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2021年5月30日 (日)

干し椎茸

わたしは干し椎茸を甘辛く煮たものが大好きです。

冬場の鍋焼きうどんやしっぽくうどんに、茶わん蒸しやちらし寿司や白和えにも、すぐに使えるようにまとめて煮て冷凍しておきます。

ところで、椎茸には原木栽培と菌床栽培があります。

原木栽培は、クヌギの木に菌を打ち込んで、ほだ場と言われる山の中に木を並べて栽培します。
気候によって水をかけるくらいで、その他には人工的に手を加えない自然栽培、収穫には2年ほどかかります。
我が家の敷地にも1本だけ、菌を打ち込んだ原木が置いてあります。

菌床栽培は、おがくずを固めたブロックに菌を打ち込み、温度湿度の管理された倉庫で定期的に栄養分を与えて栽培されます。
清潔で安価、安定した収穫が見込まれます。
この菌床栽培が確立されてから、年中きのこが生でスーパーに並ぶようになりました。

原木栽培の椎茸の干したものは、味と香りがよくて、甘辛く煮ると何とも言えない濃い香りが漂い、大好きです。
何度もお味見してしまいます。

さて、前置きが長くなりました。

この原木栽培の干し椎茸を買いに、永源寺町の山の奥にある『渓流の里』という道の駅へ行ってきました。
以前、ぶらっと立ち寄った際に買ってみたら肉厚でとってもおいしかったので、以来干し椎茸はここで買うことに決めています。

秋の紅葉で有名な永源寺を越え、ワイナリーや牧場の看板を見ながらやがて集落がなくなったら、新緑の木々が覆いかぶさり空が見えないような細い道になります。
永源寺ダム、ここんとこの大雨でダムは満々と水をたたえています。

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道の駅『奥永源寺渓流の里』は鈴鹿山脈の峠にあり、廃校となった政所(まんどころ)小学校を改装して営業しています。
近くにお店やトイレがないので、車やバイクの人でにぎわっていました。
深呼吸するとまだちょっと冷たい山の空気が清々しく、下界で飛び交っているコロナやクラスターやワクチンなどという言葉を忘れます。

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あったあった。
80g入りで800円というお値段も気に入ってます。
ここ東近江市は飛び出し坊やの看板の発祥の地ということで、関連商品の売り場も充実。

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目的は干し椎茸を買うことでしたが、新緑の中をドライブして、ちょっと生き返ったようないい気分になって帰ってきました。

【おまけ】
途中見つけたもの

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道路を渡る人かと思って車を止めようとしたら、なんとこれ、人形でした。
飛び出し坊やならぬ、飛び出し婆さま?

 

 

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2021年5月26日 (水)

小籠包

スマホのアルバムを開くと、昨年の今日、一昨年の今日・・・というふうに勝手に写真が出てきます、罪です。
をタップすると、写真が動画となってミュージック付きで流れます、酷です。

「ああ、あれから1年か」
「もう長いこと海外に行ってないなぁ」
などとしばし感慨にふけることとなります。

台湾の鼎泰豐(ディンタイフォン)で食べた小籠包、おいしかったなぁ。
わたしは日本の鼎泰豐のお味の方が好きだけど、台湾で次々出てきたエビ、野菜、海鮮などの小籠包、最後の方はお腹いっぱいでテキトーに食べていましたが、もう一度ゆっくり味わいたいもの、と食べ物を前に嬉しそうな顔の写真を見て、コロナ禍の日々を疎ましく思っています。

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ということで、雨が続いて家の中で鬱々としていた休みの日、小籠包に挑戦しました。
皮を破ると出てくる肉汁、この作り方を初めて知りました。
肉汁は、あらかじめスープをゼラチンで固めてからお肉と合わせて包むと、蒸したときに皮の中で溶け出すんですって、なるほど。
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鶏がらスープをゼラチンで固めたもの、ざっくりと細かくしておきます。
玉ねぎとひき肉とゼラチンを混ぜます、やや混ざりにくい。 

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皮は大きめの餃子の皮を使いました。
ヒダの幅を均等にして包むのが難しい。
お腹に入ったら一緒や・・・
あかんあかん、見た目も大事。

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うん、そこそこまとまった。
多分となり同士くっつくだろうから間隔をあけて並べます。
中火で8分・・・

