おにやんま君

前々記事でbonnさんがコメントの中に書いてくれていたオニヤンマくんとは、こういうものです。

殺虫剤・忌避剤を使用していません。
オニヤンマの主食は虫、虫の天敵はオニヤンマ、この形が虫を遠ざけるのですって。
アブ、ハエ、ハチ、蚊に効果あり、ということです。

以前、情報番組で紹介されていて、わたしも気になっていました。
先日、スポーツ用品店のキャンプコーナーで尋ねてみると置いてない、bonnさんが言ってた釣具屋で聞いてみると売り切れ、ふ～ん人気なんだね。
ということでネットで探してみたら・・・なんと日本正規品を始め、いわゆるまねっこ商品がお安く出ています。
しかし、ここは日本正規品、made in Japanを注文しました。

大きさはこんな感じ、最近トンボなんて見なくなって久しいけど、これはかなり大きいオニヤンマです。

庭に水まきをすると、いつのまにか蚊に刺されてしまうわたし。
今日は花の苗を買って来て、庭で鉢に植える作業をしていましたが、麦わら帽子にこれを付けておいたら、大丈夫、ひとつも刺されませんでした。
さっそくあねこにも教えてあげました。
赤ちゃんって、初めて蚊に刺されたときものすごく腫れますから、ベビーカーにでも付けておいたらいいと思います。

今朝早く、裏隣の家の奥さんが庭で植木の剪定をしていました。
パチンパチンとハサミを使う音に混じって、時折りペシッペシッと何かを叩く音がするのでそうっと覗いてみたら、腕を叩いていました。
おそらく虫がとまったのだと思われます。
奥さん、こんないいのがありますのよ、おひとついかが、と教えてあげたくなりました。

水中ウォーキング

今年の職場の健康診断の結果はほぼ良好でしたが、BMIだけが・・・悔しい。

体重は変化がなくても身長が微妙に減っているので、一向に改善されません。
そして、この結果についてのコメントは『定期的に継続して運動をしましょう』と毎年書かれます。

さらに運動については
□今すぐやる
□おおむね半月以内にやるつもりである
□やる予定はない
などと選ぶようになっていて
□やる予定はない
などを選ぶと産業医や保健師から呼び出しを受けそうです。
当然
□おおむね半月以内にやるつもりである
にチェックを入れておく。
しかし、これで書面上は切り抜けられても、何ともしがたいお腹や腰回りのぜい肉、もっこりした背中、上がりにくい右肩・・・などから目を背けてきました。

ところで、B男くんはジムの会員ですが、最近あまり行ってなくて会費がもったいない状況、やんわりそれを指摘すると
「行くで、仕事が忙しい日はちょっとしんどいねん」
などとのらりくらり言い逃れをします。
そこで、わたしは一大決心をしました。
これはわたしが率先してスポーツをしないと、B男くんの腰は上がらない、よし、ジムはきつそうだからプールにしよう。

まずは体験教室に行ってきました。
実はわたし、もう20年くらい前にこの水中ウォーキング教室に通っていたことがあり、とても身体の調子と血液検査の数値がよくて、さらに体重が減って、モデルケースとして注目されていた、という過去があります。
始めて１ヶ月もすると、背中の贅肉が落ちてきて、椅子にもたれると背中の骨が椅子に当たるのが実感できました。
２年くらい通ったでしょうか、子どもたちの塾の送迎などで忙しくなり、泣く泣くやめたのですが、いつかそのうちまた・・・という気持ちはずっとありました。

さて、体験の日
平日の朝のコースは、時間的にお年を召した方ばかりです。
この20年間で変わったこと、それは皆さんの水着がとてもおしゃれになったことです。
20年前は黒っぽいスクール水着みたいなワンピース型が多かったのですが、今ではカラフルになっていて形もセパレーツタイプを着ている人が多く、トップスは袖付き、長めのボトムスなどいろいろです。

わたしは体験ですから、皆さんと違う借り物の目立つ色のキャップをかぶっています。
しかし、この日に間に合うようにセパレーツタイプの水着を買いました。

コーチの指示で、歩いたり飛んだり跳ねたりひねったり、ウォーターマシーンの水流に逆らって走ったり・・・水中なのでわかりにくいですが顔には汗をたっぷりかいています。
そして水から上がったら身体の重いことったら。
素知らぬ顔をしていましたが、かなりの運動量です。
水中ウォーキングは陸上でのウォーキングの３倍のエネルギー消費になるそうです。

