米寿のお祝い
実家の両親が今月揃って誕生日を迎えました。
88歳、米寿です。
兄がお祝いの会を計画してくれて、秋晴れの一日、山の中のホテルに、こども、孫、ひ孫が20人ほど集まりました。
お酒が飲めない爺さまのために孫が用意した和菓子のケーキ。
甘いもの大好きの爺さま感激です。
77歳の喜寿のお祝い旅行のときは、兄の長女が結婚した直後で、長男次男は独身でした。
ひ孫たちもいない、10人ほどの集まりでしたから、その後の親族の倍増には時の流れを感じます。
みんなからお祝いの品や寄せ書きをもらって涙ぐむ婆さま。
爺さま婆さまからのお礼の言葉では
「元気なうちはいいけれど、元気でなくなったら、長生きもそこそこにしておこうと思います」
「迷惑をかけないように、日々過ごしていきたいと思っています」
孫たちは
「そんなこと言わんと長生きしてね」
などと言ってましたが、兄とわたしはうんうんとうなずいてしまいました。
ともあれ、節目をひとつ終えて、肩の荷がおりました。
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コメント
れいちさん
ご両親がそろって米寿を迎えられたとのこと、おめでとうございます。
大人になった親族全員の都合合わせや費用負担、ちょっと大変だったと思いますが、長寿になったとはいえ、夫婦そろって、というのは、なかなかないことで、実におめでたいことです。
こちらでも義父が米寿を迎えた時、お祝いしましたが、90才を迎えたときは、義母が認知症になり、家族が宴を開ける状態ではなくなっていましたから。
ところで、お父様のセーターが「追憶」のロバート・レッドフォードの大学生時代みたいです。
お母様も60代でもいけそうなブラウスにパールのネックレスですが、本当はもっとジャラジャラ付けたかったのでは?
とにかく、服装がお二人ともお若くて、見ているこちらも温かい気持ちになりました。
、
投稿: 秀子 | 2017年11月21日 (火) 17時00分
秀子さん
ありがとうございます。
2人揃って、 本当に珍しいかもしれません。
自分の足で歩いて、自分の手で食べて、まだまだ元気です。
わたしたち家族も、ロビーで上着を脱いだ老夫婦の服装を見て驚きました。
そんなもの、いつのまに用意したのだ?って。
「あるもん着てきた」
と爺さま。
Rレッドフォードを連想していただけるとは、光栄です。
婆さまは前の晩に、孫に選んでもらったらしいです。
きっと、光りものは真珠だけに、と言われたんでしょう。
結構地味めでした、笑
笑うのは、スカーフ。
ステキなお花のピンで留めていたのですが、よく見たらヘア用のピンでした。
あぁ、次は90才、卒寿ですか。
もう、計画実行するこちらが参りそうです。
とか言いながら、めでたいことだし、何かやりそうです、兄が。
しかし、88才と90才って、すぐじゃん。
投稿: れいち | 2017年11月21日 (火) 23時03分