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2023年7月29日 (土)

いいまつがい3

このシリーズも回を重ねること3回目、お待たせしました。
え?
だぁれも待ってないって?

👤「ティラミスとモランボンどっちがいい?」

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は?
イタリアのケーキと韓国の食材と・・・比較のしようがないのだけれど?
はい、モンブランのことでした。
これは文字にするとよく似ていますが、言葉にすると大きな違いです。

👤「WCからずっと調子悪いなぁ、どうしたんや、ほれ、あのメルカリみたいな・・・」
だれがトイレで調子が悪いのかと思ったら、WBCに出ていた村上のことでした。
これはWBCと村上とWで来たから難解でした。

👤WBC関係では、ヌートバーのことをヌードリバーと何回も言ってました。

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危ない、酒池肉林の世界、放送禁止用語やないか?

👤「今日は夏越の祓えやさかい、あちこちの神社で知恵の輪くぐりしてはったわ」
惜しい、茅の輪くぐりですね。

👤「毎年誕生月に来るねんきん宅急便、今年来たかなぁ、どこへやったやろ」
それはクロネコさんは配達してくれません、郵便で来るねんきん定期便です。

👤「れいちさんの車、リバウンドの案内来てたでぇ」
え?
なにそれ?
何か元に戻るの?
新しいシステム?
いいえ、リコールでした。

他にもたくさんあるのだけれど、すぐにメモしないと忘れるくらい次々出てきます、すごいです。
しかしやっぱり共通して言えることは、カタカナに弱いということでしょうか。

 

 

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2023年7月26日 (水)

これで最後の「インディ・ジョーンズ」

ただいま映画館で「インディ・ジョーンズ運命のダイヤル」が上映されています。

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今までのシリーズは全部観てきました。
前作のクリスタルスカルの王国はもう15年前だそうで、あれでシリーズは終わりかと思ってました。
そしたらなんと、まだやるって。
そして今回でインディ役のハリソン・フォードが引退すると言うじゃないですか?
え?
何歳になるの?
80歳?
すごいなぁ、飛んだり跳ねたり、というよりロケ生活に耐えうるのか?セリフは覚えられるのか?と心配しましたが、今度こそラストだということなので観てきました。

冒頭でインスタントコーヒーを淹れる老いぼれたインディ、年齢相応の80歳。
そして、ナチス軍から戦利品を奪い返そうと列車の中を走りまくり、列車の屋根に乗って戦うインディは顔も身のこなしも若々しい。
あれ?
どっちが本物?
もう一方はCGなの?

ストーリーは壮大でスリル満点な見せ場があちこちにあり、おもしろかったですが、B男くんに言わせると
「探検とか謎解きとかの面白みがあまりなかった」
と不服だったみたいです、ってあなた、古代ローマの場面では居眠りしてたやないですか?

ともあれ、今ハリウッドの俳優たちが抗議のストライキを敢行している理由のひとつ、AIによる作品を認めないというのは、こういうことなんですね。

AI技術によって、膨大なデータから作り出された若きインディ。
舞台は仮想空間で、現代と過去を往来する作りものであっても、そこで動く人間は本物であって欲しい。
演技力、表情という見どころは一体どうなるのかねぇ。
ハリソン・フォード自身も「少し不気味だった」「若くありたいとは思わないし、年齢を重ねたことを嬉しく思う」と言ってるようです。
こうなると、俳優が故人になっても永遠に生かされて、あらゆる年齢の作品が作られるということです。

そんなものをわたしたちは望んではいないのですけどね。

 

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2023年7月22日 (土)

かかりつけ医の魅惑的な提案

健康診断の結果を持ってかかりつけの医院へ行きました。

昨年少し基準値からはみ出ていた悪玉コレステロールの数値が基準内におさまっていて、今年も先生から大いに褒められました。
「水中ウォーキングの成果ですね、この調子で続けてください」
「でも先生、体重が全く減りません、というよりむしろ増え気味なんです」
「運動で減量するのは限界がありますねぇ・・・」
「ご飯がおいしいんですよ」
「では、痩せる薬を出しましょうか」
「え?」
「え?」
「先生、そんな魅惑的なお薬、もっと早くに教えてくださいよ」
「あっはっは、そんな飲んですぐ効くものではありませんよ、むくみをとったり便通がよくなったりする漢方薬です」
「何でもいいです、その素敵なお薬ぜひお願いします」

