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2016年7月28日 (木)

ソウル女旅・・・2

2日目は、漢北エリアの三清洞と弘大です。

観光はなしとは言いましたが、安国駅から三清洞へ向かうとき、朝の早いうちに北村韓屋村を通りました。
しかし、広い通りにはすでに観光バスがたくさん駐車していました。
中国のほか、東南アジアからの観光客も多かったです。
なんであんなに大きな声でしゃべるんだろう?
北村は、昌徳宮と景福宮の間に位置し、王朝時代の高級官僚の家屋が並ぶ伝統的な地区で、文化財に登録されている建物も多く、昔ながらの家を大事にきれいに使いながら暮らす人がおられます。
その住宅街で朝からわぁわぁきゃぁきゃぁ言いながら写真を撮っている人たち、住民でなくても閉口しました。

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路地の奥にも趣のある建物が・・・

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北村には何度か来ていますが、中央高校の正門に来るのは初めてです。

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ここはドラマでこの方たちが通っていた高校、今でも校門前にドラマの関連グッズを売るお店が健在でした。
日本で『冬のソナタ』が放送されたのが2003年、もう13年たつのですね。その後、ペ・ヨンジュン氏は結婚し、恋のライバルだったパク・ヨンハは天国へ行ってしまいました。
わたしにとっても熱に浮かされたような時期でしたっけ・・・。

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伝統的な建物に近代的なものを取り入れた美しい家屋、塀に沿って垂れ下がるのはかぼちゃのようです。

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なかなか面白い塀です。
すごくきれいなお家の外壁でしたが、こういうふうにデコするのは勇気がいったんじゃないかな・・・。

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三清洞では、大統領府の青瓦台への入り口を越えて景福宮に向かって歩いて行くと、瓦屋根の伝統的な建物に混じってモダンなカフェなどが続きます。

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ここはあまり人が多くなかったので、ゆっくり色々とお買い物をしたあとランチ、のち弘大エリアへ向かいました。

ここはすごかったです。
何がすごいって、人であふれかえっていて、『歩きたい通り』では、お店を見るどころではなく、人並みに混じって流されるように移動するだけでした。
あまりの熱気に圧倒されて、手ごろなカフェで冷たいものを飲んで小休止。

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7年ほど前に『コーヒープリンス1号店』というドラマの舞台となったカフェを探してきたときにはこれほどでもありませんでした。
ここ数年で若者に人気のエリアは確実に変わってきているようですね。

・・・つづく

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2016年7月24日 (日)

ソウル女旅・・・1

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仁川空港からはAREXという鉄道を利用、ソウル駅まで直行電車だと43分、ひとりw8,000ですが、チケット売り場で3人と言うと団体割引の扱いとなりw6,000でした。
(この日のレートは1,000ウォンが110円くらい)

ソウル駅からは地下鉄に乗り換え、2つ目の明洞(みょんどん)で降りて地上に出たら、目の前の世宗ホテル(せじょんほてる)にお泊りです。
空港からここまで1時間足らず、渋滞する高速道路をびゅんびゅん飛ばすバスより、なんぼか安全で早くて快適です。

今回のソウルは、ショッピングとグルメが目的で、観光は一切なし・・・でした。

娘たちはそれぞれ行きたいエリアを選定して事前に母に申告、その希望をもとに母が行程を考えて旅のしおりを作成という段取りです。
『地下鉄は、何号線のどこそこでどちら方面行きに乗り換え、いくつ目で降り、何番出口に出る』
この下調べはちょっと面倒だったけど、迷わずに時間が短縮できてとても役に立ったと思います。

さて、娘たちの希望のエリアは・・・

新沙(しんさ)・カロスキル
三清洞(さむちょんどん)
弘大(ほんで)

の3ヶ所で、1日目の午後は、漢江(はんがん)の南側エリア、江南(かんなむ)へ向かいました。

カロスキルは、一昨年行ったときに比べ、ずいぶんお店が変わっていました。
あれ?
マリメッコがなくなっている・・・。
特に一本裏の通りが出店のラッシュで、カフェ関係のお店が多かったです。
洋服は派手な色使いのものは減って、シンプルで機能的なデザインのものが主流でした。
また、オンラインショップで人気のブランドが実店舗を出すという形態が増えてきているそうです。

こちら、メインの通りにあるLINEカフェ。

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LINEは韓国のIT企業であるnaver(ネイバー)が始めたSNSのアプリです、いつもお世話になっております。
店の前に行列ができているのは、この子と一緒に写真を撮るためでした。

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店内はグッズ売り場とカフェがあって、グッズはやや高めですが、クッキーやチョコはひとつw1,500~w2,000と、お手頃価格です。
あとコーヒーやパフェもおいしくて、10年前の甘ったるいぼやけたお味のコーヒーはすっかり姿を消しました。

