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2018年5月30日 (水)

最近ハマっている鶏料理

鶏のむね肉はパサつくイメージですが、我が家で最近ヘビロテの鶏むね肉料理は、しっとりやわらか熱湯ちゃぽんほったらかし料理です。

作り方は・・・

①鶏むね肉丸ごとに塩と酒を振って揉み込み10分ほど置く
(この行程は仕上がりにあまり影響ない気がするから省略してもOK)

②鍋にたっぷりの水に生姜のかけらとあればネギの青いところを入れて沸騰させ
(鶏臭さを除くためで、匂いが平気な方は入れなくてもOK)

③ここに鶏むね肉をちゃぽんと入れて
(強火のまま)

④再度ぐらぐらと沸騰したら火を止め、鍋のふたをして冷めるまで置く

これだけです。
これで中まで火が通ります。

液体の塩こうじに漬けて、細切りにして野菜とおひたしに、裂いてサラダに、ごまだれをかけて棒棒鶏に・・・といろんな食べ方ができます。

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むね肉と思えない、やわらかくてとってもおいしいです。
わたしは鶏肉が苦手ですが、特に苦手な皮の部分をよけていただいてます。

ちなみにささみで作ってみたら、これまたやわらかくできてイケました。

ちなみにちなみに、ささみのスジはこうして取ります、おもしろいです。

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スジのちょっと出ている部分をキッチンペーパーではさんで持ち、フォークのみぞに入れて引き抜くだけ・・・

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スジのしっぽまですっきり!

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2018年5月25日 (金)

マルタ島⑦古都イムディーナ

マルタ共和国の現在の首都は島の東部、海沿いのヴァレッタという街ですが、その昔、最初の首都は内陸のイムディーナというところで、今でも当時の城壁や街並みが残っています。

政治や経済的な機能はもはやない古都は、昔の栄華を偲んで『静寂の町』と呼ばれています。
日本で言うところの京都みたいな位置づけでしょうか。
いや、もうちょっと田舎です。

港町でおいしいランチを楽しんだ後は、またもやバスに揺られイムディーナへ向かいました。
ここは、有名な観光地なので、バスはそこそこ混んでいます。

夕方に向かい、ちょっと雨が降ってきました、寒い。
道路の両側には、大きな墓地やぶどう畑が続き、畑の中に低い建物が立ち並んでいます。
しばらくすると、遠くの丘の上に大きな城塞とそれを取り囲む城壁が見えてきました。

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城塞都市の入り口の城門

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城壁の中には、狭い路地が縦横に伸びていて両側にはびっしりと建物が並んでいます。
レストランやカフェ、お土産物屋さんなどに利用しているものもありますが、空き家になっていて、表向きだけきれいにしているものも多くあります。
これは維持が大変でしょうね。

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眺めがいいです。
田園が広がっています。

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チョコレートのケーキがおいしいと言われているカフェ『フォンタネッタ』に入りました。

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たしかに、ねっとりと濃厚でチョコレートそのものって感じのケーキです。
(コーヒーについてきた、このクッキーもおいしかった)

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最初にここを見たらとても感激したと思いますが、この2~3日こういう建物ばっかり見ているので、感動はうすかったな、正直。

こうして、この島での観光はすべて終わりました。

晩ごはんは、最初の日から気になっていたホテルの前のパスタ屋さんへ。
朝の早くから開いていて、切れ目なくお客さんが入っているので・・・。

店内の装飾がとてもかわいいお店です。

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白い壁に赤色を配して、チーズリナーや麺棒がこんな風に使われています。

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パスタの種類と量とソースを選んで注文します。

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ああ、おいしかった。
これで、この国でのグルメも終わりです。
食べるものは総じておいしく、お値段も安かったです。

ホテルの宿泊プランには朝食バイキングが付いていて、温野菜・冷野菜の種類が多く、特にハムとチーズが豊富で、毎朝とても楽しみにしていました。
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エスプレッソはちゃんとこうして持ってきてくれました。
あねこは朝からケーキをたくさん食べました。