この薬を飲むと同時に、摂取カロリーと消費カロリーを考えて食べること云々と先生は説明してくれてましたけど、わたしはすでに上の空です。

その後の薬局でも
「新しいお薬が増えたんですね」
「はい、痩せる薬です、ふふふ」
「人によって合う合わないがあります、お腹がゆるくなることもあります」
「はいは~い」

たしかにお腹がゆるくなります、一度は朝の通勤電車で催してきて途中下車したこともありました。
飲み始めて1週間、体重には何の変化もありません。

Tumura62

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2023年7月19日 (水)

喜多方まで足を延ばす

3日目、最終日の予定は喜多方でラーメンを食べるのみ。
でも飛行機は夕方の便なので、朝から喜多方のレトロな街並みを散策しました。
驚きましたねぇ。
何がって、街中ラーメン屋だらけ、そして人気店は朝から開いていて行列ができています、朝からラーメンを食べることを「朝ラー」というそうです。

街はレトロな建物があちこちに残っていて、まるで昭和時代にタイムスリップしたようです。
プラモデルやミニカーのお店。

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B男くんは映画のポスターを懐かしがっていました。
商店街育ちのB男くんは子どものころにほとんど観たそうです。
お小遣いでプラモデルを買うと、お父さんに
「またプラモデル買うてきたんか」
とあまりいい顔をされなかったことなど思い出したと言ってました。

大和川酒造という蔵元、ここでも酒蔵見学と試飲。

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「江戸蔵」などの古い部分はそのままに、「昭和蔵」という新しいエリアはホールとしてコンサートや講演に使われています。
手すりには空の一升瓶がはめ込んであり、おしゃれでした。

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ここは見せ方がとても上手で、順路最後の売店でついつい記念に何か買って帰ろうという気になる演出、まんまと乗せられ、B男くんはクリームチーズとあん肝の味噌漬けを買いました、う~じんの分まで買ってあげていました。
龍角散の缶々くらいの大きさが2,000円、さすが抜群のおいしさでした。

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街の観光案内所で散策地図をもらい、係のおじさんに聞きました。
「喜多方ラーメンのランキングでは坂内(ばんない)食堂がダントツ人気ですけど、正直そんなにおいしいですか?」
「坂内さんは塩ベースのスープでおいしいですよ、もし並ぶのがいやだったら隣の松食堂、こちらはしょうゆ味でこれもおいしいですよ」
と、当たり障りのないようにうまいこと言ってくれました。

しかし、ここまで来たら少しくらい並んでも1番人気の店のラーメンが食べたい。
すぐ近くが市役所で、閉庁日には駐車場を開放するという全面協力のもと、坂内食堂に並びました。
いやいや、ラーメン屋のために開放してるわけではないでしょうけど、これはありがたかったです。
さらに市役所の隣が児童公園で、親が並んでいる間、子どもたちは公園で遊べるというのもいいですね。

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30分くらい並んだでしょうか、日本三大ラーメン(博多、札幌、喜多方)のひとつ、喜多方ラーメンを食してきました。

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スープは澄んでいてあっさりに見えますがなかなか味は濃い、汗をかいたカラダの隅々まで行き渡る塩味で、体力が回復するような気がしました。
麺は太めのちぢれ麺で、スープがよくからみます。
それほどラーメンにこだわりのないわたしでも、おいしいと思いました。
このために朝ごはんをセーブしたわたしはもう少し量が欲しかったけど、朝からたくさん食べていたB男くんはお腹いっぱいだと言うし、このお店はラーメン以外はないのであきらめました。

うーじんの希望で寄った煎餅店では、店のおもてに置いた七輪の炭火でお煎餅を焼いていました。
体験もできるようです。

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急にぷ〜っと膨らむ瞬間が面白い、焼けたお煎餅はその場でいただけます。
山塩味は見た目が素朴ですが、しっかりとした塩味でした。
ここではお土産に山塩味やたまり、喜多方ラーメン味など買いました。
どれもおいしかった、特にたまりがおいしいと感じました。

ああ、楽しい3日間でした。
帰りの空港で買った桃の飲むゼリー、これは桃の風味が濃くてと~ってもおいしかった、1日目のジュースよりおいしかった・・・

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2023年7月17日 (月)

会津若松市を巡る

2日目はこの旅のメイン、会津若松市内を回りました。
この日の福島の最高気温は過去最高、全国一の暑さとニュースで言われてました。
朝ごはんをしっかり食べたらOS-1を持って出発です。

