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2019年7月29日 (月)

癒しのバリ島・・・5

HISのシャトルバスmaimaiは、バリ島内の人気のエリアを周回していて、少し遠いウブドエリア以外は無料で何度でも利用することができます。
コースは5つ、1時間毎に回ってきて乗り降り自由、お水のペットボトルが1本いただけてWi-Fiが使えます。
バリではお水のボトルは1本25円くらいですが、ホテルでもmaimaiでもいただけたので、買うことはありませんでした。
浄水施設が充実していないバリでは、ホテルであっても水道水は飲めません。
ジュースに入っている氷なども要注意です。
シャワーは使いますが、歯磨きの水はペットボトルの水でぐちゅぐちゅぺーします。

3日目、この日は完全にフリーでしたのでmaimaiで雑貨店やブティックやスーパーなどが並ぶクタ・スミニャックエリアへ行きました。
ちなみにバス停を探していたら現地の人が
「タクシーかい?maimaiかい?だったらあそこで待つといいよ」
と教えてくれ、maimaiは現地の言葉として定着していました。

朝早い町の風景、このあと人・車でごった返す。

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さて、この日のmaimaiは貸切状態、始点からずっと誰も乗って来ませんでした。
現地で人気のビンタンスーパーでお買い物。
お土産は現地のスーパーマーケットで買うのが、品ぞろえ、コスパの面で一番、何より涼しい店内でいろいろ見て回るのが楽しいですね。
人気のお土産はこの島ならではのコーヒーやチョコ、そして女性陣にはヘアオイル、うちのう~じんのおススメはエリップスのピンクです。
これはかつて100均ショップでも売られていたこともありましたが、人気で売りきれ状態、のち、今ではネットでももう少しお高くなっています。

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お買い物しすぎて荷物が重たくなったので、またもやmaimaiで一旦ホテルへ戻り、仕切り直し。
ランチです。
インドネシア料理は一旦お休みして、イタリアン。

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ここはクタのビーチエリアでも一等地にあるお店ですが、お料理はおいしくてお値段もそれほど高くはありませんでした。
しかし、アルコールは別、メニューで見たものよりずいぶんお高くびっくりするくらいの税金がかかっていました。
たいがいの観光客は驚くのでしょうね、お会計の前にボーイがテーブルへ来てこそこそっとそれらしいことを耳打ちしました。

しかし、ここはまだ酒類が出るからいいのですが、ホテルの隣のビーチウォーク内のレストランは全く酒類が出ません。

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前日のインドネシア料理店でも、この日の夜の和食の店でも酒類が置いてないので聞いてみたら、この施設内では酒類は出せないと言われました。
小売店でも酒類を置いているところは限られているようです。
イスラム教徒が多い国ならではですね。

さて、話はそれましたが、ランチの後は歩いてクタエリアの繁華街へ向かいました。
近道をした路地にも素敵な風景を発見、緑を上手に取り入れて、強い陽射しをやわらげています。

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そして大通りに出たらそこは、2002年に起きたテロ事件の現場で、現在は慰霊碑が建っているところでした。

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真ん中の黒い石碑の部分に犠牲者の名前が刻まれています。
こんな繁華街のど真ん中で・・・衝撃でした。

この日は暑い中を結構歩き回ったので、この辺でフットマッサージを兼ねた休憩をとることにしました。
賑やかな通りでは10軒に1件くらいの割合でマッサージ店があり、お店の前での呼び込みも盛んです。
比較的口コミのよい、品のよさそうな店を選び、1時間900円という良心的な価格で膝から下をマッサージしてもらいました。
首に当てるといいですよと渡されたおしぼりはキンキンに冷えていて、う~ん、汗が引く。
従業員の態度がまじめで、丁寧で、そこそこ面白い話題を披露してくれて、とっても足が軽くなりました。

さ、また歩くぞ。

銀製品のお店で、商品に値札がついてない。
ピアスを手に取り値段を聞くと、いくらいくらですと言われます。
「ふ~ん、ちょっと高いからやめとくわ」
と言うと電卓を持ってきて
「イクラナラ買ウノカ」
と聞かれます。
「いらない、またね」
とお店を出ても、しつこく電卓をたたきながらなにやら叫んでいます。
ふ~ん、こういう風にして交渉するのね。