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これでマルタ旅行記は終わります。
最後までお付き合いいただいてありがとうございました。

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2018年5月22日 (火)

マルタ島⑥港町マルサシュロック

4日目、この日はマルサシュロックというマルタ島の最南端の小さな港町へ、魚介料理を食べに行くことにしました。
食べる記事が多い?
はい、わたしと娘の旅行では、『食』が大事です。
観光地を調べるときにおいしそうなものを一緒に調べます。
どうかすると、食べたいものを先に決めて、それから観光やショッピングを挟む込むことも多いです、特に韓国旅行ではこのパターンです。

首都のヴァレッタから路線バスで40分ほどかかりますが、田舎の方なので混雑やトラブルはなく、サボテン並木や広大なぶどう畑を眺めながらバスに揺られて行きました。
この町もサンドベージュの建物が多く、街並みはきれいです。
町の中心、ポンペイの聖母教会は漁師たちの信仰の場となっています。

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ルッツというカラフルに彩色された小さな漁船が港を彩っている・・・はずでしたが、この日は曇り空で、シートで覆われている船が多くちょっと残念。

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この港では日曜日になると海岸沿いにマーケットが出てとてもにぎわうらしいのですが、この日は平日だったので、かなり空いていました。
お目当てのレストランも土日は予約が取れないくらいだそうです。

レストランやカフェが並ぶ海岸沿いの通りを進んでいくと・・・
「さかな~、さかな~」
と、わたしたちが近づくと日本語で呼びかけてきたお兄さん。

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おお、ここはわたしたちが目指していたお店。
この日のシーフードプラッターについて尋ねると、海老・イカ・タコ・貝などで作れるよ、と言います。
うふ、わたしの好きなものばっかり。
パスタもシーフードにしました。

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嬉しそうな顔

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パスタのソースはトマトベースなんだけど、魚介のだしがとっても濃厚でこの旅一番の忘れられないお味となりました。

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ここのワインがまたおいしい。
この国のワインはお安い。

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開けっ放しの玄関から港を見ていると、おやまぁ・・・

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店内には入ってこないけど、ボールを加えたままずっとここにいました。

「お味はいかがですか?」
お義理で聞いているのではなく、日本人のお口に合うだろうかと気にしてくれている様子。
お店の外観と店内は白と青ですっきりまとめられていて居心地がよく、ここの食事は本当においしかった。

海岸沿いのマーケットを見て回り、思い切りのんびりして帰りました。

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2018年5月18日 (金)

マルタ島⑤ブルーラグーン

マルタ島からはイタリアまでのフェリーも出ていて、シチリア島までは1時間45分という近さです。

3日目、わたしたちはゴゾ島とコミノ島巡りの地中海クルーズに出かけました。
心配していたお天気は上々、波に弱いわたしたちでも乗り切れそうな穏やかな海です。
船内でランチができるプランもありましたが、わたしたちはランチなしのコースを選んだので、サンドイッチとりんごを持ち込みました。
船内ではビールやワインなどの飲み物は無料です、うれしい。

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スリーマハーバーから2時間くらいで、ゴゾ島に到着。
マルタ島ほどのおしゃれ感はなく、素朴な漁師の港って感じの風景が広がります。
その後は、島の中の名所を巡るバスに乗るはずでしたが、先に下船した人から順に大型観光バス2台に乗り込んだら、乗れない人が残されました、なんという段取りの悪さ。
わたしたちも乗りそびれ、残留組に・・・。

そしたら残留組の女性がひとり、運転手に猛烈に抗議しました。
運転手は最初、頑張ってお客に説明していましたが、女性が
「そんなジョークで笑えないわよ」
と怒り出すと、運転手はチケット売りのおばちゃんを大声で呼びました。
「ターニャ、ターニャ、まだ乗れない人が残っているぜ」
そういうと非情にも大型バス2台は出発してしまいました。
そこへ、ターニャ登場。