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ほどよくゼラチンが溶けているようで、たっぽ~んとした仕上がりです。
割ってみます。

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なんて、なんてジューシーな肉汁。
生姜のせん切りを添えてお醤油でいただきます。

こちら阪急梅田の鼎泰豐

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台湾、日本、どちらの鼎泰豐もひだは小さめに作ってますが、わたしの大きめのひだのものも遜色ないように見えます。
台湾の鼎泰豐での行列、店員さんが忙しく立ち回る店内、湯気を立てながら運ばれてくるせいろ・・・いろんな思い出がぐるぐるしてため息が出ました。

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2021年5月23日 (日)

『終わった人』と『ナビレラ』

最近『老い』がテーマの小説とドラマを見て、すんなり老いることの難しさにしみじみしてしまいました。

小説『終わった人』

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大手銀行の出世コースから子会社に出向、そのまま定年を迎えた田代壮介。
仕事一筋だった彼は何もすることのない毎日に途方に暮れる。どうやら妻は彼のことを鬱陶しく感じているようだ。
「まだ俺を必要としてくれるところはある、どんな仕事でもいいから働きたい」と職探しをするが、取り立てて特技もない定年後の男に職などない。生きがいを求め居場所を探して惑い、あがき続ける男に再生のときは訪れるのか、そしてある人物との出会いが彼の運命の歯車を回す・・・。

定年退職後の時間を持て余している人、世の中にはザラに見かけます。
スーパーでは、腕組みしながら奥さんの後ろを歩いている。
町内会の寄り合いでは、小難しいことを言って会議を難航させる。
散歩のとき、知らない人には挨拶もせず道も譲らない。
果たして彼らは終わっているのかいないのか、そのうち姿を見なくなりますが、新しい『時間持て余し族』は次々出てきます。

女性は職を持っていても家庭の仕事と両立しているからか、退職後もやることがあって終わってなんかいられません。
わたしは退職金を握りしめて、年金を大事に使い、そこそこ楽しく生きて静かに終わりに移行していこうと決めています。

同じころ見た韓国ドラマ『ナビレラ ~それでも蝶は舞う~』

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幼いころから憧れていたバレエに挑戦する70歳のシム・ドクチョルと、さまざまな要因からくすぶっている23歳のバレエダンサー、イ・チェロクが出会い、不思議な絆で結ばれていくさまを描く ~Netflixから~

こういうサクセスストーリーには当然紆余曲折があるわけですが、70歳のドクチョルに訪れる意外な形の試練がこたえました。
他人事ではない状況にどんより、しかし、それを打ち消すチェロクの踊る姿の美しいこと、またドクチョルの家族の対応に涙しつつ見終えました。

70歳はそう遠くない未来です。
子どものころの夢って何だったっけ?
その夢に挑戦する勇気とか気概とかはあるだろうか、否だな。

プライドが高く老いを受け入れられなくてもたもたし、第二の人生に試行錯誤するものの切ない人生を終えようとする『終わった人』の田代壮介。
老いを痛切に感じながらも、残りの人生を果敢に生きようとする『ナビレラ』のドクチョル。

どちらももうひと花咲かせようとするのですが、ドクチョルの方が動機が純粋で、あと味がよかった。
ちょっとネタバレの画像です。
期待どおりの結末、当然こうなりますわな。

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2021年5月16日 (日)

普通のご飯

ところでれいちさん、GWにムコ殿が来られた日、『お義母さんの作る普通のお料理が食べたい』という希望はどうなりました?と思っている方がおられると思います。

結果を報告せねばなりませんね。

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梅しそとんかつにポテトサラダを添えたものと焼きナスを個々に用意し、あとは大鉢に煮物・揚げ物などを盛りました。

評判がよかったのは若竹煮でした。
伊勢志摩へ行った帰りに産地直売所で買ったたけのこと伊勢のわかめを使いました。
ふきと昆布の佃煮も産地直売所で買ったもの、あねこは持って帰りたいと言いました。
ここらへん、わたしの得意な分野です。

こちらの期待ほどお箸が進まなかったのはトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼでした。
彩りはよかったのですが、しょうゆ味の多い中ではあっさりしたお味が物足りないようでした。