次、植木鉢を入れて吊るすマクラメ細工、3,000円。
やはりこの店でも電卓を持ってきて
「希望ノ値段ヲタタイテクレ」
と言われます。
きれいに編んであるものだけど、3,000円はないわ、え~い、ダメ元で500円だ。
電卓の画面を見たおっさん
「オーマイガッ コノ値段ナラ コレシカ買エナイヨ」
と羽の付いたちゃらけた飾りを指さします。
「じゃ、いらない、またね」
と立ち去ろうとすると、奥から店主らしきおっさんが出てきて電卓の画面に一瞬渋い顔をしましたが
「シャアナイ、持ッテイケ、オバチャン」
と言ってくれました。
今、我が家の窓辺で風に揺れています。

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その後も南国らしい柄のワイドパンツを3人お揃いで、とってもお得に買えました。
お上品なT子さんとSちゃんは値切るなどという買い方をしないので、それはもっぱらわたしの役目でした。

ああ、おもしろかった。
さて、宵闇が迫りつつあるクタの町は灯ともしごろ、カラフルなネオンがまたたき、昼間とは少し違う様相を呈してきました。
ホテルに帰ると、ラウンジから見る夕焼けの海が、本当にきれいでした。

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2019年7月27日 (土)

癒しのバリ島・・・4

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さて、またもやヒンドゥー教の聖地、ウルワツ寺院です。

こちらは、バリ島のほぼ最南端に位置し、インド洋を眺める岬の先端に建立されています。
よくもまあこんなところに建物を・・・と思うようなぎりぎり加減、まさに崖っぷちです。 

ガイドのヌーさん、元気です。
翌日は仕事が休みで、うなぎ釣りに行くと言って張り切っていました。
この青いシャツは全体にHISという柄が入っていて、どこへ行ってもすぐに見つけられます。

バリ島旅行に関して言えばバリ王が強いようですが、HISもかなりのシェアを握っているように感じました。

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陽が落ちるか落ちないころ、寺院の屋外劇場でケチャダンスが始まりました。
階段席に入りきれなくて椅子を追加、さらに地べたに座るなど大盛況、前座では各国の言葉で歓迎の挨拶があり、ボルテージは上がります。

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大勢のダンサーが口々に「けちゃけちゃけちゃけちゃ・・・」と延々と言いながら立ったり座ったり、整列したり輪になったりします。
ダンスは王様と王子と王妃が出てきて、横恋慕やら呪いやらがあり、さらにこの白いサルは会場内の門の上や観客席に突然現れ、観客の頭を叩いて回ったり、手すりを滑り降りたり、会場内の若いおねえちゃんを真ん中に引っ張り出して踊らせたりと、なかなか見どころ笑いどころがちりばめられていて期待以上に面白いものでした。
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ラスト、白いサルが魔法だか何だかの火の輪を踏んで消し平和な王国に戻る、めでたしめでたし。

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この後はジンバランビーチのシーフードレストランで夕食です。

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ここのボーイさんたちはみなさん日本語が堪能で、日本の芸人さん並みにジョークを言い、スプーン曲げなどのマジックも見せてくれます。

写真を撮ってとボーイさんに頼んだら、1枚はきれいに取ってくれていましたが、いつのまにかセルフモードに切り替えて、自分のアップを撮っていました、しかも1枚はウィンクをしています、あとで見て爆笑しました。

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ああ、いろいろ面白かった。
朝の8時から夜の9時半まで、こってりと遊び、この日はぐっすりと眠りました。

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2019年7月24日 (水)

癒しのバリ島・・・3

市場からほど近い高原のブラタン湖に浮かぶように建つウルン・ダヌ・プラタン寺院は、5万ルピア札の絵柄になっている美しい建物です。

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この塔の建つエリアに観光客は入れません。
この日、祭礼をしていた方々が観光客に微笑みかけながら入って行く様子は、自分たちの伝統文化を披露することに誇りが感じられるものでした。
日本では間もなく来るお盆の行事、わたしはもうちょっと心を込めて行うことをひそかに誓いました。

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ところで、メルはすべて奇数階となっています。
このメルは11層。
奇数は「陽」の数、偶数は「陰」の数、5節句もすべて奇数の日です。

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さあ、お腹が減りました。
ランチは、パチュンと言うエリアのライステラスが一望できるレストランでビュッフェです。
もっと棚田が一面に広がる景色を予想していたのだけれど、あれ?
でも、それは道々車窓から眺めたからまあいいっか・・・。
世界遺産に登録されたバリ島の棚田は『バリ・ヒンドゥー教の哲学に基づいて独自の水利システム・スバックによって維持される水田地域の文化的景観』というやや難しい理由によります。
ただ美しいから、だけではないんですね。