コーチの
「覚えが早くてうまくできていますよ」
と褒めていただいてにんまり、さっそく入会手続きをしました。

８月から週２回、頑張って通おうと思っています。
そして副産物、B男くんは対抗するように毎日ジムへ通いだしました。
ふふふ、思うツボだな。

82年生まれキム・ジヨン

結婚・出産を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨン。常に誰かの母であり妻である彼女は、時に閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。そんな彼女を夫のデヒョンは心配するが、本人は「ちょっと疲れているだけ」と深刻には受け止めない。しかしデヒョンの悩みは深刻だった。妻は、最近まるで他人が乗り移ったような言動をとるのだ。ある日は夫の実家で自身の母親になり文句を言う。「正月くらいジヨンを私の元に帰してくださいよ」。ある日はすでに亡くなっている夫と共通の友人になり、夫にアドバイスをする。「体が楽になっても気持ちが焦る時期よ。お疲れ様って言ってあげて」。ある日は祖母になり母親に語りかける。「ジヨンは大丈夫。お前が強い娘に育てただろう」――その時の記憶はすっぽりと抜け落ちている妻に、デヒョンは傷つけるのが怖くて真実を告げられず、ひとり精神科医に相談に行くが・・・。（画像とストーリーはオフシャルサイトからお借りしました）

ずっと気になっていた映画をAmazonprimeで観ることができました。

今となってはわかります。
子育てに集中しなければならない期間なんて、長い人生のなかのわずかな期間なのだと。
家事も育児もきっちりやろうなんて思わないで、一緒に遊んでお昼寝して楽しんだらいいんだと。
そのうち子どもは親の手を離れ、呼びかけに返事もしなくなるんだと。

でも、鬱々とした毎日を過ごすジヨンの気持ちもよくわかります。
大なり小なり、誰にでも経験あるものでしょうから。

ジヨン役のチョン・ユミさんは、『ユン食堂』というバラエティで、大女優のユン・ヨジョンさんをうまくサポートしながら、イ・ソジンの毒舌をかわし、パク・ソジュンを叱咤激励しつつ、楽しそうに料理を作る、明るく器用な人だという印象でした。
ジヨンの病気は憑依と表現されて、何の前触れもなくふとした瞬間に別人格が現れる、ここらへんチョン・ユミさんが自然体の演技で秀逸でした。

そしてそんな妻を全面的に優しく受け止めて泣いてくれる夫のコン・ユくん、彼に守られていたなら完治するよ絶対、と思えましたね。
上の画像で妻を見るコン・ユくんの表情を見てください、これが事態解決のすべてを物語っているようです。
コン・ユくん、話題作の出演が多く、すっかり社会派の俳優になりました。

泥沼でどん底で慟哭する、というようなシーンは全くなく、全体的に静かに淡々と時間は流れていき、夫、ジヨンの実の両親、兄弟、理解ある人たちに囲まれて、ジヨンの未来は明るい、というラストシーンでしたが、そこへ至るまでがちょっと端折られていて、え？もう終わり？と少し残念な終わり方でした。

上記の『今となってはわかります』の部分、少々反省。
偉そうにわかったようなことを言ってるけど、まだ昭和の封建的な世相の中で子育てをしていた自分ならどう感じながら観ただろう、そしてただいま育休中で子育て真っ最中のあねこならどう感じただろうと、色んな思いが沸いてきて簡単に経験談を語れない思いに行きつきました。

しかし、ひとつ言えることは・・・
よく子どもの手が離れたというけれど、手は離れても目を離したらいけない、手をかける、目をかける、気をかける・・・つまり子育てはその時々で多様な心配事を伴って延々と続いていくものなんですということだけは自信を持って言えます。

はたして魚は・・・

『ホテルニューアワジ』というところは、わたしが子どものころからテレビCMで宣伝していましたので、『有馬兵衛の向陽閣へ』と並んで、関西人ならだれでもそのCMソングは歌えます。
関東ならさしずめ『伊東へ行くならハトヤ、電話はよいふろ(4126)』ってところでしょうか。
とにかく半世紀以上たっても歌えますので、ものすごい宣伝効果ですね。

海のそば、全室オーシャンビューのリゾートホテルです。
チェックイン時、フロントはかなり混雑していて活気が満ちていました、満室だそうです。
長いコロナ禍を暫時潜り抜けたあとに得た盛況、従業員の方々の笑顔はとてもまぶしく見えました。

