釣り納め
お得な旅のクーポンがあるうちにどこかへお出かけしたくてたまらないB男くんが、三重県の鳥羽にちょっとすてきな宿を見つけました。
何が素敵かって、この旅館の1階はお座敷の窓から魚釣りができるのです。
全国旅行支援の恩恵は広く行き届いているようで、途中のサービスエリアや土産物店はそこそこの人でした。
さらに、テレビやYoutubeで取り上げられたこの旅館の人気は高く、魚釣りのできる1階の部屋は、希望の日はいずれも満室でしたけど、ようやく週末に取れて1泊2日の旅を楽しんできました。
こんな感じです。
ここんとこの寒波の中、突堤や桟橋で寒風にさらされながらの魚釣りは無理!
でも暖かい部屋の窓から釣り糸を垂れ、竿だけ出して窓をギリギリ閉めての魚釣りとは、なんとなまくらな、ふふふ。
これはちょっと撮影用にお澄まししていますが、本当は窓から身を乗り出してできるだけ遠くへ投げようとしたり、下の岩場に針をひっかけてしまってサビキ用の餌カゴを2~3個ダメにしたりもしました。
今年は小さいサバやタコだけという釣果に甘んじてきたB男くん、チカラが入っております。
結果、魚は1匹も釣れませんでした。
釣った魚は旅館の板場で料理して晩ご飯に出していただけるそうですが、わたしたちは基本の料理です。
翌朝も夜明けと同時にチャレンジしましたが釣果ゼロ。
すぐそばにある旅館のプライベート桟橋へ行ってみましたが、そちらでもさっぱり。
前日は大きなヒラメを釣ってる人がいて、朝からもボラを何匹も釣り上げている人がいたので、これはわたしたち夫婦の腕が悪いと言わざるを得ません。
ともあれ、餌を補充して次こそはと糸を垂れる楽しさは存分に味わえました。
ところで、旅行支援の割引を受けようとすると、ワクチンの接種証明か検査の陰性証明のほか、住居地が記されている本人確認書類を提示する必要があります。
チェックインのとき、わたしたちの次の家族連れが、ワクチンの接種証明は持っておられたのですが、本人の確認書類はご主人の分しかなくて、奥さんとお母さん、子どもさんの分がなかったのです。
旅館の方も困っておられましたが、そこは規定通りにやらないと旅館の方が管轄官庁からペナルティをもらうことになりかねません。
「ご本人様の確認が取れないと、正規の料金でご利用いただくことになります」
家族全員で財布の中や車へ戻っていろいろ探しておられましたが・・・。
隣で聞いていて、あまりのお気の毒さにそっとその場を離れましたのでその後のことはわかりません。
みなさん、旅行支援の割引を受けようとするときは必要書類の準備を怠りなく。
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