結果がわかっていても泣ける
その昔、映画『フラッシュダンス』では、プロのダンサーを目指す貧しい女性が、挫折を繰り返しながらも努力を重ね夢をかなえるというサクセスストーリーに感動して、わたしは3回観ました。
好きです。
努力が認められる、いい人が最後に勝つという結果が待っているストーリー。
日本人は特に水戸黄門的な勧善懲悪ものや、虐げられて虐げられてやがて虐げたやつを見返すというおしん物語が大好きですね。
さて、映画『チア☆ダン』を観ました。
福井の県立高校生がチアダンスで全米第1位になったという実話をもとにした作品です。
主役は広瀬すずちゃん、そしてこういうストーリーに欠かせない優等生、意地悪、挫折する人がきっちり配置されているのですが、この優等生役の中条あやみちゃんがとってもかわいい。
副題は『女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』であり、副題のとおりラストは充分わかっています。
それが、わかっていても泣けるんです。
部内の衝突、骨折、センター交代、優等生部長の思い、つらい決断をする監督の思い・・・いろんなものがラストのダンスシーンにすべて反映されていてスカッとしました。
ところどころ中途半端な効果音やコメディのようなシーンが入って、ちょっと苦笑するのですが、全体としてはとっても楽しめました。
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