かなり余談になりますが、最終日にスパの送迎をしてくれた若者と話す機会がありました。
彼は日本で3年間農業の研修生として働いたことがあるということでしたので、その経験はバリに帰って生かされているか?と聞いたところ
「役に立ってない、バリでは野菜が安いから農業では食べていけない」
と言うことでした。
美しい棚田の風景が観光客相手の見せ物にならないことを祈るばかりです。
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ビールはこの島のイチ押しビンタンビール、バドワイザーを思わせるややライトなお味で飲みやすい。

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2日目にしてインドネシア料理にやや飽き気味、3人とも野菜を中心に『お通じにやさしい』お料理をチョイス(恥)。
しかし、このデザートのブラックライスプリンというものがやたらおいしくてわたしはおかわりしました。
黒米を甘く煮たものにココナッツミルクをかけていただきます。
もっちもちで控えめな甘さで、忘れられないお味です。

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そしてこれ!
ダダルというお菓子で、ココナッツミルクで味付けした乾燥ココナッツをクレープの皮で包んであります。
これが和菓子のような上品な甘さでとってもおいしくて、こちらもおかわりです。
わたしはひとつ車へ持って入りました。
あとのふたり、「まだ食べるの?」とあきれていました・・・。
ああ、このふたつを食べるためだけにもう一度バリ島へ行きたいくらいです。

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さて、このあとは島の南部へ戻って、最南端のウルワツ寺院で、インド洋に沈む夕日を見ながらケチャックファイヤーダンスを見るのですが、夕方まで少し間があったので・・・

「ヌーさん、コピ・ルアクが買いたい」
Sちゃんの希望に
「わかりました、寄りましょう」
コーヒー農園に寄ってもらうことにしました。
この日のオプショナルツアーはわたしたち3人だけでしたので、融通ききまくりです。

「コピ・ルアク」とは・・・
ジャコウネコが食べたコーヒーの果実が、ヤツのお腹の中で消化酵素や腸内細菌の働きにより発酵し、独特の風味を醸し出すコーヒー豆となったもの、だそうです。

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赤い丸の中のものをきれいに洗って、ヤツのお腹の中で消化されなかった豆を取り出し焙煎するんです。
この農園ではいろんな種類のコーヒーがこんなふうにして出てきて試飲できますが、ジャコウネコのう●こからとれた高級なコピ・ルアク(左の白いカップ)だけは有料です、500円くらい。
ヌーさんから
「コピ・ルアクを日本で飲むとおいくらですか?」
と聞かれましたが、これを飲める喫茶店をわたしたちは知りませんでした。
帰国してネットで調べたら1,000円から2,000円の間、ホテルのラウンジでは5,000円超えで提供されているところもあります。

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わたしは前にもハワイのお土産でおいしいルアクコーヒーを飲んだことがありますが、ここのものはやや酸味があるのと、なんせヤツの姿を見たあとだったので、なんとなく臭うような気がしたことは正直に申し上げます。
Sちゃん、結構お高い豆をお買い上げ。

次・・・
バリ島の皆さんは腰に布を巻いておられます。
ガイドのヌーさんも頭に巻くウドゥンという布とおそろいの布を腰に巻いておられました。
「ヌーさん、布のお店へ行きたい」
「わかりました、寄りましょう」
この布はバティックやイカットというものらしいのですが、その工場へ案内してもらいました。
工場と言っても展示会場を併設した観光客向けのきれいな施設です。

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ちょっと好みの柄がなかったのでわたしは何も買いませんでしたけど、Sちゃんはお土産に小物入れをお買い上げ。

次・・・
バリ雑貨の中でも特に気になるのはアタで作ったカゴ製品です。
「ヌーさ~ん、カゴの雑貨が買いたい」
「わかりました、寄りましょう」
アタとは、インドネシア原産の葦科の植物で、このツルの部分を編んだものを天日干し、さらに殺菌防虫効果を高めるためココナッツの殻を燃やした煙で燻して仕上げる、とても丁寧に手作りされたものです。
ASHITABAという会社の工房へ行きました。

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バッグやキッチン小物がとてもかわいいんです。

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バッグはとても素敵で悩んだけど、日本に帰ってそれほど使わないかもしれないと断念し、ワインラックやスプーン入れ、みかんを入れるかご(笑)など買いました。
燻した香りがどこか懐かしく、安らかな気分にさせてくれてとても和みます。

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翌日、スミニャックの繁華街でASHITABAのお店へ行く予定だったけど、その必要がないくらいに3人とも買いまくりました。

ツアーにはお土産物屋さんへ寄る行程を入れているものが多いから、そういうツアーは避けたけど、結局自分らで寄りたいお店を入れることになり、こりゃ大満足でした。

さて、そろそろ日が暮れそうです、急いでウルワツ寺院へ向かいましょう。

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2019年7月21日 (日)