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こんなふうにブラウンと相席もできます。

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カロスキルで少しお買い物をしたあとは、高速バスターミナルという駅の地下街へ行きました。
地下鉄の構内では、以前より有事対応のこれが増えているように思いましたね。

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ここは、服飾や雑貨のお店が600店舗も並ぶ商店街ですが、カロスキルでおしゃれなものを見たあとなので、あまりやる気が出ず、さ~っと流しただけでした。
あ、訂正、人が多くてすいすいとは歩けませんでしたので、半分も進まないうちにUターンしたのでした。

このあとは一旦ホテルまで戻り、晩ごはんを兼ねて明洞の街へ夜の散策に出かけましたら、こちらも新旧交代が激しく、3年前に韓定食を食べたお店も2年前に飛び込んだ居酒屋もなくなっていました。
ただ、コスメの呼び込みは復活した感じ、焼き肉店の呼び込みも激しさを増していました。

ホテルの窓から見える南山タワー、雨でぼやけています。

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・・・つづく

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2016年7月19日 (火)

帰ってきました~!

楽しかったです。

小雨の日もあって暑いことはなかったし、足元はスニーカーだったので歩きやすく、連日2万歩を超える歩数を記録しました。

驚きましたねぇ。
前回、一昨年の夏に行っときには、こんな人たちが街にちらほらいたものですが・・・

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今回はそのテの女性がさらに増殖していて、地下鉄の中で大声で喋る、食堂でクッス(うどん)をすする、免税店でコスメを買う・・・たくましい。

うちの娘が化粧品を買った免税店のレジで、前にいた女の子(たぶん未成年)は、鼻にテープ、顎に大きな絆創膏、おでこや頬に注射のあと、そして店員さんに
「パスポト ぽよ ちゅせよ」
と言われ差し出したパスポートの写真がチラッと見えたのですが、あっら~、素朴な感じの少女の面影・・・
目はすでにお直し済みと思われ、今回は鼻とあごをヤッたんでしょうなぁ。

もうひとつ驚いたことは、女性ばかりでなく、男性も鼻にテープを貼って歩いている人がいたことです。
韓国の若い男性は、ほとんど前髪を眉毛の上で揃えたマッシュルームのようなスタイルなので、七三分けの黒々としたその髪型からしてCの国の方のようです。

C
美しく、あるいは男前になって国へ帰ったら、その美貌を活かした仕事をするんでしょうねぇ。

以前、街の看板は、韓国語、英語、日本語で表記されていたものですが、今では韓国語、英語、中国語が並んでいます。
現在の外貨獲得はC国から美容整形に来る人たちが狙いなんでしょう。

でも、楽しかったです。
そんなあれこれはおいおいと・・・。

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2016年7月15日 (金)

行ってきま~す

・・・この題名で始まる記事を何回書いたことでしょう。

お気楽に遊んでばかりの印象のわたしですが・・・
まぁそれもある程度そのとおりですが、そのために仕事をがんばって、周囲の人たちとの調整を図って、お金を節約して・・・
そして何より、B男くんに快く送り出してもらうために色々とゴマをすって、といった努力を重ねて旅行に行くわけです。

今回は娘たちとのソウル、お買い物とおいしいもの中心の2泊3日です。
朝の早い便なので、前日は神戸のあねこ宅に集合します。
お天気がよくなさそうな気配、雨具もしっかり準備しました。

では、台風でも来ない限り月曜日には帰ってきます。

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両替手数料の割引クーポンもしっかり用意しました

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2016年7月12日 (火)

薬の整理

もう長い間、開かずの扉になっている本棚の下の方の扉・・・

それは新婚時代から薬や湿布や包帯の保管場所になっていて、消費期限の切れているものがあるのは知っていましたが、なかなか整理ができずに今日までほったらかしになっていたのでした。

よし、手をつけよう。

扉を開けるとぷ~んと薬の匂い。
こどもたちが熱を出すたびに体温計や熱さまシートを出し入れしたっけな・・・。

棚の手前の方はまだ新しい薬が入ってて、虫さされの薬だけでも3個出てきました。
モンダイはその奥です。

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わっ、シッカロール、わたしたちの世代は天花粉(てんかふん)と言いました。

お風呂上りに赤ちゃんの身体にぽんぽんとはたいてつけるものですが、有害な成分が入っているとか、毛穴が詰まるとか、粉を吸い込むと気管支によくないなどと言われ、近頃ではすっかりちまたから姿を消しました。
ふたを開けると、懐かしい匂いがします。
娘たちがおむつをしていたころの姿が懐かしく思い出されました。

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これは、赤ちゃんの鼻づまりを解消するもの。
ポンプの膨らんだところを指で押さえて、ノズルの先を鼻の穴に入れてから指を離すと鼻水がじゅるっと取れる仕組みのものです。

