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2020年7月29日 (水)

GoToトラベル ~四国~

GoToトラベルキャンペーンが始まった日から、四国~中国~山陰方面へB男くんと車で旅行してきました。

キャンペーンが始まったとは言うものの
「そんなん待ってたらあちこち混んでホテルが取れへん」
とのB男くんの信念のもと、キャンペーン無視の予約です。

結果的には3泊のうち、ひとつのホテルでキャンペーンの割り引きが受けられて、ひとつは最安値が売りの海外旅行サイトを通じての申し込みなのでただ今参加を認めるかどうか検討中とのこと(対象は国内の旅行業者に限る)、あとのひとつはキャンペーンに参加するかどうかわからない旅館に電話で直接申し込んだので、無理かなぁ・・・。
ここが一番高かったので、できたらキャンペーンに参加して欲しい。

しかし、今後政府の方針がどう変わるかも知れないので、宿泊証明書(これは申請書や領収証と並んで必要書類)はもらってきました。

さて、神戸から明石海峡大橋を渡って淡路島へ、その後鳴門海峡を渡ったら四国。

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いいお天気になりました。
この橋の下あたりで鳴戸の渦潮が見られるのですが、わたしたちが通ったときは渦のない時間帯でした。
近くには大塚美術館もあって、ここはまた別の機会にゆっくりと訪れることにして、先を急ぎます。

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だって、花よりだんご、芸術よりグルメのわたしにはこの日、讃岐でうどんを食べるという目的があったんです。
事前に人気店を調べ、開店時間や駐車場の有無、クチコミ、食べ方のルールもしっかり調べていました。
ところが、人気NO.1のお店は臨時休業、では次の候補店へ、あれ?ここも休業中、助手席からあちこちと指図されて閉口ぎみだった運転係のB男くんは
「どこでもええやん、讃岐で食べたらそれが讃岐うどんや」
と言うのですが、軒並み閉まっていて、ついに次の目的地の金比羅(こんぴら)さん、正式には金刀比羅宮(ことひらぐう)へ着いてしまいました。

ここでもお土産物屋さんで尋ねると
「コロナの影響でこの辺のうどん屋は全部閉まってるよ」
と言うじゃありませんか・・・ち~ん。

参道で買い食いでもするか、と785段の石段を上がりかけたら、両側の飲食店はほぼ閉まっています。
お土産物屋さんは開いていて呼び込みの声がしていますが、いかんせん観光客の姿がまばら・・・。
しかし、この長くきつい石段を上って参拝しようとする還暦過ぎの善男善女の前に、営業しているうどん屋さんがあったのです。

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店内にはわたしたちだけ、こりゃみなさん休業するはずやわ。

讃岐うどんはコシが強くてもちもちしていて、麺の断面が四角いのが特徴です。
対して大阪うどんは柔らかくてだし汁にからみやすく、『角を立てずに丸くおさめる』という大阪人の商売の気風から麺の断面が丸くなっています。

どちらのうどんもスーパーに売っていますが、我が家の冷凍庫には讃岐うどんが常備されています。

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冷たい山菜うどんのおつゆまですっぺり平らげたB男くん。

さて、785段のうちまだ100段ほどしか上っていません。
写真を見てもわかるように、人にすれ違うことがないので、ところどころマスクを外して深呼吸をしながら進みました。

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休み休み登っていくと、立派なお社が見えてきました。
しかしここはまだ途中。

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さらにへえへえぜろぜろ言いながら上ります。
最初のうちは遅れを取っていたB男くんが、後半俄然チカラを発揮してきました。
くそ、ヤツは最近またジム通いを再開したからなぁ、負けてなるものかと踏ん張ってやっと頂上の本殿へ到着。