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ターニャはさっさと乗れない人の数を数え、どこかへ電話して中型のバスを2台回してもらい、トイレに行きたいと言うお年寄りにトイレを案内し、無事に全員を乗せて送り出してくれました。
わたしとあねこはこのおばちゃんのことを
『仕切りのターニャ』
と呼ぶことにしました。
ターニャは朝からツナの缶詰工場でひと働き、昼間は港でバスやフェリーのチケットを売り、夜は夜で漁師相手の居酒屋で料理を作って7人のこどもを育てている(妄想です)とにかくタフで頼りになるおばちゃんでした。

さて、前置きが長くなりましたが、ゴゾ島ではさらっと観光を済ませ・・・

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説明がないので何を見ているのかさっぱりわからない遺跡

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ここでまたちょっとした出来事が・・・

わたしたちの乗った中型バスの運転手の運転がとっても荒くて、飛ばす、揺れる、狭い路地を曲がろうとして失敗する、ということで次の名所で観光を終えて戻ったとき、大型バスに乗り換える人が続出、わたしとあねこもインド人の女性の後について大型バスに乗り換えたのです。
すると、時間ぎりぎりに大型バスへ戻ってきた人が
「あれ?席がない」
と言うと、その奥さんらしい人がインド人とわたしたちのそばに来て
「そうよ、席はもうない、I don't know why」
と大きな声で言ったのです。
感じ悪いわ、だいたい港でフェリーから降りたとき、われ先に大型バスへ乗り込んだくせに。
インド人、知らん顔、わたしたちもランチのサンドイッチを食べながら穏やかに過ごしていました。
もうお昼を回っていましたが、どこにもランチのできるお店がないことが、みなさんのイライラを募らせたのかもしれません。
日本のガイドブックには、ランチを持っていくことをお勧めしますって書いてあったもんね。

次の名所では、みんなとっても早めにバスへ戻ってきました。
最初のうち、「ここでは20分の休憩」とか言われても、なかなか揃わなかったのに、最後の方ではみんなさっさと戻って席についていました。
運転手は時間が来たら出発します、シビアです。

さて、本日のメインのコミノ島へとまたまたフェリーで向かいました。

場所によって海の色が違います。

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だんだん透明感が増していきます。

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魚がいっぱい泳いでいます。

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到着、高台に上がってみました。
空に浮かぶように見える舟、とはいきませんでしたが、このブルーラグーンを見るために「来てよかったなぁ」とつくづく思いました。

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パイナップルのカクテルは、中の果実をくりぬいてリキュールの原液を流し込んでいました、一口飲んだ人、むせてびっくりぽん。

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この島ではわたしたちのツアーの滞在時間はわずか1時間ちょっとでしたが、たくさんの人が海に入ったり甲羅干しをしたり・・・

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わたしたちは丘の上で、フィッシュ&チップス&ビールでひと休み。
陽射しは少し暑いけど、海からのいい風が吹く気持ちのいい午後でした。

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マルタ島に戻ったらこの日はお魚が食べたくて、港のレストランへ向かいました。

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お店のおもてのガラスケースの中に本日の魚が並べられ、魚と料理の仕方を選んで注文、本日の魚にはお値段が書いてない、時価ってやつね、どきどき。
一番人気というシーバスをトマト煮込みでお願いしました。
シーバスとは、日本で言うところのスズキです。
あと、伝統料理のアリオッタという魚介のスープ、お米入りも。
芋とナスの炒め物はサービスです。

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魚は半分ずつ切り分けて。
わたしの背景は明るいですが、このときすでに夜の8時ころ、そろそろ日没。

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魚はふわふわでやわらかくて、トマトの味はあまりせず、薄めの塩味が魚の風味を引き出していておいしかった。
アリオッタは濃厚で、硬めのパンとよく合います。
お箸がなくてもこのとおり、きれいに食べられました。
心配していたお会計は、ワインとビールも入れて全部で5千円ちょっとくらいでした、ほっ。

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お店の前はスピノーラ湾、街灯が灯り出しました。
昼間の温かさがうそのように、朝夕は肌寒くて羽織るものがいります。

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ああ、疲れた、長い一日が終わりました。
この日もホテルに帰ったらばたんきゅ~でした。

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2018年5月15日 (火)

