付いていて、調理用具や食器が整っていましたが、使い方がよくわからない、電子レンジと電子ケトルくらいしか使いませんでした。
加えて、日本食が好きなB男くんはサトウのご飯やアマノの味噌汁を持って来てました。
さらにう~じんはどん兵衛などなど、検疫で引っかかる肉の加工品が入ってないカップ麺も持って来てました。
余談ですが、スープに肉エキスが入っていてもだめで、検疫官は『肉』という漢字を知っているらしいんです。

こんな感じですね。

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1日だけ、ゆっくりカフェで朝食を摂る日を設けていました。

ボガーツカフェ

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アサイーボール
エッグベネディクト

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アサイーボールが人気のお店で、朝からにぎわっていましたが、テラス席が空いていて、ハトが集まって来ました。
アサイーとは、濃い紫色の小さい果実で、見た目はブルーベリーに似ていて、鉄分・ポリフェノール・ビタミンが豊富に含まれた健康的な食品です。
ボガーツのアサイーボールは、シャリシャリとしたアサイーのスムージーの上にシリアルのようなもの、一番上にバナナ・いちご・ブルーベリーが乗せてあってはちみつがかかっています。
アサイーがあっさりしているので、はちみつやフルーツと混ぜるとちょうどいい甘さになり、いくらでもいけます。
量は多いけど、でもヘルシーな感じなので罪悪感がない。
エッグベネディクト、うんうん、ソースがたっぷりかかっていておいしいなぁ、を連発しました。

アランティーノ

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生ホタテのカルパッチオがとにかく甘くて上に乗ってるキャビアの塩味と相まってサイコーでした。
生ウニのパスタ、ウニがたっぷり使ってあって、贅沢な逸品。

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ステーキ

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ステーキは焼き方をミディアムで注文してたけど
「焼きすぎたから、よかったら食べてください、後でちゃんとミディアムに焼いたのをもう一皿持って来ます」
と言ってくれて、ラッキー。
ウェルダンでも柔らかくておいしかったけど、ミディアムはもっとおいしかった、お腹いっぱい。
海外で食べたステーキの中で一番軟らかくおいしかった(そんなに何回も食べたことないけど)。

ラッキーは他にもあって別の日、ホールフーズマーケットと言うオーガニックのスーパーへ行って、カットしたピザを買おうとしたら、カットの大きさが不揃いなピザがある。
「間違ってカットしたから2切れ持っていっていいよ」って言ってくれた、これまたラッキー。

ジオバンニパストラミ

ガーリックシュリンプ

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これこれ、これを食べたかったんだな。
エビ自体がとっても濃厚な味がします。
エビのソースをご飯に混ぜて食べるとこれまた抜群のおいしさでした。
B男くんはダイヤモンドベッドから下りて来てぐったり、冷たいジュースとサラダとエビを少しつまんだだけでしたのでレディースがほとんど食べました。

エッグスシングス

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パンケーキのお店はお昼過ぎで閉まるところが多く、パールハーバーから帰ってきたら予定していたお店は閉まっていました。
かろうじて開いていたエッグスシングス。
日本のお店と食べ比べだと臨みましたが、パンケーキの量や質、クリームの量もほぼ日本で食べるのと変わりなく、安定のおいしさでした。

レナーズベーカリー

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マラサダPhoto_20230918152401
ハワイの人気ドーナツです。
ついついマサラダと言ってしまいます。
こちらはテイクアウトだけ、行列ができる人気店で、15分くらい並びました。
「冷房が効かないからドアを開けたままそこに立たないで」
お店のおばちゃんが何回も大きな声で言ってました、暑い日でした。
入口にそう書いておけばいいのに。
見た目はあんドーナツのような、少しいびつな形の揚げパン、表面にはお砂糖がかかっていて、生地はフワッとしているのにもっちもち、中にはクリームがたっぷり、揚げたての熱々を包んでくれます。
カスタード、ココナッツ、バニラだったかな?3種類買いました。
クリームはたっぷり入ってるけど、しつこくない甘さでおいしかった。
パールハーバーツアーにも軽食としてレナーズのマラサダがついていました。
わたしは、フィリングの入ってないシンプルなものの方がもちもち感をより味わえて好きです。

