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2016年6月26日 (日)

トラピスト修道院のソフトクリームは裏切らない

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大雨をもたらす前線がニッポン列島上空に居座る中、蒸し暑い関西からびゅ~~んと、涼しい・・・いやいや寒い寒~い北海道へ行ってきました。

よくよく考えたら、わたしは毎年この季節に北海道へ行ってて、肌寒い、羽織るものがいる、ということはよく知っているはずだったのに、油断していました。
半袖にカーディガン1枚では本当に寒かったです。
それでも1日目はレンタカーでの移動だったのでなんとかいけましたが、2日目は市電と徒歩での街歩き、もう寒くて寒くて、通りがかりのホームセンターでヤッケを買って羽織りました。
おまけに3日目は朝から暴風雨で、朝市の屋根のあるところを選んで移動する間に、ドボドボに濡れちまいました。

大沼国定公園に向かう途中にある『レストランPino』のウニと小海老のたらこクリームパスタはあねこのオススメ、おいしさとボリュームでお腹がいっぱいになりました。

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このあと、大沼国定公園へ行きましたがお天気は曇り、遊覧船から独特の形の駒ケ岳は見えず、湖面に咲く睡蓮も少し早く、残念な観光となりました。
それよりなによりこのあと、わたしが日本一おいしいと思うトラピスト修道院のソフトクリームを食べるというミッションが待っているため、我ら3人は、
「こんな寒いのに売店は開いているだろうか」
とか
「売り切れてないだろうか」
などと気もそぞろだったのでした。

大沼から車で1時間ほど海沿いを走ると、見慣れた美しいポプラの並木道が表れました。

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今まで何回このソフトクリームの写真を載せたことでしょう。
しかし、何度食べても変わらない、裏切らないおいしさ、それがトラピスト修道院のソフトクリームです。

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口あたりのなめらかさ、良質なミルクの味わい、バターの芳醇な香りと濃厚なコク・・・どれをとっても日本一、いえいえ宇宙一でございます。

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ああ、思い出してもよだれが出そう・・・
ということで、今日はここまでです。

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2016年6月22日 (水)

行ってきま~す!

あねこが函館を離れて3ヶ月、今ではちょっと懐かしい地となっています。

今年3月の北海道新幹線の開通と入れ替わるように関西へ転勤してきましたから、その後の新幹線景気に関する情報は入ってこず、いかがなものなのか知る由もありませんが、できたら一度新幹線で行ってみたかったです。
とにかく、テレビで『函館』という言葉が出ると、画面に目が行き、函館市や北斗市の情報番組を見ては、娘が7年おせわになった地として、やはり特別な思いが湧いてきます。

もう行くことはないと思っていましたが、ホテルラビスタ函館ベイの朝食バイキングとトラピスト修道院のソフトクリームは何度でも食べたいなあ・・・。

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というわけで、この週末は函館です。
今度は職場のともだち3人で、日程をやりくりして、やっとこさ出発にこぎつけました。
お天気がよかったらいいのになあ。

行ってきます。

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2016年6月16日 (木)

逆転

わたしはどんくさいことが嫌いで(自分のことはかなり棚に上げてます)何かにつけて手が早いから(ただし仕上げは雑です)インターネットでチケットを購入したり、それを、コンビニで引き換えたりすることなど朝飯前だと思っていました。
しかし、最近、チケットの購入、電車の乗り換え、レジでの支払いなどなど、娘にちゃっちゃとやってもらうことが多くなりました。
ただ今、娘たちと夏の旅行の計画が進んでいますが、計画の段階から主導権は娘たちが握っています。

わたしは人とコミュニケーションをとることは得意で(ときどき言わいでもがなのことを言ってひんしゅくを買うことがあります)その場に応じた会話ができるとも思っていました。
しかし、最近、娘たちが電話で仕事のことなど話しているのを聞いていると、しっかり敬語が使えていて、しかも標準語で話しているではありませんか。
ねとねとの関西弁でしか話せないわたしよりなんぼかうわ手でございます。

仕事で、学校を出たての若い人たちと接していると、娘たちにこれは言っておかねば、あれも注意するように言っておこう、、、などと思っていましたが、そんな心配は年々杞憂に終わりつつあります。

こんなふうにして、親はだんだん子どもに頼るようになり、やがて立場が逆転するんだろうな、と思う今日このごろです。
先日のわたしの両親とのランチのとき、いつごろから立場が逆転したのか考えましたが、さっぱり思いだせないのでした。

