『わたしの恋したテリウス』
ソ・ジソブのドラマ『わたしの恋したテリウス』を観ました。
エリンは、イタズラ盛りの双子たちの世話に追われる主婦。
ある日、向かいに住む男性キム・ボンと知り合うが、いつも無表情で無口な彼はエリンにとっては謎だらけ。
実は、彼はかつて国家情報院NISの要員だったが、ワケあって身を隠しているのだった。
そんな中、エリンの夫ジョンイルが不慮の死を遂げ、さらに双子が誘拐されそうになる。
ジョンイルの死と自分が追う事件との関連性に気づいたボンは、仕事を始めたエリンに協力して双子のシッターを買って出る。
慣れない仕事も任務と割り切り、次第に双子やエリンとの距離も縮まっていく中、ボンを追うNISが動き出し…。
スパイとして活動するジソプが最大級にかっこいい、そして世を忍ぶ仮の姿として双子のベビーシッターをするコミカルな姿、このギャップがおもしろいドラマでした。
スパイのシリアスなジソプ
ベビーシッターとして双子をお迎えに来て、ママ友の視線を集めるジソプ
そしてこのドラマの脇役たち、特にマンションのママ友で作る組織がこどもの誘拐に、あるいは国家の一大事に大活躍する、そのリーダーが『チャングムの誓い』のチャンドクさんなんです、いい味出してます。
しか~し!!!
そんなお気楽なことを言ってる場合じゃなくなりました。
終盤、驚きの展開が・・・
ワクチンの販売をスムーズに進めるために、製薬会社が開発した『新型コロナウィルス』を小学校の空調を通じてばらまくという情報を事前に察知したジソプたちがそれを阻止する、という事件が出てくるのです。
ドラマではSARSやMARSより致死率の高いウィルスと言われています。
わたしたちは今回、中国から始まって世界中に広がって初めて知ったウィルスでしたが、世界では既知のウィルスとして、さらには兵器としての使用にまで当然として研究が進んでいたのか?
2018年のドラマなので、現在の流行を知るはずがなく、仮想のエピソードとして描かれたものでしょうが、驚き、そして怖い場面でした。
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