マルタ島④首都ヴァレッタ

マルタ共和国は、紀元前からローマ帝国やイスラム帝国の支配下に置かれ、戦いの歴史に翻弄されてきましたが、1565年、聖ヨハネ騎士団はオスマン帝国からの攻撃を撃退、この時の騎士団長の名前から首都はヴァレッタと名付けられました。

ヴァレッタはユネスコの世界遺産に登録された城塞都市であり、市民は中世の面影を色濃く残す建物で普通に生活しています。

ホテルからヴァレッタまではバスで行けますが、フェリーの方が時間が短縮できて、海側から見える岸壁の風景が素敵なので、フェリーにしました。

見えてきました、城壁。
・・・って、フェリーに乗ったらすぐに見えるんです。

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フェリーを降りたら、このような街並みの中を歩いて中心部へ向かいます。
世界遺産だってなんだって、ガーリックを炒めるいいにおいがしてきて、ベランダに洗濯物が揺れています。

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どの家にもバルコニーがあって、赤や青、緑色に塗られており、普通そんな派手な色を塗ったら違和感がありますが、ここでは歴史のある街並みに新しい歴史を積み上げているかのようにしっくりきます。
それはそれは、街中どこへ行ってもこの風景が縦横に交差していて、最初のうちこそ珍しくてあちこちで写真を撮りましたが、今となってはどこの風景かわかりません。

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中心の広場の花屋さん、お花を買う人は見かけませんでしたが、待ち合わせ場所のシンボルみたいになっています。

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さて、聖ヨハネ大聖堂へ行こうとしましたが、地図ではこのあたりなんだけど・・・
ガイドブックに載っている建物が見当たらない、と木陰でもたついていたら、あっという間に行列ができました。
そうなんです、裏口みたいなここが入り口なんです。
小さな看板には『St.John's・・・』
え~っと、セントジョーンズ・・・?
これでセントヨハネと発音するんでした。
くそ、しくじったぜ・・・入場制限があり、15分くらい並びました。
入場料はいりましたが、入り口でイヤホンガイドを貸してくれます、無料です、そして日本語でした。
長々とした説明で、ここが観光施設ではなく教会だと再認識です。

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正面の祭壇の両側に、戦闘で活躍した国の礼拝堂が並び、それぞれ趣向を凝らし手の込んだ装飾が施されていました。
間近で見て触れるのが日本と違うところですね。

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壁、ゴールドです。

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床、大理石です(墓石でできている)。
怖くて踏めない。

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『聖霊者ヨハネの斬首』という絵、ひと太刀で落とせなかった首を、短刀で切り落とそうとしている。
こちらも怖い。

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順路に沿って出たら飾り気のない正面建物、中の造りと外観が違いすぎです。

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さて、花より団子の母娘。
この大聖堂のそばには、『カフェ・コルディナ』という老舗のカフェがあり、店内も外の席もにぎわっていました。
ここは軽食のほかにケーキやチョコも種類が多く、箱詰めのスイーツはお土産にも最適です。
チョコとヌガーを職場用に買いましたら、おいしいと人気でした、よかった。

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わたしたちもここで、この島の伝統料理であるライスコロッケとパスティッツィというパイ生地でリコッタチーズを包み込んだものや、お肉をたっぷり使ったボロネーゼをいただきました。

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ライスコロッケはハーブがたくさん使ってあって、香りがいい。
パスティッツィは、チーズの入れ方がハンパなくて、お腹いっぱいになりました。
ボロネーゼは、お味が単調でコクがなかった・・・ような。

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さて、デザートは次なるお店へ
『アモリーノ』というジェラート屋さんでは、コーンの大きさとアイスクリームのお味を選んだら、このようにお花の形に盛ってくれます。
「お味見させて」という人には、スプーンに少しだけ取って渡してくれますので、それから種類を選んでもOKです。
味を重視したわたし(左)、見た目重視のあねこ(右)、見た目で選んだ人に軍配です。
一度に好きな味がいくつも味わえて、お得感満載。