オノシーフード

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これも行列のできるポキボールの店で、基本テイクアウト、店の前に2つだけテーブルがあります。
ポキボールとは海鮮、主にマグロを醤油や味噌で味付けしたものがご飯の上に乗ってます、ごま油の風味もします。
これだけ種類があります。

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醤油味のマグロと味噌味のタコのふたつ、ボリュームがあるので3人で分けました。

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これはものすごくおいしかった。
味噌味のタコって想像しにくいけど、タコが柔らかくて想定外のおいしさでした。
だいたいハワイの海鮮と白飯はおいしい、間違いない。

サンセットクルーズのディナー

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これはどれもおいしかった。
特にロブスターの大きいこと、すごい食べ応えです。
最後のデザートはお腹いっぱいで食べられなかった、残念。

空港で
唯一の心残り、ロコモコを食べました。

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朝ごはんを食べたので形だけ、ひと皿頼んで分けました、そこまでして食べるか?
店員のおばちゃんがレシートを持って来て、日本語で
「チップ入ってない」

ちょっと毒を吐きますが、この店員さんは、ロコモコひとつに飲み物3つだけの客に対して愛想が悪く、混んでない店内で、まだ飲み物が残っているのに何度もグラスを下げようとする、チップをなしにしようかとさえ思いました。

余談ですが、普通のレストランでのチップの相場は18%から22%、大概のお店ではレシートに18%.20%.22%の3段階書いてあります。
消費税が4.712%かかるので、1,000円のものを食べたら1,250円くらいになります。
消費税は仕方ないにしても、このチップという文化は最後までなじめませんでした。

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2023年9月20日 (水)

ハワイ・サンセットクルーズ

ベタですが、ディナー付きのサンセットクルーズをしました。

ハワイでの食事はとにかく高くて、日本のほぼ3倍くらい(年収も日本よりかなり高いらしい)。
家族でマクドナルドでセットを食べたら1万円超えたとかいう話も聞きました。
もう、わたしたちもディナーやショーが付いてのクルーズのひとり28,000円が安く思えるという、おかしな金銭感覚に陥っていました。

このクルーズはコース料理をいただきますからドレスコードがあります。
ハワイの正装はアロハシャツとムームーですが、現地で買うととても高い。
わたしとうじんは持ってるものでなんとかなるにしても、B男くんはそれらしい服がない。
出発前にあちこち回って探しましたが、夏も終わりに近づくとアロハシャツなど売ってません。
ポロシャツでいいか・・・と諦めかけたころ、しまむらの前を通りました。
ちょっと覗いてみる?
ありましたねぇ、柄もサイズも豊富で、しかも最終値下げの980円。
ご本人もこれで十分と満足しましたので、お買い上げです。

お迎えのバスでアロハタワーマーケットプレイスという港まで行き、ここで、スターオブホノルルというオアフ島最大のレストラン船に乗ります。

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B男くんが頭から火を噴き上げてるようだと爆笑の1枚。
実際の写真がお見せできないのが残念ですが、撮ったう〜じんもわたしたちふたりもめっちゃ笑ってます。
これがB男くんのアロハシャツです。

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迎えの車を待つ場所でツアー会社の人に間違われたり、ホテルのエレベーターでオーナー会議に来た人ですか?と言われたり、船の中でも現地の日系人に間違われたりしていました、ぷぷぷ、確かにそれっぽく見えるほどアロハシャツがよく似合ってました。

この日、モテまくる娘、何でこの日だけ?