このホテルにはプライベート釣り場があってエサと竿のセットが800円、釣り堀は3,300円で利用できます。
釣った魚はホテルの夕食に出してもらうこともできます。
職場の同僚は50cmほどの鯛を釣り、厨房でさばいてもらって持って帰ったと言ってましたので、ぐふふ、期待大。
わたしたちは、桟橋から釣る800円のコースを選び、夕食前の２時間ほど楽しみました。

わたしはちょっと大きいカレイがかかり竿がしなりましたが、釣りあげるときに釣り糸ごとちぎれてしまって結局釣果ゼロ、う～じんもゼロ。
そんな中、B男くんだけあたりが来る、釣りあげる。
サバが２匹でした。
ただし、悲しいくらいに小さくてリリースです。

近くで釣っていた少年がうらやましそうに見ていて、この子は翌朝も早くから桟橋で糸を垂れていました。
夕食には釣った魚は出ませんでしたが、海の幸、淡路牛、そして玉ねぎがちょいちょい出てきてとってもおいしかったです。

あねこ宅には玉ねぎ、ピーマン、カマスの干物、お刺身わかめ、茎わかめをお土産にしました。

さっそくはる男くんがお料理に使ってくれて、こういうところ、義理の親ゴコロをくすぐられるんですよね。

今回はう～じんがいろいろと計画してくれて、この子に任せておけば何かと問題なくコトは進み、わたしとB男くんだけの旅行だと何回も意見の食い違いや衝突があるのですが、う～じんがうまく間に入ってくれて、B男くんも上機嫌のお誕生日旅行でした。

ひまわり

『あわじ花さじき』は、兵庫県立の花公園です。
県立ですから入園は無料です。
春夏秋冬、どこかのエリアで季節の花が順繰り咲いていて、冬場でもストックが見ごろだそうです。
今はクレオメ、サルビア、ケイトウ、ひまわりなどが咲いていました。

気持ちいいです。
少し小雨のぱらつくお天気でしたが、展望デッキに上がると遠くの海や明石海峡大橋まで見渡せるそうです。
ん？
何だか『ケンとメリーの木』のようではないですか（意味わかるかなぁ）。
手を振っているのはメリーさん。

お天気のいい日にこんなところでお弁当を広げたら気持ちいいだろうな。
あねこに教えてあげたら、行ったことがあると言ってました。
また、Aちゃんを連れてくるといいね。

少し早かったけどひまわり畑。

今は、ひまわりを見ると映画『ひまわり』を思い出してしまいます。
う～じんに映画のストーリーを教えてあげて、しんみり。
無邪気に陽に向かって咲く花だけにちょっと悲しい。

さて、そろそろホテルへ向かわないと。
このあと、魚釣りが待っているんだな。

玉ねぎだらけの淡路島

今年のB男くんのお誕生日は、淡路島のホテルニューアワジで過ごすことにしました。
わたしたち夫婦とう〜じんとの3人が車で出かけました。

その昔、神様が近江の国で地面を勢いよく踏んだら真ん中に穴が開いて、その土が飛んで行き淡路島になったと言う伝説の島です。
ほんと、よく似ている。

ややこしいのはお天気だけでなく、コロナ感染状況、高速道路、この高速道路の分岐の表示のわかりにくいこと。
道路の上や両脇に「〇〇方面は早めに左の車線へ」とか、「次の〇〇出口は右側です」とか、さらには「次の料金所ではバーが遅れて上がります」という情報まで、いったいどれだけの注意書きを読まなければならないのか、もっとスマートに表示できないものか・・・
いちいち声に出して読み上げていたらB男くんにうるさがられました。
ともあれ、カーナビに助けてもらってなんとか明石海峡大橋へたどり着きました。

明石海峡大橋を渡ったところにあるサービスエリアの『淡路ハイウェイオアシス』は、橋を一望できる少し高い位置にあり、大きな観覧車もある広くて気持ちのいいところです。

あるある、玉ねぎが・・・。
スープやドレッシングの加工品も充実です。


ここは帰りにお土産を買いに寄ることにして、今回はここから少し一般道を進んだところにある『道の駅あわじ』へ向かいました。

こちらは明石海峡大橋を下から眺める位置にあり、しらす丼と玉ねぎをたっぷり使った淡路牛バーガーが人気です。
しらす丼と新玉ねぎのサラダ、サラダはこのボリュームで350円、３人でたっぷり食べられました。
心なしか血液がサラサラになった気がします。