癒しのバリ島・・・2

今回の旅では、飛行機とホテルの予約以外はフリーの毎日でしたので、2日目は世界遺産や田園風景などを訪ねるオプショナルツアーを入れました。

わたしたちが泊まったクタというエリアは島の南部、空港からも近いリゾート地です。
そこからプルメリアが咲く住宅街を抜けると、田園風景が広がります。
プルメリアは白いものが一般的ですが、黄色やピンク色もあり、街中あるいは山道などあちこちで見ることができました。

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田んぼのあぜ道にはココナッツやバナナの木が、風に揺れて・・・きれいな空気。
わたしは田舎者だけど、異国の田舎の風景も好きなんだなぁ。

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バリでは車とバイクのほとんどが日本製です。
車はトヨタが圧倒的に多く、次に多いダイハツとスズキは軽四ではなく普通車です。
もはや車のことはトヨタ、バイクのことはホンダで通じるそうです。庶民の足のバイクは1台17万円ほどで、最初に5万円くらいの頭金を払ってあとはローンで買う人が多いと、わたしはガイドさんと何を話しているんだ?
性能のいい日本車のおかげでしょうか、リゾート地では道路のすぐ前のレストランのテラス席にいても、排ガスやほこりなど全く気にならず過ごせました。

バリ島中部にあるタマン・アユン寺院は、1637年ムングウィ王朝時代に国寺として建立されたヒンドゥー教の寺院で、タマン・アユンとは「美しい庭」という意味だそうです。
その名のとおり、お堀に囲まれた美しいエリアはユネスコの世界遺産です。

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朝まだ早い時間だったので、訪れる人も少なくゆっくり見て回れました。

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塔は木造建築で、メルと言われる11層の屋根はヤシの皮葺き、その形は島の信仰を集めるバリ島で一番高い山のアグン山を模しています。 

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寺院が建っているエリアには入れませんが、その周りを歩いて回れるようになっています。 

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ゴミひとつ、雑草1本ない庭は、いつお手入れされているんでしょう。
静かで心が洗われるようなひとときでした。

続いてバリ植物園。
広大な敷地の中、南国らしい樹木や花が咲く広場には小学生や園児が遠足に来ていました。
肩に画板をかけているグループもあって、写生会のようです。
わたしたちが目指すのはもっと奥のパワースポットであるガジュマルです。

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複数の株から伸びた枝が上の方で複雑に絡み合い大きく空に向かっていて、近くからではてっぺんが見えません。
太陽の光も遮られ、うっすら寒くさえあります。
「パワーをください、ずっとこうして旅行ができる丈夫な足腰をください」
とお祈りしました。

さて、ここからさらに北へ向かって高原の避暑地にある市場へ立ち寄りました。
名前のわからないフルーツたち。

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マンゴーは緑色、いちごは日本のものよりずいぶん酸っぱい、日本でわたしが精魂込めて育てているパッションフルーツが、ここでは床に転がるくらいに豊富に盛ってありました。

左下の茶色いのはサラック、別名「スネークスキンフルーツ」と言って、その名のとおり蛇の皮のような見た目です。
ホテルの朝食にあったのでアップで載せます。

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皮をむくと見た目はライチのようですが、食感はしゃりっとしていて控えめな甘さが爽やかなフルーツでした。

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  つづく

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2019年7月17日 (水)

癒しのバリ島・・・1

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インドネシア共和国は、一番大きなスマトラ島、首都ジャマイカのあるジャワ島、その隣のバリ島など大小13,000あまりの島からなる国で、国名の「ネシア」と言うのは諸島という意味です。

火山が多く噴火もたびたび、そのため地震も多く発生します。
わたしたちが帰国した夜にはハルマヘアという島の沖でM7.3、翌日にはバリ島でM5.7の地震が起こっています、こわっ!

雨季と乾季があり、ただいまの季節は乾季、気温は日本と変わりませんが、真っ青なインド洋からの風が気持ちよく、ベトつき感はありません。

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インドネシア全体ではイスラム教を信仰する人が大半ですが、バリ島はヒンドゥー教が根付いた島で、島民の90%がヒンドゥー教徒、信仰が厚く、古い寺院や自然景観など世界遺産が5つあり、観光産業が盛んです。

さて1日目
ガルーダインドネシア航空のCAさんたちは、笑顔が美しい美人さんばかりで、サービスも丁寧でした。
ケバヤと言う民族衣装は巻きスカートで、足元は素足にサンダルというのかいわゆるつっかけ履き。
オレンジや紫色など4色の制服があり、コバルトブルーがリーダーだそうです。