う~じんも同じ日に帰って来たので、急きょあの子の好きな鶏の唐揚げも追加。
いわしの梅煮は骨まで柔らかく煮ましたが、そこそこの人気でした。
筑前煮も手間がかかったわりには残りました。

はる男くんは、わたしに気を使ってか、ひと通り食べてどれもおいしいと言ってくれました。
お行儀よく育った子なんでしょうね、きれいな食べ方に好感が持てました。
普段は小食らしいのですが、よく食べて、B男くんが用意した地酒もすすみ、とても楽しい夕食でした。

 

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2021年5月12日 (水)

すってんころりん

その悲劇は、GW中のいいお天気の、わたしひとりでゆっくりしていた日に起こりました。

2階でお客さん用の布団を干していて、お昼過ぎに取り込みました。
そのお布団を階段の上から階下に向けて投げ落とし、階段を下りて行ったのです、持って降りるより安全だろうと思って。
ぺんぺんと布団を蹴って、あと数段というところで布団を踏んでつるんとすべり、どっど~ん、仰向けに万歳状態で倒れました。

瞬間、階段の角で後頭部と背中をしたたかに打ち、激痛、息が止まったかと思いました。
ああ、もうあかん。
人生終わったかも。

意識はある。
しばらくそのままじっとしていました。
頭を触ってみたら血は出ていません。
ポケットからスマホを取り出して、とりあえずB男くんにLINEでメッセージを打とうとしましたが、メガネが吹っ飛んでしまい画面の文字が見えない。
これは老眼ではなくて、脳内で出血しているのではないか、早くB男くんに連絡を、と電話をかけました。

「何分くらい経ったん?」
「15分くらい」
「頭は痛い?」
「押さえたら痛い」
「背中は骨が折れてそうな痛さか?」
「わからん、押さえたら痛い」
「大丈夫そうや、しばらく寝とき」

言いつけどおりしばらく寝ていました。
しかし、亡き父はよく、階段は3段目から落ちても命を落とすなどと言ってたことを思い出し、だんだん不安になったわたしは、病院の救急外来へ行きました。

まずは脳外科の先生の診察から・・・
打った部分をちらっと見て、ちょっと赤くなっているだけですねぇ、とつぶやくように言うと
「車を運転してきたのですか?」
「はい」
「頭が痛むとか吐き気がするとかは?」
「ありません」
「大丈夫ですね、自宅で様子を見といてください」
「え?急変することはないですか?」
「もう50分過ぎていますし、その心配はないでしょう、しかしそういうこともあることはあるので、おかしいと思ったらすぐに来てください」
・・・おかしいと思ったころ、わたしの意識はもうろうとして救急車さえ呼べない状況だったらどうするのか?

次に整形外科の先生、背中の赤くなっている部分を押さえてみて
「念のためにレントゲンを撮りましょう」
・・・念のため?それって、大丈夫だけど、という言葉に続くものじゃないの?こんなに痛いのに大丈夫なのか?

レントゲンの結果は、骨に異常はありませんでした。
しかし、細かい部分に骨折の可能性がある、はっきりと診断するにはCTを撮る必要があるけどどうします?とか聞くんですよ。
それって患者が決めるものなの?

「細かい骨折があったらどんな治療になりますか」
「特に何もしないです」
「CTを撮るのと撮らないのとでは治療は変わりますか?」
「変わりませんね」
「もっと痛くなって、ただ事じゃないとなってからCT撮ってくださいと言って来ても手遅れにはなりませんか?」
「それでも大丈夫ですよ、ご希望なら痛み止めを出しますけど、なにか薬の希望はありますか?」
・・・マクドナルドでチキンナゲットのソースの希望を聞くような感じ、そんなん患者にわかるかいっ。

こうして、紹介状がないので初診料5,500円プラスの診察代を支払い、帰ってきました。
大事に至らずほっとしたものの、布団を蹴りながら階段を降りるなんて、何であんな横着なことをしたのかと反省しきりでした。

あれから10日ほどたちました。
強打した背中の痛みは、だんだん脇腹や横隔膜に広がってきて、くしゃみをしても響きます。
そして、当日には気が付きませんでしたが、腰と腕も打ったようで、ひどい青タンができています。

 

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2021年5月 9日 (日)

