マルタ島⑦古都イムディーナ
マルタ共和国の現在の首都は島の東部、海沿いのヴァレッタという街ですが、その昔、最初の首都は内陸のイムディーナというところで、今でも当時の城壁や街並みが残っています。
政治や経済的な機能はもはやない古都は、昔の栄華を偲んで『静寂の町』と呼ばれています。
日本で言うところの京都みたいな位置づけでしょうか。
いや、もうちょっと田舎です。
港町でおいしいランチを楽しんだ後は、またもやバスに揺られイムディーナへ向かいました。
ここは、有名な観光地なので、バスはそこそこ混んでいます。
夕方に向かい、ちょっと雨が降ってきました、寒い。
道路の両側には、大きな墓地やぶどう畑が続き、畑の中に低い建物が立ち並んでいます。
しばらくすると、遠くの丘の上に大きな城塞とそれを取り囲む城壁が見えてきました。
城壁の中には、狭い路地が縦横に伸びていて両側にはびっしりと建物が並んでいます。
レストランやカフェ、お土産物屋さんなどに利用しているものもありますが、空き家になっていて、表向きだけきれいにしているものも多くあります。
これは維持が大変でしょうね。
チョコレートのケーキがおいしいと言われているカフェ『フォンタネッタ』に入りました。
たしかに、ねっとりと濃厚でチョコレートそのものって感じのケーキです。
(コーヒーについてきた、このクッキーもおいしかった)
最初にここを見たらとても感激したと思いますが、この2~3日こういう建物ばっかり見ているので、感動はうすかったな、正直。
こうして、この島での観光はすべて終わりました。
晩ごはんは、最初の日から気になっていたホテルの前のパスタ屋さんへ。
朝の早くから開いていて、切れ目なくお客さんが入っているので・・・。
店内の装飾がとてもかわいいお店です。
白い壁に赤色を配して、チーズリナーや麺棒がこんな風に使われています。
ああ、おいしかった。
これで、この国でのグルメも終わりです。
食べるものは総じておいしく、お値段も安かったです。
ホテルの宿泊プランには朝食バイキングが付いていて、温野菜・冷野菜の種類が多く、特にハムとチーズが豊富で、毎朝とても楽しみにしていました。
エスプレッソはちゃんとこうして持ってきてくれました。
あねこは朝からケーキをたくさん食べました。
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コメント
れいちさん
マルタ島旅行記、楽しく拝見しました。
バス停での悲劇は、どこかで見たような既視感が…思い出したのは、京都での風景でした。観光地、あるある、ですね。
関西ではどうわかりませんが、こちらでは平日住宅地の雨の日に駅行きのバスでは、駅前2~3つ前くらいのバス停(晴れていれば歩ける距離)になると、満員で乗せてくれないことがよくあります。
だから、家探しのときの条件は、大雨の日でも駅まで歩ける、でした。
そして、仕切りのターニャ、出てきてくれて安心しました。やっぱり、こういう人がいなくっちゃ!!
時々外国のお客様に「よくアレンジされていて、すばらしいよ。ありがとう」と言われることがあるのですが、なるほど、日本では予約しているのに席がないバスなんてあり得ないですからね。
そんな多くの外国人観光客が集まるがゆえのカオス、実例集として、インプットさせていただきました。
それにしても、食べ物の一皿が大きくおいしそうでした!
ああ、どこか遠くへ行きたいよ~!!
投稿: 秀子 | 2018年5月30日 (水) 13時55分
秀子さん
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
実は・・・
この旅の一番最初の『エミレーツ航空』の記事に、毎日のように海外からと思われるコメントがあって、内容が記事に関係ないものだったので、いちいち削除していたのですが、いたちごっこになり、しばらく記事自体を非公開にしました。
せっかくコメントいただいていたのにすみません。
旅行会社を通さない個人旅行は、自由で予定の変更やちょっとした無理が効きますが、いざというときは個人責任、当然失敗もいろいろとやらかします。
今回も最終日に空港まで乗る予定のお迎えの車がホテルまで来なくて、電話してもコールだけ、仕方なく別のタクシーを呼びました。
バスでの醜いトラブルと言い、そんなこんなも含めての旅ですよね。
ああ、楽しかったです。
次はどこへ行こうかな・・・と、その前にお財布と相談です。
投稿: れいち | 2018年5月30日 (水) 21時28分