リベンジのフグ
愛知県の知多半島は、東に三河湾、西に伊勢湾、その真ん中に突き出た半島で、中部国際空港があります。
南側を東西に横たわる渥美半島と一緒に眺めると、わたしはカニのハサミを連想します。
我が家からは高速道路を使うと2時間もかからないで行けることから、最近は伊勢湾方面へ行くことが増えました。
さて、冒頭の写真は12年前の両親の傘寿の祝いの写真でも旅館のHPの写真でもなく、今回わたしたちがいただいたてっさの写真です。
はい、お皿がまたまた一緒ですねぇ。
とっても甘い伊勢海老やB男くん念願のフグの唐揚げも食べられて、大満足でした。
今回は魚釣りもする予定で準備をして行きました。
折りしも台風が小笠原諸島に接近しており、海の天気が危ぶまれましたが、着いてみたら快晴で波も穏やか、絶好の釣り日和でした。
休暇で帰省のう~じん、ちゃっかりこの旅に参加して、人生初の魚釣り。
格好だけは太公望ですが、何度も釣り糸を絡ませてB男くんにSOSを出しました。
ところが、釣果はこの子が一番で、大小合わせて6~7匹釣りあげました。
釣り人に人気のメジナ(関西ではグレと言う)も釣りました。
ほぼ初心者のわたしも釣りあげました。
この魚、あとで旅館の人に聞いたら、背ビレに毒のあるアイゴというヤツで、扱いが面倒だからたいがいの人はリリースするらしいのですが、塩焼きなどにするとおいしい白身の魚だそうです。
最初、元気よく竿を投げていたB男くんは膝の筋肉に爆弾を抱えており、長時間無理な姿勢ができないことから、途中でわたしたちの背後に回り釣り方の指導とエサを補充する係に徹していました。
しかし、素人のわたしたちでも面白いように釣れるので、次はやりたいと意欲を燃やしていました。
ああ、おもしろかった。
魚釣りは釣れたらとってもおもしろいものですね。
竿やエサを買いに行った釣り具の専門店が大盛況だったのが納得です。
こうして陽が傾いたころ、わたしたちは大きな声で歌など歌いながら旅館へ戻ったのでした。
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