旅館入り口、右端の方に「八重の桜」の提灯

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ポスターとサイン色紙
NHK大河ドラマとして放映されていたのは2013年、もう10年も前のことなんですね。
ドラマ前半、会津での八重さんはりりしく美しくかっこよかったなぁ。

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さすが盆地の夏はほんまに暑うおまっせ。
しかし、街には高い建物はあまりなくて、雪が降れば道端にどけるためか道幅がゆったりとしていて、山からの風が心地よいとまでは言えませんが、灼熱という感じはしません。

あちこちで見かける赤べこ、厄除けとか幸運の牛などと言われています。
お城の入り口で
「はい、おとうさんもやって」
と娘に言われてポーズをとる父親、わたしとふたりのときは決してやらないだろう。

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会津若松城、鶴ヶ城とも言われています、美しい姿です。

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新政府軍にズダボロにされ、廃城寸前の姿はこちら。
屋根はひしゃげ、壁は崩落寸前、穴だらけです。

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中は展示物を見ながら天守閣へ上がるようになっています。
武士だけでなく、女性や子どもも銃を持ち戦ったことを示す資料が並んでいました。現代では理解しにくいことですが、この時代そういう教育がなされていたのですね。
「会津什の掟」ならぬものはならぬのです、市内のあちこちで見かけました。このあたり、NHK大河ドラマの「八重の桜」に詳しく描かれていました。
そうそう、お城でも旅館でも「八重の桜」推しというか、綾瀬はるかさんを全力で推してる感じがしました。
これは「はるか」と名付けられた桜、綾瀬はるかさんがとてもすてきなメッセージを寄せています。

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幕府から京都守護職を命じられ、藩の中では断るべきだとの強硬な意見が多い中、最終的には受けざるを得なくなり、松平容保以下藩兵は動乱の京都へ。
その後、禁門の変、鳥羽伏見の戦いなどを経て、戦の場所は会津へと移ります。
幕府から命じられた任務を忠実に遂行していたのに、ある日突然敵方に錦の御旗が上がり、会津藩は幕府軍から逆賊へ。
容保の首を差し出せとの命に憤慨した会津の人たちは、一丸となり城に立て籠もり応戦します。
天守閣から見える飯盛山では、少年たちで結成された白虎隊が、城下の火と煙を城が焼け落ちたものと見間違い、全員自決。
しかし、年齢を偽って志願入隊した飯沼貞吉ひとりは生き残ります。この人は後述する西郷頼母の妻の甥です。

お城から見た飯盛山(白虎隊自決の地)山の峰の真ん中あたり

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飯盛山からみたお城、中央あたり

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白虎隊自決の地はこの奥ですが、進むうち写真を撮る気になれずにここまででした。

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さざえ堂
小さい建物ですが、登りと下りの階段が違っていて、下から入って狭い階段をぐるぐる回って誰ともすれ違わないで上るうちに下りとなり、元の入口へ戻るという不思議な構造のお堂です。
ダ・ヴィンチが設計したとか?言われています、重要文化財です。

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Sazaedou

戸之口堰
猪苗代湖畔の戸ノ口原の戦いで敗れた白虎隊士は鶴ヶ城を目指してこの長さ150mの洞窟を潜り、小さな穴から出て命からがら飯盛山にたどり着いたそうです。

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この後、飯盛山を降りて少し情緒のある街中を歩いていたら「末廣」の酒蔵がありました。
旅館のラウンジでは自由に日本酒が飲め、他にも梅酒や甘酒、ソフトドリンクやお菓子などもありました。
食事のときに有料の飲み放題を付けたB男くんは、もっと早く知りたかったと悔しがっていました。
その中でも美味しかった「末廣」の蔵です。
見学させていただきました。

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この辺では乾杯条例というものがあり、宴会での乾杯は日本酒でやることと決まっているそうです。
さすが米どころ、酒どころ、美味しいお酒が多いと思いました。

このあと旅館へ戻る途中に見つけた「会津武家屋敷」
あまり期待しないで立ち寄ってみたら・・・
ここは、会津藩筆頭家老である西郷頼母の屋敷で、新政府軍の猛攻撃の際、頼母は国境警備に当たっていました。
藩士の家族が続々と城に逃げ込む中、西郷家の留守を預かる妻子や親族たち21人は、城にいては兵士たちの足手まといになる、かといって敵の手に落ちて辱めを受けるわけにはいかないと、全員が自決したという屋敷です。
その自刀の間というところに死装束の夫人から2歳の子どもまでの蝋人形が展示されています。