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映画『二十四の瞳』では、小豆島から金比羅さんへ修学旅行に来た先生と生徒たちが、参道のうどん屋へ丁稚奉公に出された松ちゃんという同級生の女の子と出会うシーンがあって、それはそれは涙を誘うという説明をB男くんにしてあげました。
ほかにも戦争で失明した男の子が、同窓会で小学校時代の集合写真を指でなぞりながら「これは○○ちゃん、その横は○○ちゃん」と言うのですが、その指の位置が少しずつずれているシーンも号泣です、ってハナシがそれましたね。

さて、下りもガクガクブルブルする膝を労わりながら下りて行きましたが、この日の筋肉痛はこの旅の間じゅう残りました。

うどんと金比羅さんでずいぶん時間を取ってしまいましたが、あとはこの日の旅館へまっしぐら。
カーナビって便利なものですね。
こんな先に本当に旅館があるのか、というような岬の先にちゃ~んと導いてくれました。
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いいなあ、この旅情をくすぐる部屋。
見晴らしのいい温泉に浸かったあと、海の幸をお腹いっぱいいただきました。

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これはこの宿の名物、焙烙(ほうろく)焼き。
今治の来島水軍が戦勝の際に食べたと言われるもので、焙烙という素焼きの皿の上に石を敷き詰め、魚介や卵を盛り合わせて蓋をして焼いたもの。
この日は鯛とサザエと地鶏の卵でした。
ほかにも伊勢海老や珍しい魚のお刺身、アワビややタコの丸揚げ、鯛めし・・・覚えられへん。
ああ、食った食った。

部屋の窓から眺めた景色、まん前は遠浅の海。

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ここを教えていただいたネッ友のNさん、どうもありがとうございました。

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2020年7月18日 (土)

頭の中の予定表

大雨の雲が去った日、実家の両親の様子を見に行きました。
4月に筍をもらいに行って以来、3ヶ月ぶりです。

父は、離れの玄関先に置いた椅子に座ってぼ~っとしていました。
テレビでよく見る田舎のお年寄りの姿そのものです。

元気にしていたかと尋ねると
「あかん、もういつなんどきかわからん」
「いつもそう言うてるやん」
「婆さんはもっとあかん、そこらへんで死んでへんか?」
と本気とも冗談ともとれるようなことを言います。

母は、ベッドでうとうとしていました。
「もうあかんねん、しんどうてしんどうて・・・」
蚊の鳴くような声。
総じて年寄りは「もうあかん」が口ぐせのようです。
「どこがしんどいの?」
「朝ごはんを食べ過ぎたみたい・・・」
は?
食べ過ぎるほど元気があるんですね。
「桃とさくらんぼを持ってきたから、一緒に食べよう」
「それは好物やわ、起きてみようか・・・」

仕事が休みの兄も加わって一緒にお昼ご飯を食べたあと、兄が少し離れた畑に山椒の実を取りに行くというので付き合いました。

父も母も、毎朝近所を散歩しているからまだ歩ける、が、別々の時間に別々のルートを歩いているようだ。
父は、頭がしっかりしていて会話が成り立つけど、母は来月のお盆の行事やお寺へのお参りの事で頭がいっぱいで、毎日ぐちぐち同じことを言ってる。
どうやら母の頭の中の予定表は、お盆の仏事一色で塗りつぶされているようです。

「また電話かけてきてや、ちゃんと出るさかい」
母は帰りがけに言うのですが、電話をかけたって出ないんです。
だいたい母は、携帯電話の待受画面をタクシー会社の電話番号にしていて
「誤って発信してしまったらあかんからやめとき」
と言っても聞き入れません。

少し前から、母の愚痴が増えてきたのは気になっていましたが、根が穏やかな人だっただけに、ちょっとかわいそうな気がします。

「前もって来るって言うといてくれたら残しておいたのに・・・」
と言われたきゅうり。
隣でたわわに赤くなっていたミニトマトをたくさんもらって帰りました。

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2020年7月11日 (土)

