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2020年8月27日 (木)

ほとんどの日本人は目がきれい

今年3月に我が課に異動してきた女史は、毎日顔を合わせている人だけれど、異動のときからずっとマスクをしていて顔全体を見たことがありませんでした。

しかし、クリクリとよく動く黒目のはっきりした、きれいな目をした人だということだけはわかりました。

我が課のデスクの配置はほぼ対向島型です。

Photo_20200826132401

こんなイメージだけど実際はもっと雑然としていて、今は感染予防のため、デスクとデスクの境目に棒を立ててビニールを貼り、クリップで留めるという貧乏臭い見た目となっています。

さて。前述の彼女・・・
わたしは彼女とは別室なので、お昼休みに自分のデスクでお弁当を食べるときも、彼女がマスクを外した顔を見ることはありませんでした。
先日、たまたま彼女が自席でマスクを外してお弁当を食べている姿を見て、ちょっと驚きました。
目だけから受ける印象は二階堂ふみちゃんのようでしたが、顔全体となると・・・う~ん、違う、全く違う。

以来、周りの人をそれとなく観察してみると、マスク姿だとみんなきれいな目をしていることが判明しました。
男性なんて3割増しくらいのオトコマエに見えます。
目ってその人の印象を決定づけるくらいに大事なパーツなんだな、とつくづく思いました。

余談ですが・・・
最近、毎日駅で出会う会社員風のおじさんに軽く挨拶されるんですが、どう見ても知らない人です。
いつ間違いに気づくだろうと、楽しみながら挨拶を返している意地悪なわたしです。

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2020年8月23日 (日)

GoToトラベルその後

実施だ、否、時期尚早だと賛否両論の中、政府がやや強引に打ち出した経済活性化対策のGoToトラベルキャンペーンは、どうやら期待外れだったようです。

思ったほど国民はお出かけをしないことや、キャンペーン参加宿泊施設で陽性患者が出たケースが何軒かあって、それってキャンペーンが悪いわけじゃないけど、恨めしいことですよねぇ。

先月の四国から中国山陰地方を回る旅行記に書きましたが、当初このキャンペーンに該当する宿泊施設は3泊のうち1箇所だけでした。

愛媛の旅館は
「うちはこのキャンペーンに参加していませんし、今後参加するかどうかわかりません」
と言ってましたが、強引に宿泊証明書を貰ってきました。
そんな客はわたしらが初めてだったようで
「証明書の用紙をダウンロードしますのでお待ちください」
と言われ、ずいぶん待たされました。

その後、毎日この旅館のHPと観光庁のキャンペーン参加宿泊所の一覧を見ていましたが、8月になっても名前が挙がりませんでした。
しばらくして旅館に直接電話をかけて聞いてみましたら・・・
「昨日やっと認可がおりました」
と言うじゃありませんか、やった~😃

もうひとつ、山口のホテルは業界最安値の旅行サイトで予約しました。
このサイトは本部がシンガポールですので『国内の業者に限る』との要件から外れます。
しかし、粘り強く観光庁のHPで確認し続けたところ、サイトの日本法人が参加対象になったことがわかりました、こちらもやった~😃

キャンペーンの内容を調べもしないで予約してからに・・・とB男くんに対し密かに怒っていたわたしの怒りはおさまりました。
なぜ『密かに怒っている』かって?
それはこの旅行の費用はB男くんが出すから、文句を言わせないオーラが出ていたからです。

こうしてキャンペーン申請書受付初日に書類を郵送して、あとはか還付金が口座に振込まれるのを待つだけです。

わたしの試算では、高速料金の全額をカバーするくらい還付されるのではないかと目論んでいます、えへへ😃

 

 

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2020年8月15日 (土)

帰省する、しない、すれば、するとき・・・するな

お盆休暇の帰省をメールで京都に住む親に相談したら
「東京は大変なことになっているらしいけど、マスク足りてる?送ろうか?」
と返信があったと、ネットで話題になっていました。

「帰っておいで、帰ってこないで」
とはひと言も言ってないけど、最後の『送ろうか?』で、東京にいること、つまり帰って来るな、と言ってる。
京都の人の言い回しは難しい、親子でも深読みしないといけないとのことらしい。

またどこやらでは、東京から家族が帰省中の実家の玄関先に
「早く東京へ戻れ」
などと書いた紙片が丸めて投げ込まれていたとか。

どちらも笑えない話です。

この夏、う~じんは帰省する気満々で、東京の友だちと琵琶湖へ行ったり、地元の友だちとBBQをしたり、おじいちゃんおばあちゃんのところへも行きたい・・・計画を立てていました。

