追悼のおでかけ
今年の夏、祇園祭の後祭りのころ、同級生が亡くなりました。
病気や病院とは一番遠い、健康そのものの人が、自宅で倒れて3日ほどの闘病で逝ってしまったのです。
美人でスレンダーでスポーツウーマン、明るくて優しくて器用で、彼女のことを思い出そうとすると笑顔しか浮かばない、彼女のことを悪く言う人を見たことがない、というような人でした。
秋の一日、Bちゃんとドライブに出かけました。
小学校、遠足で行った城跡、大人になってよく集まった喫茶店など、亡くした友人を忍ぶお出かけとなりました。
残された旦那さんや娘さんたちのこと、年老いたお母さんのことなど、心残りはいっぱいあっただろうと、Bちゃんとの会話もしめりがちでした。
同級生というのは、しょっちゅう出会う関係でなくても、亡くすとしみじみ寂しいものです。
「いい人だったね」
と言われるような人になりたい、今から努力しても・・・もう遅いか。
少し気分を変えて、信楽の鶏鳴の滝へも行きました。
ガイドブックで見て気になっていたところです。
わっ、前から車が来たらどうしよう・・・
ここからは歩きます、落ち葉がさっくさくと音を立てます。
Bちゃん、早い、ちょっと待って。
こちらは、映画やドラマでよく使われる油日神社というところ、参道の紅葉は見ごろを迎えていました。
最近ではNHK朝の連ドラ「わろてんか」で祭りの場面で出てきました。
いいお天気でしたが、つるべ落としの陽の夕方、この日は早めに解散しました。
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