ホタル狩り、反則ワザ

市内の山奥に、ホタルがたくさん飛ぶ川があって、毎年この季節になると見に行ってます。
今年も梅雨の合間、雨の降らない日を選んで行ってみました。

ん?
なんだか蛍の数が少ないぞ。
カメラの三脚を立てて待ち構えている人たちが
「今年はあかんなぁ」
「圧倒的に数が少ないみたいや」
と言ってる横を通り過ぎて川上へ向かいましたら・・・

虫かごにホタルを入れてる子どもを発見!
暗がりでなぜわかったかというと、足元が明るくなるくらいにたくさんかごに入れていたから。
隣にいるばあさまが
「しっかり持ってへんと逃げてしまうやろ、せっかくとったのに」
と言ってます。

ほかにも虫かご持参で来ている人がそこここにいて、みなさん捕まえたホタルを持って帰るようなんです。
こりゃ、ホタルの数も少ないはずです。

ホタルは、きれいな川で育ちます。
エサとなるカワニナもきれいな環境でないと育ちません。
地元の保存会の人たちは周辺の環境から川の水、さらに水際の植物の整備まで環境を守るためのボランティア活動をしておられます。

こうしてホタルは卵から成虫になるまで1年かかりますが、成虫になってからの寿命は2週間です。
せっかく光りながら飛び交う残り少ない命のホタルを捕まえて持って帰るとは・・・。

B男くんは、
「持って帰るな、って看板立てなあかんなぁ」
と怒っています。
看板立てても持って帰る人は持って帰るのよ。
大人がそういう見本を見せるから、子どもはそういうもんだと思って育つんですね。

わたしがこどものころは、家の裏側を流れる用水路とその土手にホタルがたくさん飛んでいて、よく家の中に入ってきたものです。
動きがゆっくりだからこどもの手でも簡単に捕まえることができて、蚊帳の中に入れたりしましたが、出してやるように父親に叱られたものです。

現代では人の力を借りないとホタルの乱舞を見ることは無理になったようです。
虫かごの中の光を喜んでいる人たちの気がしれない出来事でした。

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2020年7月 5日 (日)

しつこくマスク ~リメイク編~

またぞろ新型コロナの感染がじわじわと全国に広がってきました。
これは第二波ではなく、第一波が収束しないうちに再来したと見るべきだそうです。
感染者がひとりでもいるうちは、遅かれ早かれ感染が広がることは当然ですね。

そんな状況の中、東京へ単身赴任している近所のご主人がたびたび帰省しています。
夕べ、我が家の食卓でその話になり・・・

「なんで帰ってくるんやろ、僕やったら絶対帰って来やへんな、東京やろ?すること見るとこいっぱいあるやん、なんでわざわざヨメしかいてへん家に帰ってくるんやろ、僕やったら絶対帰って来やへんわ」
『絶対帰って来やへん』・・・を2回言いました。
途中で奥様の目つきに気づいたB型の男は、ややトーンダウンして
「いや、あのぉ、電車代がもったいないと思うねん」
「・・・・・」

さて、評判の悪い厚労省からのマスクですが、一度洗濯したらちょっと縮みました。
使ってみて思ったのは、平面型のマスクは鼻の部分に隙間ができるのと、唇にぴったりくっついて心地よくないということ。

しかし、せっかく頂いたもの、利用しないのはもったいないのでリメイクしてみました。
ほどいて、折り畳み直してプリーツ型にして鼻にあたる部分にワイヤーも入れました。

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ちょっと層が薄くなってしまったのでインナーマスクの併用が必要かもしれないけど、静かにひとりで仕事をするときにはこれで充分です。

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2020年7月 1日 (水)

ビワイチ(ドライブ編)

自転車で琵琶湖の周りを一周することを『ビワイチ』といい、以前から自転車愛好家の間ではサイクリングコースとして楽しまれていました。

最近では、『ビワイチ』という呼び方が広がり、県が道路の整備や周辺の観光・Wi-Fiスポットの拡充などバックアップしています。
慣れた人なら1日で回れるコースですが、景色を眺めたり食事をしたり休憩をとったりしたら1泊となります。

