« 箱根の山は天下の嶮 | トップページ | 伊東から箱根へ »

2019年3月10日 (日)

小田原から河津へ

1日目、レンタカーを借りたのはお昼前だったので、この日は半日しか回れません。
お天気もいいのはこの日だけで、翌日からは雨の予報です、急げ急げ!

少し遅めのお昼は、浄蓮の滝の近くの食堂でおそばをいただきました。

Photo_3
このざるそばに添えられていたわさびのおいしいことったら、奥さん。
辛くて甘くてつ~んと脳天に抜ける痛快さ、ああ日本に生まれてよかったと思うお味です。
お土産物屋さんには生のわさびやチューブ入りなど売ってありましたが、こういうものは買って帰っても現地の感動には及ばないことを経験で知っているわたしはぐっとこらえました。

さて、天城隧道を目指してカーナビの示すとおりに進んで行くと・・・

舗装されてない。
崖崩れしている個所がある。
対向車が来たらどうしよう。
何となく、先行き暗い。
『ポツンと一軒家』のようだ。

実は、前もって『天城隧道』で検索すると『心霊スポット』などという検索ワードが出てきたことはう~じんには内緒です。

Piky

ようようトンネルへたどり着くと、わたしたちを含めて3組がいました。

あっち側へは車で通り抜けられるのか・・・
お互いに尋ね合いますが、誰もわかりません。
車1台がようやく通れるほどの幅のトンネルは、かすかに向こう側の小さい出口に陽射しが見えますが、対向車が来たらアウト、そして通り抜けてもその先、車で行けるのかどうか、それも心配です。

カーナビはトンネル内を進めと案内しています。
しゃーなし、わたしが一番に入りました。

下田側に出るとこんな風景です、な~んや明るいやん。
松本清張『天城越え』で主人公の少年が家出して、ひとりでこの暗いトンネルを抜けたときの気持ちが浮かびました。

Photo_4

さあ、陽のあるうちに次なる名所、河津の桜へ。

Photo_5
河津川の両岸に、そしてトンネル状に・・・

Photo_6
この桜は色が濃くて長く咲きます。

Img_5576
この日はたまたま桜祭りをしていて、露店がたくさん出ていました。
訪れる人も多く、すごい賑わいでした。

さて、1日目の観光はこれで終わり、伊豆半島の東側の海沿いを北上して伊東のホテルに着いたときにはとっぷりと日が暮れていました。

Photo_7
夕食バイキングでカニを乱獲する母娘。

|

« 箱根の山は天下の嶮 | トップページ | 伊東から箱根へ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 小田原から河津へ:

« 箱根の山は天下の嶮 | トップページ | 伊東から箱根へ »