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船から眺める夕焼け、知らないお嬢さんの後ろ姿ですがとてもロマンチックな1枚です。

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陸地は宝石を散りばめたよう

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ダンスや歌で盛り上がる船内

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最後には参加者全員で輪になって踊り、YMCAでお開きでした。
ああ、楽しかったおいしかった。
旅の最終日にこのツアーを持って来てくれたう~じんに感謝でした。
(食事は次の記事で紹介します)

 

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2023年9月18日 (月)

ハワイ・パールハーバー

学校の授業で日本史を学んでいたころ、3学期ともなると、どうしても受験用の内容が中心になって来ます。
明治維新から日本が世界を相手に戦争をして、昭和時代には太平洋戦争で列島は焼土となり敗戦を迎えたあたりは
「各々教科書を読んでおいてください」
とすっ飛ばされた記憶があります。
江戸末期の不平等条約から日本が戦争を繰り返していく近代の経緯、ここら辺は『いい国作ろう頼朝さん』より丁寧に教えるべきだと、大人になった今は思っています。

さて、パールハーバーツアーに参加して来ました。
軍事力・経済力でアジアを牽引する日本が太平洋戦争に突入する最初のきっかけ、真珠湾攻撃は、アメリカではどう捉えられているのか、とても興味がありました。

このツアーの集合は朝が早くて、まだ暗いうちに出発です。
軍隊の施設を見学するのですから、入館に際しての注意事項は色々とあります。
特に重要なのは手荷物は持って入れなくて、ポケットに入るだけの貴重品のみです。

まず、アリゾナ記念館のエリアへ
映画『パールハーバー』を思い出す風景が広がります。

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博物館、シアターなどで見る時代背景はあらかた中立に描かれていました。
アメリカ側の被害も相当に大きく、鮮明な写真と遺物が並んでいました。

船に乗って海上へ
白い制服の水兵さんが操縦します。
「ようこそみなさん」みたいなお気楽な感じではありません。
何をおっしゃっているのかよくわからないけど、施設の簡単な紹介と注意事項。
厳粛に見学しなくてはならないんだなと理解しました。

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アリゾナ号は真珠湾攻撃で1,177名の兵士とともに沈没した艦船、現在もパールハーバーに沈んだまま静態保存されており、その上にアリゾナメモリアルという記念館があります。
白い建物が記念館。

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船の上には今でも船体から流れ出た油が浮いていました。

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少し場所を異動して、戦艦ミズーリが停泊しているエリアへ
こちらも軍事施設なので、検問所を通って橋を渡っていきます。

真珠湾航空博物館
アメリカ製作の歴代戦闘機の他、アメリカ領土に不時着した日本のゼロ戦などもあります。

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じっちゃんの画像とともに・・・
「じっちゃん来たよ、ハワイへ行こうと誘ったら複雑な顔してたから実現しなかったけど、真珠湾はいろんな意味でとても静かなところだよ」

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Hirosi
ジョージ・ブッシュが若いころ乗っていた戦闘機とその記録なども展示されていました。
貴重なものが展示されているのでしょうが、戦闘機には詳しくないのでそのすごさがよくわかりませんでした。
海外へ行ったら必ず買うその土地でのガーガーバード、これはパイロットダック。

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屋外には戦闘機がたくさん、ちょっと無造作に展示されています。

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現役の倉庫、真珠湾攻撃で爆撃を受けた窓ガラスは補修する資金がないわけではなく、この奇襲を忘れないようにそのまま残してあるんだそうです。

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またもやもう少し場所を移動して、戦艦ミズーリ号が停泊してるエリアへ。

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ミズーリ号は、内部も見学できます。
一旦引退しましたが、中東戦争で復帰したそうです。
教科書で見た、降伏文書の調印式のデッキ。