わたし個人の感想では、自転車の人が琵琶湖一周で散財するとは思えず、経済効果を狙うならもっと他に琵琶湖を利用する方法はありそうなもんだと考えます。

さて、明智光秀ゆかりの西教寺をあとにしたわたしたちは、車でビワイチです。
西教寺で思いのほか時間をとってしまったので、ちょっと急ぎ気味に琵琶湖の西岸を北上しました。

大津市堅田の『堅田の浮見堂(満月寺)』

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湖上の安全を祈願する寺院として、湖につき出る形で建っています。
サスペンスドラマでは、探偵や刑事が推理を巡らせる場所、あるいは犯人が犯行を自白する場所としてよく使われます。
しかし、追い詰められた犯人はなぜか日本海側まで行き、崖から飛び降りるんですよね。

お堂の回廊に立つと、琵琶湖大橋が見えます。
水上バイクの集団が往来していて、ちょっと賑やかすぎる。

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この橋を境に南湖と北湖と呼び分け、水質や水流が違うだけでなく、見た目にも、湖岸沿いにビルが立ち並ぶ南湖に対し、北湖は湖岸を山の緑が覆い尽くすような風景が多くなります。

『白髭神社』

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最近この鳥居を水上バイクでくぐる人が多く、鳥居に傷が絶えないそうです。
ここは、駐車場から国道を渡ったところが撮影ポイントということで、国道を横断して事故に遭う人が多く、駐車場のスピーカーから『国道を渡らないでください』と延々と繰り返されています。
それでも渡る人がいるんだな、やれやれ。

『竹生島』
国宝の寺社があり、クルーズ船が就航しています。
ひょっこりひょうたん島みたいですね。

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さあ、だんだん湖北らしい風景が広がってきました。

『メタセコイヤ並木』

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『冬のソナタ』が流行ったときに、ナミソムの並木道に似ていることで人気が出た場所です。
地元の人にとっては生活道路の一部なので、車を止めての撮影はご遠慮下さいと言われています。
余談ですが、セコイヤチョコのフルタ製菓と高島市がコラボして、メタセコイヤチョコというものを近くの売店で販売しています。

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秋の紅葉が一番きれい、でもこの季節の緑も美しいものです。
お天気が良かったので緑も影も濃く、写真映えしています。
左側の青いビニールシートは果樹の苗木の育苗エリア、どうしても写りこんでしまい、ちょっと興がそがれました。
もう少し奥にはピックランドという年中なにかしら果実狩りができるエリアがあります。
今はさくらんぼとブルーベリーのようで、県外ナンバーの車が多く、県をまたいでの外出規制が解かれたことで、たくさんのご来県ありがとうございました。

さあ、日がだんだん陰っていくのに、まだ琵琶湖の最北端まで行けてない・・・。

桜のトンネルで有名な海津大崎から奥琵琶湖パークウェイへ。

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やっと最北端、ここから琵琶湖の東岸を南下します。
立ち寄りたいところはいろいろあるけど、いかんせん日が暮れてきました。
しかも、東岸の彦根から南は道路が渋滞する。
遅くなりついでに途中で夕食も済ませ、とっぷりと日が暮れたころやっと家に着きました。

いろんな琵琶湖が見られた一日でした。

『母なる湖・琵琶湖、あずかっているのは滋賀県です』というポスターやCMがあります。

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うまいキャッチコピーだなと思います。
先人から預かった美しい琵琶湖をこの先の人たちにも美しいまま残していかなくてはならない、と静かに諭されているようです。

お天気のいい日が続くと、琵琶湖から何とも言えない・・・トイレに腐った魚を捨てたような匂いが漂ってきます。
湖水の富栄養化による藻の大量発生やプランクトンの異常繁殖が原因らしい。

職場で使う洗剤が合成洗剤ではなく、脂が落ちにくくポンプの口が詰まりやすい液体石鹸であることに文句を言わないでおこうと思いを新たにしたのでした、ほんまです。

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