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ジェラートを食べながら歴史的建造物を巡り、雑貨屋さんでお皿やアクセサリーを買ったりと、街中かなり歩きました。

お天気が良くてよかった、高台からグランドハーバーを一望。

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この日はたくさん歩いてたくさん食べたので、晩ごはんは食べないで、ホテルに戻ったらバタンキューでした。

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2018年5月13日 (日)

マルタ島③バス停の悲劇

マルタ島の貴重な移動手段の路線バスは、お客さんがいっぱいになるとバス停をスルーします。
バス停で、タクシーを止めるときのように手を上げて意思表示する客がいても、運転手は「だめだめ」みたいに顔の前で指を振って通り過ぎます。
しかし、ひとり降りるとひとり、ふたり降りるとふたり・・・というように定員いっぱいまで乗せます。

フェリー乗り場へ行くバスは、わたしたちが乗ったバス停ですでに満員、途中のバス停をノンストップで通り過ぎましたが、途中のちょっと大きなバス停で数人降りたので、数人乗せることになりました。
その数人の枠を巡って乗り口のドアに客が殺到して怒鳴り合いが始まったのです。
「わたしはもう1時間も待っているんだ」
「彼女を押しただろ」
「そっちだって押したじゃないか」
という具合に押し合いへしあいのちょっとした乱闘になりました。
運転手が
「静かにしないと誰も乗せない」
と言って何とかその場を収めましたが、ちょっと認知症の顔色の悪いおじいさんは、大声で何か叫びながらふらふらと後ろへ押し戻されてその場に倒れそうになっていました。
ようやく乗れた人たちはバスの中でもまだ喧嘩をしていて、周りのみんなあきれ顔。

こういう場面は最終日のイムディーナという観光地からの帰りでも見られ、わたしたちが乗る始発点のバス停で空っぽのバスが来ると、我れ先にと乗り口に観光客が殺到、レディファーストなんてクソくらえとばかりにわたしたち母娘は押しのけられました。
運転手が
「あとふたりだけ」
と言ったとき、みんなが指を2本立ててわいわい言ってる中で、わが娘が
「2パーソンズ!」
と、とても悲しそうな顔をしたところ、それを見た運転手がOKと言ってわたしたちふたりを乗せてくれたのです。
雨が降って風が吹いて、とても寒い夕方でしたので、これは助かりました。

当然、その先のバス停では降りる人がいない限り誰も乗せませんので、がっかりした様子のお客さんを残して通り過ぎました。

しかし、始発点のバス停で、バスが来たと喜んでも誰も乗せずに空っぽで行き過ぎる場合があります。
それは、その先のバス停でずっと待っているお客さんを乗せるため、そうでないと長く待っている人は救われませんからね。

このおっさん、バス停では最後列あたりにいたのに、バスが来たとたん横からぐいぐい一番前に来るというすごいアラワザを使い家族4人で乗り込みました、ブーイングもなんのその。
実はその前にカフェでも席の取り方が厚かましかったので、わたしとあねこは注視していたんです。
すごいヤツでした、恥を知れ!

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とにかく、5月でこんな状態ですから、これからの本格的なシーズンはどうなることか、思いやられます。

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2018年5月11日 (金)

マルタ島②セントジュリアン

マルタ共和国は、首都ヴァレッタのあるマルタ島と青い海に囲まれたゴゾ島・コミノ島、あと無人島ふたつからなり、国土は淡路島の約半分というこじんまりとした島国です。

国民はイタリア人によく似た風貌で、公用語のマルタ語はイタリア語のようであり、アラビア語のようにも聞こえます。
たいがいの場所で英語が通じます。

鉄道はなく、公共の交通機関はバスかタクシー、バスは2時間以内ならどこまで行っても何度乗り換えても1.5ユーロ(約200円)という使いやすさ、しかし、春から夏にかけて観光客が多いこの国では路線バスが混雑して、ちょっとした出来事がいくつかあり、それはまたのちほど紹介します。