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東京湾での調印式では、ミズーリ号の周囲に、連合軍の軍艦が威圧するかのようにずらりと取り囲んでいたこと、調印文書には国名の下に代表者がサインするべきなのに、カナダの代表が国名の上にサインしたもんだからその次の人から順送りとなり、一番下のニュージーランドの欄では、国名の下にサインがなかったこと、日本の最高責任者、重光葵は戦時中の爆撃で片足を失っているから、調印式の日、乗船から調印式の会場まで何分で到達できるか、連合軍側は何度もシュミレーションを繰り返し時間設定したこと・・・などの裏話は興味深かったです。

当時のままの船室
奥の方から調理する音、食器が触れ合う音などが聞こえてきます。
誰かいるのかと思いましたが、これはあまりに静かすぎるので演出で音を出しているのだそうです。

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ハワイの学校の社会見学では、大方の子どもがここを訪れて歴史を学習する、大人はお墓参りのような感覚で見学に来る、日本の広島のようなところだとガイドさんの説明でした。

戦勝国の余裕や観光で来る日本人を意識してのことかもしれませんが、日本を悪者と決めつけてなくて、敬意を払っていると思われる場面があちこちに見られ、冷静に見学できました。

例えば、ミズーリ号に突撃して来た零戦の兵士の遺体は、艦長の指示で水葬にされたそうです。
大方の反対の中、館長は「亡くなった兵士には敵も味方もない、敬意を持って送るべきだ」と。
棺は急きょ縫い合わせて作られた旭日旗で覆われ、しめやかに葬送されました。

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零戦が突撃してきた箇所、凹んでいます。

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今も世界のどこかで起こっている戦争、出征する人、亡くなっていく兵士、見送る家族、背景にある市民のつらい生活、何のための誰のための戦争なのかと、なんだかしみじみしたツアーは、全行程8時間、見ごたえありました。

 

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2023年9月16日 (土)

ハワイ・泳ぐ

海で泳ぐのなんて何年ぶりでしょう。

滋賀県民にとっての水遊びは琵琶湖へ行くことが多く、それは湖なので海水浴ではなく湖水浴というそうです。
普段そんな呼び方をしている人はいません。
「琵琶湖へ泳ぎに行こう、遊びに行こう」
と言ってます。
小さいころから琵琶湖でしか水遊びをしたことがなかったわたしは、人生で初めて海で遊んだ幼稚園のころ、海水のしょっぱさに驚いたものでした。

さて、
「やっぱりワイキキではピチャピチャでもええから泳がなあかんやろ」
ハワイへ行くと決まったら1番先に水着を買って張り切っていたB男くん、ヤツは泳ぎが得意です。

ワイキキビーチ沿いにはホテルがずらりと並んでおり、たくさんの人が宿泊しているにも関わらず、ビーチはいい感じの混雑状況、わたしたちはラッシュガードを着ていましたが、ビーチへ向かう通りでは水着のまま向かう人も多く、開放感満開でした。

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昼間の暑さと混雑を避けて、わたしたちは夕方に泳ぎに行くことにしました。

きれいな砂浜
青い海と白い波
ホテルハイアットリージェンシーのあたり、ホノルル動物園近くは人が多い。
サーファーも多くてちょっと危険っぽい。

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わたしたちは泊まっているホテルからほど近い陸軍博物館のあるあたりでチャピチャピすることにしました。

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さすがサーフィン発祥の地、太平洋の波は大きく、引く波に身体を持っていかれそうになり、アタマの中を The Beach BoysのサーフィンUSA がぐるぐるします。

抜き手で泳ぐB男くんは少しだけ見事な(どっちやねん)泳ぎを披露。 

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わたし?
後でう~じんが撮ってくれた動画を見たら、まるで溺れているようにしか見えず、危ない危ない。
ライフセーバーの人に目をつけられていたと思います。

ちなみに別の日ですが、夜のワイキキビーチもたくさんの人がそぞろ歩いています。

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余談ですが、ワイキキでは混雑しているときに歩道でサーフボードと歩行者がぶつかることが多く、注意喚起されていました。

