喜多方まで足を延ばす
3日目、最終日の予定は喜多方でラーメンを食べるのみ。
でも飛行機は夕方の便なので、朝から喜多方のレトロな街並みを散策しました。
驚きましたねぇ。
何がって、街中ラーメン屋だらけ、そして人気店は朝から開いていて行列ができています、朝からラーメンを食べることを「朝ラー」というそうです。
街はレトロな建物があちこちに残っていて、まるで昭和時代にタイムスリップしたようです。
プラモデルやミニカーのお店。
B男くんは映画のポスターを懐かしがっていました。
商店街育ちのB男くんは子どものころにほとんど観たそうです。
お小遣いでプラモデルを買うと、お父さんに
「またプラモデル買うてきたんか」
とあまりいい顔をされなかったことなど思い出したと言ってました。
大和川酒造という蔵元、ここでも酒蔵見学と試飲。
「江戸蔵」などの古い部分はそのままに、「昭和蔵」という新しいエリアはホールとしてコンサートや講演に使われています。
手すりには空の一升瓶がはめ込んであり、おしゃれでした。
ここは見せ方がとても上手で、順路最後の売店でついつい記念に何か買って帰ろうという気になる演出、まんまと乗せられ、B男くんはクリームチーズとあん肝の味噌漬けを買いました、う~じんの分まで買ってあげていました。
龍角散の缶々くらいの大きさが2,000円、さすが抜群のおいしさでした。
街の観光案内所で散策地図をもらい、係のおじさんに聞きました。
「喜多方ラーメンのランキングでは坂内(ばんない)食堂がダントツ人気ですけど、正直そんなにおいしいですか?」
「坂内さんは塩ベースのスープでおいしいですよ、もし並ぶのがいやだったら隣の松食堂、こちらはしょうゆ味でこれもおいしいですよ」
と、当たり障りのないようにうまいこと言ってくれました。
しかし、ここまで来たら少しくらい並んでも1番人気の店のラーメンが食べたい。
すぐ近くが市役所で、閉庁日には駐車場を開放するという全面協力のもと、坂内食堂に並びました。
いやいや、ラーメン屋のために開放してるわけではないでしょうけど、これはありがたかったです。
さらに市役所の隣が児童公園で、親が並んでいる間、子どもたちは公園で遊べるというのもいいですね。
30分くらい並んだでしょうか、日本三大ラーメン(博多、札幌、喜多方)のひとつ、喜多方ラーメンを食してきました。
スープは澄んでいてあっさりに見えますがなかなか味は濃い、汗をかいたカラダの隅々まで行き渡る塩味で、体力が回復するような気がしました。
麺は太めのちぢれ麺で、スープがよくからみます。
それほどラーメンにこだわりのないわたしでも、おいしいと思いました。
このために朝ごはんをセーブしたわたしはもう少し量が欲しかったけど、朝からたくさん食べていたB男くんはお腹いっぱいだと言うし、このお店はラーメン以外はないのであきらめました。
うーじんの希望で寄った煎餅店では、店のおもてに置いた七輪の炭火でお煎餅を焼いていました。
体験もできるようです。
急にぷ〜っと膨らむ瞬間が面白い、焼けたお煎餅はその場でいただけます。
山塩味は見た目が素朴ですが、しっかりとした塩味でした。
ここではお土産に山塩味やたまり、喜多方ラーメン味など買いました。
どれもおいしかった、特にたまりがおいしいと感じました。
ああ、楽しい3日間でした。
帰りの空港で買った桃の飲むゼリー、これは桃の風味が濃くてと~ってもおいしかった、1日目のジュースよりおいしかった・・・
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