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自決のあと、ひとり死にきれずにいた娘が、部屋に入って来た武士に
「そなたは敵か味方か」
と尋ねます。
この武士は敵方の土佐藩の武士ですが、現場の様子からすべてを察して
「安心せよ、お味方でござる」
と答えます。
すると、娘は安心してその武士にとどめを刺すように頼み、武士は頼みどおりに介錯をして死なせてあげたのです。
あまりの凄惨な最期に絶句です。(写真は観光案内のサイトからお借りしました)
この日、わたしはなんだかとても怖い夢を見ました。
そしたらう~じんも、刀で刺されて一生懸命助けを求めているのにみんな知らん顔をしている夢を見たと言ってました。
あの蠟人形はあきませんわ、いつまでも目に残ります。

この日は13,000歩余り歩いてへろへろ、温泉で癒されて、わたしは9時には寝入ってしまったそうです、あはは。

【この日の食】
会津蕎麦
平たく伸ばした十割蕎麦、ちょっと馴染みのない食感でした。

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2023年7月15日 (土)

福島へ行ってきた

福島県を旅してきました。

幕末の戊辰戦争から始まった会津藩の忍耐と葛藤、悲劇の舞台となった会津若松。
時代の大きな波に翻弄されながらも、義に生き、誇りを失わなかった会津の人たち。
これらはいくつかの著作やドラマで知ってはいましたが、実際にその地に行くのは初めて、だいたい東北には仙台しか行ったことがなくて、とても楽しみでした。

わたしとB男くんは伊丹から福島空港まで飛行機で向かいました。
よいお天気で富士山もばっちりくっきり見えました。

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福島空港では、この地の出身ウルトラマンの生みの親の円谷英二氏にちなんでウルトラマンがたくさん出迎えてくれました。

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さあ、ここからレンタカーで郡山駅まで行って、東京から新幹線で来たうーじんと合流です。
この子が加わるととたんに車内がにぎやかになります。
♪はぁ〜会津磐梯山は宝の山よ~
♪おはら庄助さんなんで身上つぶした~
などと民謡まで飛び出します、そんな歌よう知ってるこっちゃわ。

そうこうしているうちに会津磐梯山のなだらかな稜線が見えてきました。

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ところで、わたしが初めて読んだ偉人の伝記は野口英世でした。
小学校の低学年だったと思います。
生い立ちから黄熱病で亡くなるまで、表紙までしっかり覚えています。
探してみたらネット上にありました。
(古本よみた屋さんのサイトよりお借りしました)

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猪苗代湖のほとりの野口英世記念館に生家が保存されているとのことなので行ってみました。

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ありゃ?
ずいぶん広くて、思っていたよりきれい。
保存にあたり、原型を損なわない程度に手が加えられたのでしょうか。
幼い英世が囲炉裏に落ちて、左手の指がくっついてしまうという災難に見舞われた部屋。
この不自由な指を切り離す手術を受けたことから、彼は医学を目指すようになります。

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それにしても猪苗代湖は自然がたっぷり、琵琶湖の遊覧船やモーターバイクを見慣れた目には、とても静かな湖でした。

このあとは、ビューンと南下して大内宿へ向かいました。

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江戸時代の会津西街道、別名下野(しもつけ)街道の宿場町で、街道の両側にならぶ茅葺きの民家は、ほぼ土産物屋と食事処になっていて、重要伝統的建造物保存地区に指定されています。
本陣を見学して、茅葺き屋根の葺き替えの様子をビデオでみたあと外へ出てみたら、実際に屋根の葺き替えをしている家屋があり、作業の様子が見られました。

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名物「ねぎそば」は、お箸を使わないでねぎ1本でそばをすくって食べるんですって、そんなん無理や~ん。
わたしたちは食べていません、看板だけ。

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さて、そろそろ夕方です。
会津若松市内の山あい、東山温泉へ向かい露天風呂で汗を流しました。

【この日の食】
猪苗代湖の近くで名物ソースカツ丼

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ご飯の上に千切りキャベツ、甘辛いタレを絡めたロースカツがぎっしり、秘密のケンミンショーで見たとおりでした。

桃の恵み

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猪苗代湖の道の駅で買った桃のジュース、不二家のネクターみたいなものを想像していたら、全く違う。
桃100%なのにサラッとしてあまり甘くなく、爽やかなのどごしでした。

