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2018年6月 6日 (水)

春の遠足はボケ封じ寺

かねてより友人Bちゃん提案のぽっくり寺参りにわたしが難色を示したためか、ボケ封じのお寺というのを探してくれて、春の遠足は奈良県の『おふさ観音』と『安倍文殊院』に決定しました。

このふたつのお寺は大和長寿道という道路で往来できて、距離にして約4km、おふさ観音の方は花まんだらのお寺、安倍文殊院の方は知恵授けのお寺として有名ですが、どちらもボケ封じのご利益があることでも人気です。

この日はもうひとり同級生のHちゃんも参加表明していましたが、直前に足首をねん挫して参加取りやめとなりました。
ボケを封じる前に根本的なところで加齢が災いしたのですね、残念。

おふさ観音

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ちょうどばら祭り開催中で、境内には1,500種類のバラの花が咲き乱れています。
和の寺院に洋花のバラ・・・念仏と線香の煙の香りにバラのアーチの不思議な世界。

ところで・・・
最寄りの駅からここまで来る道すがら、ところどころで『元祖さなぶり餅本舗』という看板に気付いたわたしたち、土地の銘菓が好きなわたしたちは気になって気になって・・・

そしたらなんと、お寺の真ん前にその看板を掲げるお店を発見、しかも一個から買えてイートインできたのです、いわゆる茶店ですね。

「さ」は田の神をさし、「なぶり」は昇りの転訛音で田の神が天に昇るということ、つまり神様に田植えの無事を感謝しお供えする餅のことだそうです。

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小麦のプチプチした感触の混じる餅に黄粉と黒蜜をかけていただきます。
お味は信玄餅と似ています、おいしかったなぁ・・・。
この後の4km、頑張って歩けそうだね、Bちゃん。

大和長寿道の途中には、『藤原京』遺跡もあります。
近所の人でしょうか、親子でキャッチボールとかしてるし、だだっ広い広場で、看板に気づかなかったら通り過ぎてしまいそうです。

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奈良には歴史的な遺産がたくさんあるのに、古すぎてありがたみがよくわからないと言うか、とにかくもったいない感じがします。

安倍文殊院の金閣浮見堂

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日本最古の古墳

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安倍仲麻呂・・・安倍清明・・・安倍晋三・・・つながっています。

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この日は、午前中に大和八木町で『八木辻の辻交流館』と橿原市今井町の重要伝統的建造物群保存地区の街並みを見学しましたので、万歩計は合計14kmを示していました。

最近わたしの物忘れっぷりといったら笑えないくらいの深刻な状況で、ご利益に期待しているのですが、やっぱりお昼に食べたものをすぐに思い出せない・・・そんな毎日です。

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