しかし、東京の感染者数はどんどん増え続け、毎日過去最高の数字と言われ続けました。

わたしとB男くんは頭を抱えていました。
「帰っておいで」
と言ってあげたい。
でも、若い人は軽症とか無症状の人が多いから、知らないうちに感染してこの田舎に菌を持ち込むことになるかもしれない。
わたしたち夫婦が感染するだけじゃ済まない。
ご近所や職場への影響を考えるともろ手を上げて歓迎はできない。
「自費でPCR検査を受けて帰ってくるように言ってみようか、費用は出してあげるからって」
とか
「この際、はっきりと帰ってこないで、と言おうか」
などどんよりした気持ちで過ごしていました。

そうしたところ、どうやらあねこが親の気持ちをう~じんに言ったようで、明らかに怒っているコメントがLINEに書かれました。
さんざん怒っておいて最後には
「帰省は見合わせます、誰が悪いわけでもない、この状況に腹が立つだけです」
と書いてあったので、それ以上刺激しないで静観することにしました。

その3日後
「お盆は家族でリモートBBQをしましょう、ついては近江牛のおいしいのを送ってください」
う~じんからいけしゃあしゃあとコメント。
そして、甘々の父親は東京と神戸にお肉を送ったのでした。

これがあの娘なりの手法なのかな。
自分の怒りを解いて、戸惑う両親の気持ちに斟酌して、事なきことにしようとする。
こうして我が家のお盆の一日は、わいわいやかましい夜となりました。

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2020年8月 9日 (日)

Go Toトラベル ~山陰地方~

山陰という呼び方は、中国語で「山の北側」という意味で、日本では本州西部のうち日本海に面する地方を指します。
しかし、陰気・日陰という暗いイメージにつながるとして、山陰という呼び方に変えて北陽地方とか北中国地方などという呼び方が提案されましたが、いずれも定着しませんでした。

島根から鳥取・・・4日目は、山陰地方の海沿いを走ることから始まりました。
日本海は波が穏やかで、海岸の岩は白くて掛け軸の絵のようで、山陰というイメージからはほど遠い明るい風景が続きました。

鳥取県の北栄町という所を走っていると、『青山剛昌ふるさと館』という看板が見えたので寄ってみました。

A
入場者には整理券が配れれていて、行列ができていました。
これは阿笠博士、アニメのとおりVWに乗っています。

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うちの娘たちは『名探偵コナン』が大好きで、毎年春には新作映画が公開されるのをとても楽しみにしているのですが、今年は新型肺炎の流行で公開が中止になっています。
せめてお土産だけでもと、ふるさと館のそばにある『米花百貨店』に入りました。
開店してすぐの時間でしたが、入場制限をしていてしばらく並びました。
このエリアは米花商店街と言われ、他にも『喫茶ポアロ』や『大迷路』などあって、好きな人には垂涎のエリアとなっています。

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鳥取砂丘です。
この旅最高の人出を見ました、けっこう『密』です。
『馬の背』と言われる丘、向こうに青い海が見えて絶景です。

D 
砂を歩くのはけっこう力が要る、ザックザックと踏みしめながら・・・お天気が良くなってきて暑いったら。
昔、『おれは男だ』という青春ドラマで、青葉高校剣道部主将の小林くん(演・現千葉県知事の森田健作さん)が竹刀を持って海岸の砂場を走り込むシーンが度々ありましたが、こりゃ足腰鍛えられるわ、と痛感しました。
裸足で歩く人も多く、足洗い場も用意されていました。

ここから日本海と離れて山の中を南下、出石(いずし)という街へ寄りました。
出石城の城下町です。

F
こちらも小京都と呼ばれて伝統的建造物の保存地区です。
『辰鼓楼』は日本最古の時計塔で、辰の刻に太鼓を叩いたことからこの名がつきました。

H
ここ出石でもっと人気なのは『出石そば』です。
小さなお皿に少しずつ盛り付けてあり、岩手県のわんこそばに似ています。
わたしたちはとうにお昼を済ませていましたが、中途半端な時間帯なのに人気店の前には行列ができていました。

兵庫県のスキー場をいくつか見ながら京都に入り、慣れた名神高速に入り帰ってきました。
全行程、1,500km走りました。
クーラーボックスを積んで行ったので、冷たい飲み物を入れたり、行く先々で海産物を買い込んだりしながらの気楽な旅でした。

マスク着用、消毒液持参、ソーシャルディスタンス、入場制限あり・・・なかなか気疲れする場面もありましたが、それもまたいい思い出、早く笑って話せるようになることを願っています。

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2020年8月 3日 (月)