さて、昨年の天候不順が今年の収穫にまで影響している玉ねぎの値段の高騰は、目を見張るものがあります。
家で作る野菜ごろごろのカレー、余った玉ねぎの大量消費ができるオニオングラタンスープなどはすっかり高級料理になってしまいました。

道の駅では地元の特産品を並べたコーナーに玉ねぎ、ピーマン、きゅうりなどが格安で並んでいましたが、玉ねぎだけはお高い。
それでも近所のスーパーに比べたら立派な大きさです。
帰り道にあねこのところへ寄って帰る予定だったので、お土産に玉ねぎを買いました。

このあと立ち寄った『あわじ花さじき』という公園の売店の玉ねぎは売り切れ、県立公園なので良心的なお値段で販売されていたのでしょうか。
ホテルの夕食でも前菜、お鍋、ステーキなどにはふんだんに玉ねぎが使われていて、とにかく甘くておいしかった。

ちなみに、淡路島にはあわ神あわ姫というご当地キャラがいるのですが、わたしは淡路ハイウェイオアシスの公式キャラクター淡路たま子さんのほうがずっとかわいいと思います。
とても物知りでおしゃべり好きな年齢不詳の熟女、お風呂が大好きで、お風呂に入るといいダシが出るらしい。

こうして玉ねぎまみれの旅行は楽しく進みました。

虫よけ玄関用

こちらへお越しのみなさん、梅雨は明けたもののはっきりしないお天気に心も身体もじめじめしておられませんか。
まだまだ夏は始まったばかり、若いころのように海や山へお出かけしなくなっても、身近で小さな楽しみを見つけて酷暑を乗り切りましょう。

さて、突然ですが、玄関やベランダや網戸にこんなものを取り付けている方・・・

これらは蚊に効果がないってご存じでした？

A社のHPを見ると、対象害虫は「ユスリカ、チョウバエ、キノコバエ、ヌカカ」、K社の方は「ユスリカ、チョウバエ」とあり、蚊に効くとはどこにも書いてありません。
商品の特長を読んでいくとずずっと下の方に「本品は蚊を対象とした商品ではありません」と書いてあり、その他の注意として「使用前に必ず製品表示を読み十分理解したうえで使用してください」とも書いています。

え？
毎年買って玄関に吊るし、網戸に貼り付けていましたけど・・・。
そりゃ、説明をしっかり読んでへんわたしが悪いけど・・・。

ユスリカは何とかわかる、チョウバエとかキノコバエ、ヌカカってなんですのん？
そんなものより蚊、蚊に効いてほしいのよ。

長澤まさみさんはこのCMで「なんでわたしが知らへんの？」と言ってますが、わたしも知らんかったわよ。
なのでこれに買い替えるべきかどうか、でも１年用買ってしまったしなぁとわじわじしています。

ワクチン過密スケジュール

あねこが出産したころ、わたしは帯状疱疹にかかりました。

人生２回目です。
この病気は、水ぼうそうと同じウィルスが原因で発症するものですから、免疫のない赤ちゃんはうつる可能性があり、ＡちゃんのNICU入院は別にしても、あねこは里帰りできる状況ではありませんでした。
かかりつけの先生は、里帰りは先延ばしにして、治ったら近いうちに帯状疱疹のワクチンを接種した方がいいでしょうとおっしゃいました。

ところで、今年６？歳になるわたしには肺炎球菌ワクチンの案内が来ました。
そして、秋ごろにはコロナワクチンの４回目接種があります。
さらに、近年流行していないインフルエンザも、今年あたりは流行しそうな気がします。

先日、かかりつけの先生にここらへんのスケジュールを相談してきました。
「ふむふむ、これとこれは前後２週間明けなければいけないから、これを一番に持ってきて、ここらへんでコロナ４回目の案内が来るからこれは秋ごろにして・・・」
ちょっと珍しい相談だったのでしょうか、カレンダーとにらめっこの先生に最良のスケジュールを組んでいただきました。　　　

「忙しいですね、わたしうっかりコロナになんかかかってられませんね」
と言って笑われました。

ちなみに、肺炎球菌のワクチンはコロナの肺炎には効きません、まったく別の肺炎だそうです。
帯状疱疹のワクチンは、口唇ヘルペスにも有効です。

病気の予防が目的なのに、ワクチンを無事に受けることが目的になってしまっているような気がしないでもないですが、こうしてひとつひとつこなして安心を手に入れる、と自身を納得させました。