セリフのない劇『GEAR』
ニューヨークでは、顔を青く塗って音楽や演劇などのパフォーマンスを見せる『ブルーマン』
韓国では、レストランの厨房を舞台に実際に料理を作りながらのパフォーマンス『ナンタ』
そして京都では『GEAR(ギア)』
これらは、ノンバーバルパフォーマンスと言われる、セリフのない劇です。
先日行ってきました、ギア。
客席は100席ほどしかなくて、ほとんど舞台と一体化しており、実際に出演者は客席にまでやってくるし、観客を舞台に上げたりもします。
ちょっと劇団四季のキャッツのセットに似ていますね。
人形製造の廃工場と言う設定で、出演者は4人の人間型ロボットと人形のみ、プロジェクトマッピングをバックにレーザー光線が飛び交う中、ロボットダンス、パントマイム、ブレイクダンスなど様々なダンスにジャグリングやマジックを織り交ぜて、ストーリーは軽妙に進みます。
笑いと驚きの連続で、ラストには大量の紙が客席にまで吹き飛んできて会場全体が絶好調、こんなにたくさん・・・
おもしろかったです。
海外からの観光客の方々も楽しんでおられました。
この日のお人形さん役は、川瀬直美監督作品の『沙羅双樹』という映画の主役の女優さんで、くるくる回る大きな目のとってもかわいい表情のお人形さん。
毎公演、パフォーマーは変わると言うことなので、リピートしてみてもいいと思える楽しさでした。
ちなみに料金は、宝塚や四季の1/3から半額くらいというのも嬉しいものです。
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