日本の将来
今日、いつもの薬をもらいにかかりつけの医院へ行ったときのこと。
待合室でお年寄りに交じって順番待ちをしていました。
ここでは、お年寄りの会話を聞くのが結構好きです。
「今度検査やねん、CTではあかんのやて、エマールやないと」
は?エマール?おしゃれ着洗いの洗剤?
「バンッバンッて大きい音がするやつ受けるの?」
あ、MRIのことか、言った方も聞いた方も理解できているようです。
「建物新しいしやはるさかい、儲けなあかんのやろ」
「あはは、そのとおりやわ」
別のお年寄り
「今日はもうしんどうてしんどうて、来るのやめよかと思うたわ」
「ほう、よう出てきたやん、大事にしいや」
この方たちの間では、病院は元気な日に行くものらしいです。
ハナシは変わって・・・
通学路の交差点にパイプ椅子を置いて前かがみに座っているお年寄りがいます。
緑のベストを着て黄色い旗を持っておられるので、子どもの通学路の見守りボランティアさんのようです。
子どもたちが通りがかったら立ち上がるのでしょうが、座っている姿は具合でも悪いのかと心配になるくらいで、この方を見守る人が必要だと思いました。
先日、早朝に公園の横を通りかかったら、ラジオ体操の真っ最中でした。
ところが、子どもはふたりきり、あとはお年寄りが数人。
近い将来、この子どもたちが働いて、このお年寄りたちのために税金や年金を収めてくれるんだな、圧倒的に子どもの数が足りないわ・・・と日本の少子化の現実を突きつけられたようで、ちょっと暗澹たる気持ちになりました。
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