あねこはいやがったなぁ、これ。
あっぱあっぱ~と首を振っていやがったものでした。

そんなこんなあれこれ、ぜ~んぶ捨てたらすっきり、こうして残ったのは、正露丸とキャベジンと湿布薬くらい・・・すっかり年寄りくさくなりました。

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2016年7月 6日 (水)

お天気だけが裏切った

北海道温泉ランキング・・・でネット検索すると、

  登別温泉
  洞爺湖温泉
  定山渓温泉

と出てきます。
そして、番めに函館の湯の川温泉がランクインしているのです。

湯の川温泉は函館空港からJR函館駅に向かう途中にあり、大きなホテルが立ち並ぶ歓楽街です。

わたしたちが泊まったラビスタ函館ベイのお風呂も、湯の川と同じ塩化物泉のやや濁ったお湯で塩っぱい・・・舐めたんかい・・・はい。

温泉はホテルの最上階にあり、露天風呂からは函館山や港の夜景が一望できる絶好のロケーション。
そして、お風呂上りに夜景を見ながらいただくアイスクリーム、ふふふ、無料。

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「バーに行ってカクテルでも飲みながら夜景を見ようか」
みんなのお財布(旅の最初にいくらかずつ集めて、そこからすべての支払いをする)をごそごそしていた会計担当のSちゃんが、
「2日ともランチを抜いてるし、函館山のロープウェイ代も浮いたし、バーに行くくらいの予算はありますよ」
と言ってくれました。

わぁ、おしゃれなカクテル、地元産のさつまいものチップスがついてくるところがそこはかとない旅情だわ、最高。

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翌朝、少し風のきつい函館空港でしたが、帰りの便は定刻に離陸しました。

ああ、おもしろかった、これで明日からもしばらく頑張れるね、とは3人の共通した意見でした。

【おまけ】
最終日は、朝から暴風雨。
タクシーの運転手さんは
「北海道には梅雨がないと言われているけれど、ここ数年は、梅雨のような時期がある」
と言っていました。
T子さんが用意してくれたこんなカバーを履いて、朝市を回りました。

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それでも、背中や膝のあたりは雨で濡れて寒かった・・・。
すべて楽しかったけど、お天気だけはイマイチでした。

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2016年7月 2日 (土)

ラビスタの朝食は裏切らない

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今回一緒に旅をした仲間のことを少しだけ紹介します。

T子さん、わたしより2つ年下でかれこれ30数年来の職場の後輩。
背の高い美人で、チャキチャキに仕事ができて、何かにつけて頼れる存在です。
Sちゃんは、わたしより3つ年下で、この人もわたしとT子さんの後輩。
おっとりした美人で料理が上手で、いろんな分野の話題に長けています。

ホテルや飛行機の手配をしてくれたのはT子さん、わたしは旅のしおり作成係で、Sちゃんは旅行中の会計係をしてくれました。
わたしたちは、時折りの飲み会でも旅行でも話題に事欠くことはなく、いつまででも延々としゃべり続けられます。

今回、イクラ好きのT子さんがとっても楽しみにしていたのがこれ、ラビスタ函館ベイの朝食バイキングです。

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びえーっ、わたしは3回目のラビスタですが、和洋中デザート、いつ来ても圧倒されるラインナップです。
T子さん.心ゆくまでイクラを食べてね。

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わたしが美味しいと思ったのは、タラコとイクラと子持ちイカの煮つけ、あと、牛乳とプリンとぜんざいです。
1日目は抹茶のぜんざいに十勝産小豆のあんこを添えて、2日目はシンプルな白玉ぜんざいで、どちらもあんこが絶品でした。
プリンに至ってはトゥルトゥルのポヨヨ~ンで、材料の牛乳の質の良さがうかがえる逸品。
ああ、食った食った・・・
朝ごはんがこんな感じなので、この日も次の日もお昼は食べられませんでした。
安上がり~。

さて、この日は街の中を市電と歩きで回る予定で、颯爽と街へ繰り出しましたが、気温は17度、おまけに風が強くて寒い寒い。
ホームセンターで買ったヤッケを羽織り、それでも寒くて震えるくらいでした。

おなじみの五稜郭、あねこはこのすぐ近くに住んでいました。
何度か訪れた場所ですが、あねこが住んでない今となっては、街や人がよそよそしいような、見える景色の色も少しだけ薄いように感じるのは気のせいでしょうか。

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それはさておき、六花亭のカフェでお土産用のお菓子を買い、ここはバターサンドやチョコなどがバラで売っていて、1個から買えるのが嬉しい。
一面のガラス窓の向こうに五稜郭公園がどどど~んと大借景。

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このあと、西部地区へ移動して、レンガ倉庫街や八幡坂を散策して、あまりの寒さに早めにホテルへ戻りました。
窓から見える函館山、頂上辺りには雲がかかっていて、夜景は見えなさそう・・・。

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夜は、金森倉庫の中の『函館ビヤホール』へ。
満員でした。

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こうして2日目の夜は更けていきました。

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