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2018年7月 8日 (日)

新幹線に乗る練習

やっと雲が切れ、晴れ間がのぞきだしました。
まだまだ不安定な気候ですが、雨のピークは過ぎたようです。
今回の大雨で被害にあわれた方に、心よりお見舞い申し上げます。

6月末、滋賀県北部の米原(まいばら)市で竜巻と見られる突風が起こり、民家や農業ハウスが壊れ、電柱や立ち木がなぎ倒されました。

JR米原駅は、新幹線、JR西日本、東日本、北陸本線、近江鉄道線の乗り入れ駅で、県北部では最も乗降客の多い駅です。

わたしの住んでいるのは県の南部ですので、米原駅を利用することはめったにありませんが、福井や富山へ行くときにはこの駅で北陸本線に乗り換えます。
冬場はこの駅を過ぎると雪が多くなり、松本清張や水上勉の世界が広がる感じがします。

思えば・・・

中学校の修学旅行は東京でした。
当時、東海道新幹線は開業してまだ10年ほどのことで、車両は『ひかり』と各駅にとまる『こだま』があり、『ひかり』は京都駅と名古屋駅の間にはとまらず、当然、その中間あたりにある米原駅にもとまりませんが、修学旅行生のために特別に『ひかり』をとめてくれることになり、しかし、停車時間はわずか1分ということが事前にわかっていました。

新幹線に乗ったことのある子なんてほとんどいなくて、だらだらと乗っていたら停車時間が終わってしまいます。
そこで、新幹線に乗る練習をすることになったのです。

講堂(体育館じゃなくて講堂ね、卓球部の練習場所)に白いテープで車両の形が貼られていて、ドアの位置だけ開いていました。
そこに一列に並ばされた生徒たちは、ストップウォッチを持った先生の笛の合図で一斉に各ドアから乗り込みます。

「さっさとするーっ!!」
「乗ったら立ち止まらんと、中の方へ急げーっ!」
「押したらあかん!」
「乗れへんやつは置いていくぞーっ!」
と恐ろしい檄が飛んで、1分以内に全員が乗れるまで何回か練習させられました。

この練習をバカにした、ちょっとチョカった系の男子はド真剣に叱られていましたっけ。

こうして修学旅行当日、無事に全員新幹線に乗れて、ドアが閉まったときにはずいぶん時間に余裕があったのを、先生が練習の成果だと言ったこと、人生初めての新幹線にワクワク気分で上京したことを今でもよく覚えています。

イマドキの中学生が飛行機で北海道や沖縄に行くことを思うと、時代の流れを感じずにはいられません。

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