台湾・・・観光
さて、職場の友人3人の女子旅、何回も行っているT子さんには申し訳ないけど、わたしとSちゃんにとっては初めての台湾だったので、観光地は王道を巡ってもらいました。
とっても楽しみにしていた故宮博物院、70万点の所蔵品があり、3~6か月おきに展示品を入れ替えていても全部見るには10年以上かかると言われています。
清の時代の翠玉白菜
上部が緑色、下部が白の翡翠の彫り物で、この色合いをうまく生かした白菜ですが、この大きく貴重な翡翠でよくも白菜を彫ったもの、そして、キリギリスがはりついているところも意表を突いたデザインです。
「ものすごく混み合っています」
事前にガイドさんが言ってたけど、少し並んだら普通に見られました。
高さ19cm、手のひらくらいの大きさに拍子抜けして早々に立ち去る人も多くいました。
こちらは台湾総統府、日本が統治していたころの建物で、日本の建築家の手による美しいデザイン、現在も大統領が執務しています。
バスの窓から撮ったわりにはきれいに撮れてます。
やっぱり旅行はお天気に左右されますね、特に観光地は明るくきれいに写ります。
忠烈堂
ここは戦争で亡くなった英霊さんが祀ってある所で、衛兵さんの警備が見もの(失礼)です。
イギリスでも韓国でも衛兵さんは観光客に人気です、日本でも昔は近衛兵がいましたが、今は軍隊がないので兵士はいません。
1時間に1回、衛兵さんの交代式があって、観光客で混み合っていました。
この衛兵さん、聞いていたとおりまばたきをしません。
衛兵の中でも特に優秀な人が選ばれ、厳しい訓練を受けたのち晴れて瞬きをしない勤務に就いているそうです。
中正紀念堂
台湾の初代総統、蒋介石が祀ってあります。
この大きな門であることよ。
とにかく大きくて広くて・・・暑かった。
中に大きな蒋介石の像がありますが、それは西向き、つまり中国大陸の方を向いていると言うことです。
昔読んだ『宗家の三姉妹』を思い出しました。
長女は財閥と、次女は革命家孫文と、そして三女は蒋介石と結婚し、それぞれ中国の歴史の大きな影響を受ける、与えるのかな?そういう物語でした。
さて、夜の九份、きゅうふんと読んで九人前という意味だそうです。
九份は台湾の山岳部で、1年365日のうち290日ほどは雨が降ると言われている街です。
昔は金が採掘されたことから栄え、第二次世界大戦後は金も採れなくなって衰退したものの、最近ではその街並みが『千と千尋の神隠し』の舞台となったことから世界各国から観光客が押し寄せる観光地となりました。
急な石段の両側に、土産物店やカフェが軒を連ね、夜になると提灯に灯がともり、幻想的な雰囲気です。
おや、大々的に宣伝しています。
それはこちら、カフェになっています。
ああしんどい、石段はけっこうきついです、この日の昼間足つぼマッサージ行っといてよかった。
眼下には海が見下ろせる、本当に幻想的な町でした。
この夜市の入り口にあるお寺、金儲けにご利益があると言うことでしっかりお線香立てて拝んできました。
ああ、楽しかった、異国の文化に出会うということは本当に興味深いものです。
最近テレビで、外国から日本へ来た人を取材したり応援したりする番組がいくつかあり、みなさんそれぞれに日本の文化や芸術を誉め、そのほかわたしたち日本人からすると特に何でもないことに感動している様子が見られたりします。
わたしは海外旅行から帰るといつも、日本の良いところをしみじみ感じます。
特に食べ物は日本が一番おいしいと心から思います。
さて、次の旅を目指して、また頑張って働くことにしましょうか、ね。
おまけ
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