戻りかつおの塩たたき
かつおの旬は年に2度あります。
3月から5月にかけて、南から北へ向かうのが上りがつお、特に初期に出回るものを初がつおと呼び高値が付きます、こちら脂身が少なくさっぱりしているそうです。
それに反して、秋に北から南へ泳いでくる戻りがつおは、冷たい海水で数か月過ごしていたので脂がのっています。
この戻りがつおを食べに土佐の高知へ行ってきました。
今回は珍しくう~じんとふたり旅です。
夜、う~じんのお友だちが予約してくれたおすすめの寿司屋さんで・・・
お刺身の盛り合わせ
びんたまぐろ、沖さわら、土佐の清水さば、そしてかつおの塩たたきです。
写真では大きさが伝わりにくいのですが、結構大きなお皿に大きく切った刺身が盛ってあります。
大将が言うには、この日のかつおはとても脂がのっているから、わさびをたくさん塗って食べるとおいしい。
わさびをつける、ではなくて、塗ってというんです。
「もっと」
「もっともっと」
これだけ塗ってもまだ少ない、絶対からくないからって・・・
うぉ~~~、溶ける、甘い、おいしい、ほんまからくない。
わたしはかつおの血合いの部分が好きではないのですが、これは気にならない、生臭さがまったくありませんでした。
翌日、街の『ひろめ市場』で・・・
おお、わらを投入するたびに炎上する。
ここは、地元産の魚や野菜を使ったお料理がいただけるフーズホールで、60ほどある店舗から好きなものを買って真ん中のテーブルでいただきます、地元の人、観光客で大盛況です。
昨日のかつおはええお寿司屋さんのやさかいおいしかってんわ、きっと。
ここのはどうやろ?
おお、これもおいしい。
わたしたちは、うどんや餃子、ちらしずしも食べて、塩たたきをおかわりしました。
ああ、食った食った。
これでかつおの塩たたきに関して、思い残すことはない。
あ、観光もしました。
旅行中、う~じんとは仕事のこと、カレシのことなど、いろんな話をしました。
常識のある大人になったことも嬉しかったのですが、正直っていうか、素直に話してくれたことがとっても嬉しくなりました。
そうそう、この町はやなせたかしさんのご出身地とあって、町のあちこちにアンパンマンの石像があります。
う~じんは小さいころから、アンパンマンではなくてバイキンマンが大好き、見つけるたびに写真を撮ってくれとうるさいことでした。
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