映画『罪の声』
昭和最大の未解決事件、大人も子どもも震撼させられた劇場型犯罪、日本中のスーパーや小売店から大手菓子メーカーの商品がなくなった事件・・・昭和人間には忘れようもない事件を題材にした作品です。
映画は、事件の犯人そのものを追っているのではなく、当時脅迫に使われた3人の子どもの声から、彼らのその後の人生を追うという形で展開します。
何も知らないで大人になったテイラーの主人は、ある日、脅迫電話の声が自分のものだと気づきます。
あとふたり、『声』を使われた子どもがいる、そして自分の身内に犯人がいる・・・
ここからは悲劇の始まり、犯人グループによって人生を狂わされた『声』の主たち。
犯人グループの目的は、誘拐や脅迫で現金を手に入れるというだけじゃなかったということ、なるほど。
とにかく息つく間もない流れ、おもしろかったです。
梶芽衣子、火野正平、宇崎竜童、佐川満男・・・若い人たちには馴染みのない俳優さんがたくさん出演されていて、事件自体も含め、昭和は遠くになりにけり・・・としみじみしたものでした。
生島聡一郎役のこの人、とてもよかった。
今後注目していきたいと思います。
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コメント
れいちさん、こんにちは
「罪の声」、先月行った美容院の先生が例によって熱く熱く語ってくれました😆
本を読まれたそうで、映画の上映が楽しみだと👍
私も早速図書館で本を予約しました。
しぶーいキャストの方達を見ると是非映画も見たいところですが、、、
そういえばチマチマ貯めた映画のポイント、コロナでご無沙汰している間に切れてしまわないかと検索したら、6ヶ月延長してくれてました。
それまでに映画館に行けますように、心から願っています😅
投稿: bonn | 2020年11月13日 (金) 10時40分
bonnちゃん
うちら関西人にとっては感慨深い事件でしたね。
テレビでこの事件を取り扱ったドキュメント番組を見ても、事実なのか憶測なのかが判断つかないものもありました。
原作は丁寧に取材してあるそうです。
映画も、丸っきりのノンフィクションではないにしても、真実に近い形で描かれているんではないでしょうか、と思います。
予告編で煽っておいて、実際に見てみたら『思ってたんと違う』ってものがある中で、これは期待を裏切っていません、ふふふ、ぜひ見てね。
>チマチマ貯めた映画のポイント・・・
同僚も同じことを言ってました。
映画館へ電話して確かめたら延長してくれるということでしたが、そのとき見たいものが全くなくて残念だとも言ってました。
やっと、先月くらいから待機していた作品が上映され出しました。
一時、座席の間隔をあけて着席させていた館内ですが、わたしたちが行った日は、その措置は終わってました。
シネコン、5つあるうち2つが鬼滅で、そちらはたくさん入っておられました。
マスクして大声を出さない、帰ったら手洗いうがいを丁寧にやる、これで行きましょう。
投稿: れいち | 2020年11月15日 (日) 11時09分