薬の整理
もう長い間、開かずの扉になっている本棚の下の方の扉・・・
それは新婚時代から薬や湿布や包帯の保管場所になっていて、消費期限の切れているものがあるのは知っていましたが、なかなか整理ができずに今日までほったらかしになっていたのでした。
よし、手をつけよう。
扉を開けるとぷ~んと薬の匂い。
こどもたちが熱を出すたびに体温計や熱さまシートを出し入れしたっけな・・・。
棚の手前の方はまだ新しい薬が入ってて、虫さされの薬だけでも3個出てきました。
モンダイはその奥です。
わっ、シッカロール、わたしたちの世代は天花粉(てんかふん)と言いました。
お風呂上りに赤ちゃんの身体にぽんぽんとはたいてつけるものですが、有害な成分が入っているとか、毛穴が詰まるとか、粉を吸い込むと気管支によくないなどと言われ、近頃ではすっかりちまたから姿を消しました。
ふたを開けると、懐かしい匂いがします。
娘たちがおむつをしていたころの姿が懐かしく思い出されました。
これは、赤ちゃんの鼻づまりを解消するもの。
ポンプの膨らんだところを指で押さえて、ノズルの先を鼻の穴に入れてから指を離すと鼻水がじゅるっと取れる仕組みのものです。
あねこはいやがったなぁ、これ。
あっぱあっぱ~と首を振っていやがったものでした。
そんなこんなあれこれ、ぜ~んぶ捨てたらすっきり、こうして残ったのは、正露丸とキャベジンと湿布薬くらい・・・すっかり年寄りくさくなりました。
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