GoTOトラベル ~中国地方~

2日目は、四国とおさらばして瀬戸大橋を渡り本州へ向かいます。
ここからは中国地方です。

まずは広島県尾道市。
尾道は多くの映画やドラマに登場する坂の街です。
瀬戸内海に面しているのですが、その幅の狭さからこの海は尾道水道と呼ばれています。

これは千光寺公園へ上がるロープウェイ、下に見えるのが尾道水道です。 

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千光寺公園から千光寺へ続く山の中の小径は『文学のこみち』と言われていて、文豪たちの詠んだ句が彫られた岩の間を散策するようになっています。 

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時折り小雨のぱらつく空模様で、暑い、蚊がいる、石段が滑る・・・
名物のみかんソフトクリームを食べてる間にも2~3ヶ所蚊に刺されました。

さて、小雨の降る中、高速道路で本州最西の山口県へ向かいます。
途中、宮島と名のつくあたりのサービスエリアで、宮島名物のアナゴが食べられないかと探しましたが、SAのレストランはほぼ休業していて、開いているのはコンビニとフードコートくらいです。

仕方なく、宮島ラーメンというどこが宮島風なのかよくわからないラーメンを食べてランチとしました。 
この旅のランチは困難を極めるなぁ・・・。 
B男くんなんか、すでに土地の名物は諦めていて、トンカツ定食です。
しかも好みのお味ではなかったようで機嫌が悪い、こどもかっ!!!

山口県岩国市の錦川に架かる錦帯橋へ行きました。 

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1673年に作られた橋で、このバックの山の上の岩国城と城下町をつなぐ橋が大雨のたびに流れてしまうので、なんとか丈夫な橋をと当時の藩の方々が考えたところ、橋脚を失くせば流れないのではないかというアイデアが出て、その後紆余曲折がありこのようなアーチ型の橋となったのです。

もちろん全て木で組んでいます。
なんとも精巧で美しい形の橋です、感激しました。

下を流れる錦川では鮎釣りをしている人がいて、鵜飼いの屋形舟も出るあたり、岐阜の長良川と似ていますね。
少し前にこの橋をバイクで渡った不届きものがいたらしく、只今観光協会ではその防止策に頭を抱えているそうです。
別の角度から・・・

Img_4633 
さて、次は山の中をひたすら走り山口県から島根県の津和野へ向かいます。

この道で合ってるのか?
ナビはここを行けって言うてる
えらい細い道やなぁ

この旅ではカーナビとETCカードの威力を改めて感じました。

山口県は当代総理のお膝元、すごい田舎でも道路が整備され、山の中を単線ながら鉄道が走っていました。

津和野は山陰の小京都と言われる津和野城の城下町で、歴史ある建築物が残るしっとりとした美しい隠れ里です。
しかし、雨の夕暮れに散策する人もなく、わたしたちも車でさ~っと流し見しただけでした。 

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津和野から山口県の萩までは少しだけ整備された『萩津和野線』という幹線道路があり、またもや山道をひたすら走りました。
お天気が悪いのですでに薄暗い・・・。
萩の町についたのは夕暮れでした。

同じ山口県でも、錦帯橋の岩国は瀬戸内海に面していますが、萩は日本海に面した街です。
夜中には雷が鳴り、窓に激しく雨が打ち付ける音がしましたが、翌朝には小やみになっていて、なんとか萩の街を散策できました。
幕末には吉田松陰の松下村塾でたくさんの若者が学びました。
桂小五郎(木戸孝允)、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博史などなど・・・
その後の明治維新でも活躍した人が多く、政治家を排出するという土地柄が現代まで続いています。

ここからは『明治日本の産業革命遺産』が次々出てきます。
松蔭神社

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松下村塾

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町並み、高杉晋作と桂小五郎はご近所さんです。

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Kidotakasugi

木戸家の方は庭に柿、栗、柑橘類の木がたくさんあって、ちょっと暮らしに余裕が感じられました。

反射炉
大砲の鋳造をめざして当時の長州藩が、すでに反射炉の製作に先行していた佐賀藩へ教えを請いに藩士を派遣したものの拒否され、渡されたスケッチだけで作ったもの。
試験操業だけで、本格的な操業はなかったとされています。
昨年行った韮山の反射炉では、実際に作った大砲が展示してありました。
外敵に備えようとする当時の各藩の焦燥が感じられる遺構でした。

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さて、この旅のランチではハズレ続きの憂き目を見てきましたが、ここに来てやっと、やっとおいしいランチに出会うことができました。

萩の町のはずれにある道の駅『しーまーと』は、漁港に直結していて、この中のレストランではその日水揚げされた魚介を使ったお料理が食べられます。

わたしの海鮮丼

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B男くんはこの日のお魚定食

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いやあ、おいしかったっす。
お値段も手頃で、とっても新鮮な魚でした。

さあ、この日はあとひとつ、島根の出雲大社へ寄ってから松江で泊まることになっています。

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我ら夫婦の願い事はただひとつ、娘たちに良縁がありますように・・・でした。

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