ひと区切り
このたび、無事定年退職いたしました。
民間の企業では誕生日が退職の日というところが多いようですが、公務員は誕生日の年の年度末が退職の日ですから、去年の8月に誕生日を迎えたわたしは、昨日が定年退職の日でした。
同期の皆さんと一緒に辞令書をもらって、通い慣れた建物を後にしたとき、寂しいとか悲しいとかの感情はなく、むしろ晴れ晴れとした開放感でいっぱいでした。
明日からは、縁あって同じ建物の中の違う階で、今までと少し違う仕事をします。
勤務日数の少ない嘱託勤務ですので、今までより休みは多いですが、その分お給料は少なくて、所得税や健康保険料などを引かれると、お小遣い程度しか残りません。
そして恐ろしいことに、前年度の収入に応じて今年度に地方税を支払わなくてはなりません。
今年度、無職であれば市から振込用紙が送られてきて、一括とか分割とか支払方法を選べるんですが、給与所得のあるものは毎月のお給料から引かれるんですね。
経験者に言わせると、手取り金額は恐ろしく少ないとのことです。
旅行や飲み会などは、自分の稼いだお金で遊ぼうと決めていますので、元気で働けるうちは頑張って働こうと思います。
こうしてわたしの何回目かの門出はスタートしました。
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