わたしたちが泊まったのは首都ヴァレッタの近くのセントジュリアンという地区で・・・
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なんだか中世の貴族のようなすてきな響きのセントジュリアンは、空港から車で20~30分ほど、レストラン街やバス停にも近い繁華街で、気の早い海水浴客が泳ぐ砂浜にも歩いて行ける地区です。

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ホテルに着いたのは夕方だったので、とりあえずの晩ごはん。
ホテルから歩いて5分ほどでポートマソという港があり、ヨットがたくさん停泊していて湾を取り囲むように高級ホテルやリゾートマンションが立ち並び、階段状にレストランテラスがたくさんあります。

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この門をくぐると湾が一望できる。
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見晴らしのいい席が空いていたお店で、マルゲリータピザとサーモンのサラダを注文、ピザは大きいけど生地が薄いので軽く食べられました。
このサーモンの中にはカクテルソースで味付けされたエビがたくさん入っていて、野菜と混ぜて食べるとちょうどいいお味、うっふ~ん。
あねこはおいしいお料理やお酒を前にすると、とてもいい顔をします、お見せできないのが残念です。

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マルタのビールはこのCISKというものが一般的だそうで、クセのないあっさりとした飲み口でした。
ついでにワインも安くておいしくて、食事が進みました。

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おっと、まだ1日目です、次からちょっとスピードを上げます。

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2018年5月 8日 (火)

マルタ島①ドバイ空港

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無事帰ってきました。

今回利用した航空会社は、機内サービスが良くてエンターテインメントも充実、さらに機内食もおいしいと評判のエミレーツ航空です。

関西空港からドバイまで約10時間、ドバイで乗り継いでマルタ島まで8時間、その途中でキプロスという国を経由、待ち時間も含めてほぼ1日かかりました。

フライト情報の画面ではさっぱりわからんアラビア語・・・

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ドバイ空港では、乗継ぎ案内のボードで便と時刻とゲートを探して搭乗ゲートへ向かいます。
・・・と書けば簡単なことですが、この電子掲示板の場所が分かりにくく、おまけに画面の切り替わりが速くて乗継便を探すのにちょっと手間取りました。
その後、乗り継ぎのゲートに向かって歩いていたら、わたしたちが次に乗る搭乗口のゾーンまで歩いて20分と書いてあります。
「うそやろ・・・!?」
いえいえ、20分以上かかりました、ちょっとした散歩です。
ドバイ空港は世界一大きい空港だとは聞いていましたが、まさかこんなに・・・。

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延々と続く動く歩道、しかし24時間空港なので免税店やお土産店、カフェも開いていて退屈はしませんでした。
こういうアラビアの衣装や頭に巻いたり垂らしたりしているグドラというものも少しずつ違っていて、オトコマエを探すのもまた楽し。

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関空からドバイまでは日本人CAも乗っていて、総じて堅苦しい仕事っぷりでしたが、ドバイからマルタまでは現地のCAさんでしょうか、きれいで陽気な人が多く、経由地のキプロスでは客が下りた後、お掃除スタッフが乗ってきて掃除をする間、冗談を言ったりして気軽にお相手をしてくれました。
顔の大きさ、違い過ぎ。

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しかし、行きの便では・・・

マルタに着陸したとき、えらいバウンドしてへたくそなパイロットだなどとあねこと話していたら、CAたちが大拍手、漏れ聞こえてきたところによると
「ファーストフライトがどうのこうの・・・」
え?
パイロットさん、デビューだったんですか?
知らぬが仏、結果よければすべてよしってことですね、ひやひや。

また、帰りの便では・・・

キプロスで降りるはずの客がひとり足りず、全員着席するようにアナウンスがあり、CAが客の数を数え、さらにチケットとパスポートを見せるように言って回りました。
そうこうするうちに、降りるはずの客が熟睡していてキプロスに着いたのに気付かなかったことが判明、その人を拍手で送り出したら、今度は棚と足元の荷物を自分の分だけ持つようにアナウンス、そりゃそうですわ、持ち主のわからない荷物があったらそれはなんなんだ?ということになります。
中近東にとても近い国だということを再認識です。

ということで、ネコの国マルタ島での自由な旅が始まりました。

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