フラダンスの発表会みたいなことをやってて、失敗したのか、舞台裏で泣いてる子、慰めている保護者がいました、万国共通ですね。

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さて、ビーチに飽きたら(すぐに飽きた)ホテルへ戻り屋上のプールへ行きました。
そんなに大きくはないのですが、きれいで、何よりだあれもいません、れいち家貸し切り。
ここではB男くんの泳ぎをしっかり見せてもらいました。
「お父さん、やるじゃん」
う~じんに褒められて喜んでいました。
ただし、バタフライだけは見せない方がよかったと思います。

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そのあとは、ジャグジーで温まり、腰や足の裏を刺激して、これはサイコーでした。
ジャグジーから見上げた空、ああ、なんだかいいなぁ、手指の消毒やマスクなんてどこにも見当たらない、コロナ禍が明けたって感じがすっごいする。
実際には明けてなくて、第9波が来ていましたけど。

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もう少し滞在日程が長ければ、ビーチでパームツリーの木陰にビーチチェアを置き、ブルーハワイでも飲みながらお昼寝をしたいところですが、いかんせん、予定が詰まっていてそんなにゆっくりはできないニッポン人なのでした。

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2023年9月13日 (水)

ハワイ・ダイヤモンドヘッドでへろへろ

日本とハワイの時差は19時間、日本の方が先に時間が進みます。
日本を夜の8時に出発して7時間半ほどのフライトで、オアフ島に到着したのは日本時間で翌日の午前3時半、現地時間では前日の午前8時半、同じ日を朝からもう一度やり直すような気分です。
ただし、体内時計では夜中、もうちょっと寝たいのが本音でした。

さて翌日、最初のアクティビティはダイヤモンドヘッドのトレッキングです。
その山は、オアフ島最南端の海沿いにあり、標高は232m、頂上までは約1.1km、片道約40分のハイキングコースが整備されています。
19世紀、英国の船乗りがここで見つけた輝く石をダイヤモンドだと勘違いしたことから「ダイヤモンドヘッド」と名付けられたそうで、大昔に噴火した死火山です。

オアフ島のあちこちから見上げることはあっても登って上から街や海を見下ろすことは珍しいのでは?
B男くんはジムで、わたしはプールで鍛えているからイケるでしょ?と、う~じんがわざわざ計画してくれました。
サイトの紹介ではハイキングやトレッキングと書いてあります。
まるで平坦な道を赤ずきんちゃんのようにお花を摘みながら歩いて行くような紹介ですが、これが大間違い。
う~じんも友だちから、ちょっときつめのハイキングと紹介されたと言ってましたが、とんでもない荒業、苦行でした。

朝イチのコースは人気で予約が取れず、11時という太陽ギンギラギンの時間帯になっちまいました。
ビーチの近くの動物園から・・・
あれに登るのか、そうみたいやね、とちょっとビビる。

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麓まではトロリーバスで向かい、さあ、ここから歩きます。
子ども連れの人たちが涼しい顔で降りてくる。

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しかし・・・

道の両脇には暑さで枯れた草
木陰がない
トンネルがある
階段もある
たまに吹く風は熱風
暑さで体力がどんどん奪われて行く

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過去に軍事施設があったため、射撃台や壕もあります。
涼しい顔のう~じん。

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途中ヘリポートみたいな広場があるのを確認、熱中症で倒れたらあそこからヘリで運ばれるんだろうなぁ、旅行保険には入って来たけど、治療費は高いだろうなぁ、最悪、ここで天国へ行っちまったらどうやって日本へ帰るんだろう、現地で荼毘に付されるのかなぁ・・・ろくでもない考えばかり浮かんできます。

片道約40分?むりむり。
持参したお水は底をつき、わたしとB男くんは青息吐息で休み休み、ようやく頂上にたどり着いたときは1時間あまり経過していました。

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見下ろす景色は水平線まで見える紺碧の海、反対側は近代的なビル群、風が気持ちよくてしばししんどさを忘れました。