パイナップル再生

以前、職場の園芸部長【*1】が、食べ終えたパイナップルのヘタを土に挿しておいたら大きくなって、実がなった・・・と話していたのを思い出し、やってみました。

GW中に娘と食べたパイナップル、さてさて、ネットで栽培方法を調べてみると・・・
果実の部分は落として、下の方の葉も数枚かき落とすらしい。

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少し日に当てて、あとは土に挿すだけ。

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こちらは、ちょっと大きめのパイナップル、水栽培もできるとのことなので観察しています。

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果たしてうまく育つかどうか、楽しみです。

【*1】職場の園芸好きで作るグループ、情報の交換、種・苗などを交換する。最近では増えすぎたポトスを切り戻し、切ったものを4人で分けた。園芸部長はすでに定年退職されて現在病気療養中。部長は、多肉植物を増やすのが得意なほか、これまでにパイナップル、マンゴー、アボカドも種から芽を出すことに成功している。
「れいちさんは園芸よりも演芸向きだなぁ」などと言ってた部長、そろそろトケイソウの季節ですよ、早く良くなってくださいね。

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2021年5月 4日 (火)

ぴっぴっぴ~!

最近の電化製品はやかましい。

お風呂なんて、ずっとしゃべってますねん。
40度でお風呂にお湯を入れます~お風呂の栓はしましたか~お風呂が沸きました~1時間保温します~給湯温度が変更されました~

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余談ですが・・・
こちら、ガチャ好きのう~じんが買ってきたお風呂のコントロールパネル、3×4cmくらいの大きさで、『ふろ自動』のボタンを押すと『お風呂がたまりました』と言います。
お風呂がたまるっておかしな言い方ね、お風呂が沸きましたとか、お湯がたまりましたでないと。
どこの国の製品なんでしょうねぇ?

そして次にやかましいのが冷蔵庫、こちらはしゃべりませんが、ドアが開いているとぴっぴっぴ~っと警報が鳴る。
それでもドアを閉めないとだんだん大きな音になる。
知人は、仕事中、隣の家の人から
「お宅の家の中でずっと警報が鳴っているんだけど、110番か119番に電話した方がいいですか」
と電話がかかって来たことがあったとか。
冷蔵庫のドアポケットにものを入れすぎて重くなったドアがほわ~んと開いてずっと警報音が鳴り続けていたんですって。

我が家では・・・
休みの日の朝、鍋をコンロにかけて洗い物をしていたら、窓にさ~っと日の光が差してきたので、洗面所のマットを洗おうとその場を離れた、すぐに戻るつもりで・・・。

洗面所のマットを洗濯機に放り込んで回したところで、洗面所に置いてある小さなポトスの鉢を日に当てようと思い立ち、鉢を持って玄関に行った、すぐに戻るつもりで・・・。
(この時点では、洗面所の前に台所に戻ることを覚えていたものと思われる、たぶん)

玄関に行ったら、昨日使った傘がそのまま傘立てに放り込んであったので、開いて干そうと思い傘を持って外へ出た、すぐに戻るつもりで・・・
(この時点で、手に持っているのは傘のみ、ポトスの鉢は何処?)

庭に出たら、ここんとこの雨で雑草が生き生きと伸びている、目につくものだけ引っこ抜いて、手にした雑草をビニール袋に入れようと台所へ行った。

するとぴっぴっぴ~と鳴っている、どこだ?冷蔵庫か、コンロか?
それはコンロでした。
たけのこの煮物の煮汁が少なくなっていたので勝手に火が止まっていたのです。
その横で、たけのこのあく抜きに使った大きな鍋を洗って空焚きをしていたのですが、こちらはとうに火は止まったんでしょう、ぴしっぴしっと鍋が悲鳴を上げていました。

コンロの自動消火と警報音でお鍋を焦がすことはなくなりましたが、なんで火を使ったままその場を離れてしまったんだろう、一番してはいけないことなのに、と後悔していたら今度はマットを洗い終えた洗濯機がぴっぴっぴ~と呼んでいます。

電化製品にバカにされているようでもあり、しかし安全性の向上でずいぶん助けられているのは確かです。

ポトスの鉢?
それは、洗面所から玄関へ向かう途中のテレビボードの上にありました。
そこでどんな用事を思いついたのか、今となってはわかりません・・・とほほ。

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