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2018年12月 2日 (日)

今年の紅葉は鶏足寺

滋賀県の北部、長浜市木之本町というところに紅葉の名所『鶏足寺』というお寺があります。

行基により735年に飯福寺として創建、江戸時代の終わりとともに廃寺となったものを、近年周辺の住民が手を入れ、名前も鶏足寺と改めて整備保存し、町をあげての宣伝効果か、かなりの名所となっています。

少々交通の便が悪いところなので観光バスで行くのが一番手っ取り早いのですが、遠足好きのBちゃんとふたり、最寄のJR木ノ本駅から歩きました。

付近をよく知る職場の人が書いてくれた地図を頼りに、観光バスに何台も抜かされ、歩きました。
「クマが出るかもしれないから気を付けるように」と言ってくれたとおり、かなりの山道で、ところどころに野生動物を捕獲するための罠がしかけてあります。

さいわいお天気がよくて暑いくらい、上着やタイツを脱いだり水分補給をしたりして1時間半、ようやく到着しました。

観光バスが並んでいる。
テントでなにか売っている。
山の方へ上がっていく人の行列が見える。

テレビのニュースでもさんざん「見ごろである」とか「ライトアップも美しい」とか「一面真っ赤な絨毯のよう」などと言ってくれるので、静かな山間の村は喧騒に包まれていました。

Img_3969

この写真を見る限り、人っ子ひとり写ってないと思われそうですが、実はこの本堂へ続く参道は、散り紅葉を保存するためか人の出入りを禁止していて、手前から写真が撮りやすくなっています。

ん?
散り紅葉がまるで鶏の足のように赤いことから名付けられた鶏足寺ですが・・・
時期が早いのか遅いのかよくわからない。

観光協会のHPからお借りした写真はこちらです。

Img_18251024x683_2
たしかに、今年は我が家の庭の紅葉も、夏の暑さ続きで葉っぱの周りが日焼けして、あまりきれいな赤色にはなっていません。

それでもよく手入れされた寺院を歩くのは気持ちのいいもので、紅葉だけでなく柿や柚子なども見られました。

Img_3977

山の中なので食事のできるところがなくて、団子やお餅のテントの前には行列。
わたしたちも地元の名物『五平餅』を買って、持参したお弁当を広げ、ゆっくりしました。

帰り道は北国街道を通り、新酒ができたしるしの杉玉が下がった造り酒屋で地酒の『七本槍』を買い求めました。

Sake
ああ、歩いた歩いた、合計15km。
当日はまだまだイケそうだと思ったけれど、翌日には足のあちこちに故障が出て、これが限界だと痛感しました。

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コメント

れいちさん
ご無沙汰しております。
ここのところ、初冬とはいえ暖かい日が続いたので、遠足にはもってこいでしたね。
ソウルへの旅や遠足、れいちさんのアクティブな暮らしがぶりが伝わってまいります。
れいちさん、元気だなあ~と思っていたら

>当日はまだまだイケそうだと思ったけれど、翌日には足のあちこちに故障が出て、これが限界だと痛感しました。
こちらの言葉にちょっとほっとしました。

私も11月の連休には濡れ落ち葉のごとくついてくるB男くんのため、あちこち出かけました。
気分転換にもなって、気持ちは「まだまだいける」と思ったのですが、連休明け疲労が残りました。
先日ヒールの靴を何足か処分しました。

投稿: 秀子 | 2018年12月 6日 (木) 15時01分

秀子さん
今年は夏の長い暑さも異常でしたけど、この暖冬はどうでしょう。
白菜や大根がいつまでも高値で、お鍋をするにしてもお高くつきますことよ。
近年、京都の紅葉は12月、などと言われていますがもっともです。

お出かけすると足腰にガタがくるのは目に見える疲労ですが、なんだかどっと疲れる感じがしますね。
だから土日の休みは、できるだけ土曜日に出かけて、日曜日は休養日としたいのがホンネです。

今回、出かける日の朝、B男くんがトレッキングシューズを出しておいてくれましたが、それほどの山道ではないと思ったので、スニーカーにしましたら、これが大誤算!
小石ごろごろの道に石段など、結構きつくて、夜には足の指に水ぶくれができていました。

ところでこの水ぶくれ、遠足評論家に聞いたところ、木綿糸を通した縫い針をヨーチン液に浸し、それで水ぶくれを何ヵ所か通すそうです。
そうするとものすごく治りが早いんだって。
今度やってみます(笑)

投稿: れいち | 2018年12月 8日 (土) 16時24分

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