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帰りのバスの時刻が迫っており、またもやゆるゆると膝を気遣って下山しました。

降りるときは、ヒィヒィ言いながら登ってくる人たちに涼しい顔を向け、頑張って!などと声掛けをして、イヤミなやつわたし。
麓の自販機で買ったペプシコーラが神がかり的なおいしさでした。

ああ、キツかった。
このしんどさは孫の代まで伝えていこうと思いました。

 

 

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2023年9月 9日 (土)

ハワイ・ESTAと円安

東北旅行第2弾を計画中に、う~じんから
「東北もいいけど海外行かへん?ハワイならアテンドするよ」
と連絡が来ました。
アテンドってなあに?
計画から添乗からガイドまですべてやってくれるのかい?
なら、行くよ。

う~じん、B男くん、わたしの休暇を調整したら9月上旬しかない。
そこからがバタバタです。
ひと月ほどしかありません。
B男くんはパスポートを更新することからです。
そしてアメリカもパスポートだけで行ける国ではなく、事前にESTA(エスタ)の申請と認証が必要です。
観光や商用など短期のアメリカ渡航ではビザが免除されますが、事前に電子渡航認証システムでのオンライン申請が義務付けられています。
72時間前までに申請しなくてはなりません。

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手数料は21ドル、3,000円ほどです。
たかっ、数年前は2,000ほどだったような・・・
(昨年5月から値上げされました)

余談ですが、最近の円安状況はどんどん進み、わたしたちの出国する日は1ドルが148.71円でした。

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ハワイでカードでお買い物をした請求が日を置かずに来ました。
例えば現地のアウトレットショップでの65ドルのお買い物が9,740円の請求、レートは149.8円でした。
ひえ~!
1ドル=150円の時代なのね。
わたしが若いころ、1ドルは360円の固定相場でした。
あれから円高が進んで1ドル100円もしない時代があったのに、ここに来てものすごい円安です。
ハワイの物価上昇もあるようですが、空港の自販機でペットボトルのお水を買おうとしたら3ドルほどしていて、ホテルに着くまで機内でもらったペットボトルのお水を分け合って飲みました。

さて、ESTAの有効期限は2年間、パスポートを更新していたら2年以内でも新たに申請が必要です。
コロナ禍で海外旅行をする人などいなかったので、ほとんどの人が有効期限切れだと思われます。
わたしが前回アメリカへ行ったのは2017年の夏、当時もESTAは取得しましたが、とうに有効期限は切れています。
パスポートの有効期限も切れました。

ESTAの申請ではところどころ少し手間取りましたが韓国のKETAほどではなく、わりとスムーズに完了し、ほどなく渡航認証メールが送られてきました。

韓国では、入国時にパスポートを見せてスマホのQRコードを見せて、今、入国審査?税関?なんのゲート?とわけがわかりませんでしたが、アメリカでは入国審査でパスポートを提示するだけで済みました。
パスポートの硬いページにはいろんな情報が内蔵されているようです。

さぁ当日の入国審査
「何日間滞在するの?」
「ホテルはどこ?」
審査官の質問にもつつがなく答えてスムーズに入国できました。
う~じんへの質問はもう少しいろいろとあり、なんだか窓口でにこやかに談笑している、若い娘っこだと扱いが違うのか?
若く見えてるけど、そんなに若くないよ。

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ウミガメの飛行機は2階建てで、上の階はファーストクラスとビジネスクラスのみ、下の階はエコノミーですが、後ろの方の座席はカウチというオットマンのようなものが出てきて、3~4席の足元が隙間なくフラットになります。
家族で寝転んで過ごせます。

さぁ、無事にダニエル・K・イノウエ空港に到着。
それ、どこ?新しい空港?と思ったら、ワイキキ空港の名前が変わったのでした。
こうして親子3人ハワイ旅の始まり始まり。

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