ゆべし

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大好きなお菓子です、行く先々で見かけるので買ってみました。
ゆべしは柚餅子と書くので、ゆずが入っているのかと思いましたが、これはゆずの味はしなくてくるみが入っているだけでした。
控えめな甘さですけど、ずっしりとお腹に来ました。

こづゆ

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会津地方の郷土料理で、お祝い事の宴席には必ずふるまわれる汁物です。
具は7~9種類の奇数で割り切れない数を使い、お平と言われる平たい朱色のお椀に盛るそうです。
ほたての貝柱のおだしに山菜がたっぷり入っていて、素朴に見えて奥深いお味でした。

地酒

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旅館のダイニングでは、飲み放題1,700円でした。
日本酒好きのB男くんにとっては垂涎もの。
このほかラウンジでは2~3種類の日本酒が好きにいただけました。

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2023年7月 5日 (水)

今年の雨

今年の梅雨は梅雨らしいどんよりとした日が続いています。
災害級の雨が降った地域の方々にはお見舞い申し上げます。
こんな雨の降り方、昔からしていたのでしょうか。
雨も雪も高温も、昔に比べて極端になってきているように思えて仕方ありません。
ゲリラ豪雨とか酷暑とか炎暑とか、子どものころには聞いたことがありませんでした。

さて、わたしは雨の日は嫌いではありません。

仕事が休みの日にお天気がいいと、お布団を干したり、シーツやマットなどの大ものを洗濯したり、庭の草取りをしたりと忙しいけれど、雨が降ったらそんなこんなはすべて早めにあきらめて、どうせ一日で乾かないからと洗濯機はゆっくりと回したり、コーヒーを飲みながら新聞とネットでニュースを読んだり、溜まった録画のドラマを観たり、ソファにひっくり返って本を読んだり、、、そのうちうとうと寝てしまいます。

ああ、こうして雨の日の過ごし方を書いているだけで雨の休日が恋しくなります。

しかし、仕事に行く日の雨となるとただただ恨めしい。
濡れた傘は電車の中で持て余す。
電車の乗り降りに時間がかかり、少しずつ遅れる。
レンガ敷きの歩道はすべりやすい。
足元が濡れて、ボトムの裾が気持ち悪い(このために職場にドライヤーを置いてます)。
そして何より気分が上がらない。

最近の休日はほとんどお天気が悪いから、先月あねこたちが使ったお布団がまだ片づけられなくてこんな状態。

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あのぅ・・・これは夏用のレインコートなんですが、このすそのヒモ、どういう使い方をするのかわかりません。

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2023年7月 1日 (土)

プールでのひとこま

ある日、プールから出て、化粧室で髪を乾かしていたら

「髪がぎょうさんあってよろしいなぁ」
と隣に座った女性から声をかけられました。
その方は70代半ばくらいでしょうか、美容院で勧められたという毛が生えるローションを振りかけ、ロールブラシで髪を巻きふんわりさせています。
「ここが薄いねん」
と首を傾けて頭頂部を見せてくれました、確かに・・・でも
「そんなことないですよ、きれいに染めて上手にセットしてはるから全然わかりませんよ」
と返しました。

すると反対側に座った、これまた高齢のご婦人が
「わたしは髪に元気がなくなって困ってるのよ、全体のボリュームが全然足らんの」
と嘆いています。
こちらも確かに。
「何かかぶろうかと思うてるねん、梅沢富美男さんがコマーシャルしてはるやつ、どやろ?」
と言ってます。

わたしは髪が多くて美容院では散々梳いてもらいますが、少し伸びるとまた広がります。
梅雨どきの湿気は大敵です。
皆それぞれに悩みがあるもんだと3人の意見は一致しました。

プールに通って健康に気を使うだけでも意識高いのに、髪型、着るものに気を配る、わたしはあと10年経ったらこんなふうに前向きに生きていけるかなぁと、大きな刺激を受けました。

先のロールブラシの方は、きれいにお化粧して、ハイカラなブラウスに着替えておられたので
「今からお出かけですか?」
と聞いたら
「うううん、西友へ寄ってバナナ買うだけやけど」
みんなで大笑いしました。

プールに通い出して10ヶ月、最初は知り合いもなくて誰とも会話しないで過ごしてましたが、名前は知らなくても徐々に顔見知りが増えて、久しぶりやね、今月何回目?などと会話ができるようになりました。
そういう会話がないことは苦痛ではありませんでしたが、挨拶からおしゃべりへと距離が縮まるのもまた楽しいものです。

 

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