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エンターテイメントの映画やゲームは品揃えがやや悪く、日本語で見られるものはキムタクの「検察側の罪人」1本のみ。
機内食は「和風か洋風か」と聞かれたので和風をお願いしたらまさかのチキンの煮もの、チキンの嫌いなわたしとT子さんはげんなり。
岩おこしって、今どき大阪でもあまり見かけない・・・。

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食事をして映画を1本見て、3人で喋っていたら、7時間のフライトはあっという間、夕方にはデンパサール空港に着きました。
事前に有料の座席確保をしていなかったけど、結構空いていて当日朝でも並び席が取れたし、途中で席を替わったりしてもOKでした。

空港内にはプレイルームがあり、ドバイ空港に比べるとやや簡素でした。
ちょうどお祈りの時間のようです。

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NGURAHRAI空港、Nから始まる言葉のNは発音するかしないかの鼻濁音で微妙な発音「nグラライ」と読み、一般的にはテンパサール空港とも言います。

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この日は、簡単なエステをひとつ入れる予定でしたが、現地のHISカウンターでポケットWi-Fiを調達して食事をしたら、とっぷり夜は更けました。

ホテルは繁華街のビーチを眺める絶好のロケーションにあるシェラトン・バリ・クタ・リゾートです。

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地震やテロの危険を考えて、ホテルはちょっといいところにしました。
ホテルの横にはビーチウォークというきれいで大きな商業施設、その中にHISのカウンターやHISの無料バスmaimai乗り場もあり、立地は最高です。

車寄せでは、若い娘さんが生ガムラン音楽に合わせて歓迎のダンス、そしてプルメリアの花を髪にさして歓迎してくれます。
よく見たら中学生くらいの娘っこです。

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毎回こんなゲートをくぐり、空港並みのセキュリティチェックを受けます。
車もトランクを開けて金属探知機でチェックされます。

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観光客が集まるレストランや施設などでも同じようにガードマンがカバンを開けてチェックをします。
バリ島では2002年と2005年に爆弾テロがあり、観光客の集まるディスコやレストラン、領事館などが爆破され、たくさんの犠牲者が出ました。
観光が主な産業の島ですから対策は取られています。

さて、説明が長くなってしまいました。
楽しい旅のはじまりはじまり〜。

 

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2019年7月 8日 (月)

行ってきま~す!

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これは、ソ・ジソブの『バリでの出来事』でロケ地のひとつになったウルワツ寺院です。

職場の古くからの友人との3人旅、今年は『バリ島癒し旅』にしました。
T子さんが来年の3月に定年退職を迎えるので、お疲れさん記念として、エステやスパを盛り込んでます。

総監督のT子さんは旅行会社との折衝役、Sちゃんは会計役、そしてわたしは『旅のしおり』作成役といつものようにちゃっちゃと準備も完了しました。

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今回の旅のしおりの特長としては、地図やチケットなどを一時的に入れられるよう、巻末ページに簡単なポケットを付けたことです。

では、台風が来なかったら3連休の間に帰ってきます。

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2019年7月 3日 (水)

うなぎ

先日、仕事が休みの日に実家の両親の様子を見に行こうと思いたち、両親の好きなうなぎと桃とおまんじゅうを買って行きました。

お昼前まで美容院、そこから急いで、できたらお昼に間に合うようにとすっ飛ばして行きましたら・・・

あらら・・・
母屋も、両親がいるはずの離れにも鍵がかかっている。
母の携帯電話にかけても・・・まあ、出たためしはありませんが、やっぱり出ない。
兄の携帯電話にかけたら、なんと、両親と一緒に津市にあるうなぎ屋にいるというではありませんか。
え?
うなぎ、かぶった?

うちでもめったに買わない高いうなぎを買って持って行ったのに、もっと上等のうなぎを食べに行ってる・・・。
ということで、鍵の隠し場所を聞いて家に入り、うなぎは冷蔵庫に入れて帰ってきました。

毎年夏が近づくと
「あかん、しんどうて、もう今年の夏は越せへんと思う」
という母が心配で、兄に様子を聞いてみたら
「うなぎ食べに行くか?と聞いたら、ふたりとも行く行くぅ言うてさっさと準備してたわ、まだまだ大丈夫や」
とのことでした。

夜、そんなこんなをB男くんに話すと
「お義兄さんに大事にしてもらってるようで、喜ばしいことや」
と言われました。
なるほど、うなぎ、もったいないことをしたなどとセコいことは言わないでおこうと大いに反省したのでした。

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