かかりつけ医の魅惑的な提案
健康診断の結果を持ってかかりつけの医院へ行きました。
昨年少し基準値からはみ出ていた悪玉コレステロールの数値が基準内におさまっていて、今年も先生から大いに褒められました。
「水中ウォーキングの成果ですね、この調子で続けてください」
「でも先生、体重が全く減りません、というよりむしろ増え気味なんです」
「運動で減量するのは限界がありますねぇ・・・」
「ご飯がおいしいんですよ」
「では、痩せる薬を出しましょうか」
「え?」
「え?」
「先生、そんな魅惑的なお薬、もっと早くに教えてくださいよ」
「あっはっは、そんな飲んですぐ効くものではありませんよ、むくみをとったり便通がよくなったりする漢方薬です」
「何でもいいです、その素敵なお薬ぜひお願いします」
この薬を飲むと同時に、摂取カロリーと消費カロリーを考えて食べること云々と先生は説明してくれてましたけど、わたしはすでに上の空です。
その後の薬局でも
「新しいお薬が増えたんですね」
「はい、痩せる薬です、ふふふ」
「人によって合う合わないがあります、お腹がゆるくなることもあります」
「はいは~い」
たしかにお腹がゆるくなります、一度は朝の通勤電車で催してきて途中下車したこともありました。
飲み始めて1週間、体重には何の変化もありません。
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