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2016年6月11日 (土)

おそるべし三成ブーム

最初に、最近何かと話題の石田三成CMをどうぞ・・・ こちら

梅雨の晴れ間の一日、B男くんとドライブに出かけました。
目指すは、新緑と関ヶ原。
関ヶ原と言えば、ただいまNHKで放送中の大河ドラマ『真田丸』で、間もなく登場するであろう歴史の分岐点となる場所です。

まず、琵琶湖の東部、八日市から永源寺方面へ・・・
紅葉で名高い永源寺から永源寺ダムを越えて、道の駅『渓流の里』へ。

地元産のものをいろいろと買いました。

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県産の地酒の酒粕を使ったチーズケーキは、七本槍と松の司、けっこうお高いものでしたが酒麹の香りがしてとろんとろんでとってもおいしかった。
七本槍はすっきり辛口、松の司はとろんと甘口、どちらもおいしい。
あと、クレソンのおにぎりですが、クレソンなんて洋風のステーキの付け合せくらいしか思いつかないけど、全くクセがなく、ご飯と合います。

さて、道路脇の木の枝にはたくさんのサルがお出迎え、新緑の香りと木漏れ日の中、永源寺の山頂あたりでなが~いトンネルがあり、このトンネルを出たら三重県いなべ市、先ほどまでの山道が嘘のように平坦な盆地が広がりました。
ここから北上して、岐阜県の関ヶ原町まで、半時間ほどです。

関ヶ原の戦いは西暦1600年、東軍の徳川家康と、西軍は豊臣秀吉亡き後の石田三成との戦いでした。
この合戦は小早川秀秋の寝返りにより東軍の勝利、三成は敗走の途中、徳川軍に捕まり、結果京都の六条河原で首をはねられます。

これが三成が陣を構えた笹尾山、山と言うより小高い丘です。

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ブームですね、他府県ナンバーの車がたくさん停まっています。
近くの『関ヶ原ウォーランド』というテーマパークには観光バスがひっきりなしに出入りしていました。

合戦の舞台は広すぎてとても全部回れないので、この山にだけ上り、関ヶ原全体を眺めることにして・・・

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かなり古い石碑でしょうが、最近のブームに昔の人たちもびっくりぽんでしょう。

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徳川、石田、小早川、前田、加藤、福島、藤堂、蒲生、大谷・・・
山頂で布陣の図に見入りながら、歴史の教科書で学んだ名前が並んでいるのを見て、ちょっと鳥肌ものでした。
ここは岐阜、向かいが三重、右が滋賀。

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滋賀県は何度も政治の中心になりかけてはぽしゃっています、世が世なら・・・と思わないでもありません。
しかし、手つかずの豊かな自然に囲まれていると、これでよかったんだとも思います。

銘酒『七本槍』を買って帰りました。
このお酒も最近の大河ドラマのブームで売れ行き好調なんだそうです。
今日買ったもので晩御飯を・・・

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クレソンの混ぜご飯、丁子麩の辛子酢味噌、永源寺こんにゃくの煮物、クレソンのおひたし、伊香椎茸のバター焼き。
手前のちょっと大きめの猪口はチーズケーキが入っていたもの。

ああ、盛りだくさんでおもしろかった。
丸々一日、160km走りました。

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2016年6月 7日 (火)

父の日・母の日

毎年この季節には、母の日・父の日の贈り物に悩みます。

誕生日や敬老の日と一緒で、 ひょっとしたら来年はできないかもしれない行事ですから一応慎重になります。

こちらがいろいろと迷って厳選した贈り物でも使ってなかったり、着るものはタンスの肥やしになっていたり・・・

なので、母の希望のランチバイキングに行ってきました。
B男くんにもお付き合いしてもらって、4人一緒に母の日・父の日おめでとう、です。

京都駅八条口の真ん前にある新都ホテルのランチバイキングは母のお気に入りで、何度行ってもおいしくて裏切られないと年寄りらしい思い込み。

この日のライブキッチンは、ステーキとヒラメのベーコン巻きとエビのソテー。
ライブですから、目の前で焼いてくれます。

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けっこう大きくてガツンと来ます、あかんあかん、これはまだ序の口。
わたしとしたことが、これしきでへこたれてたらあかん。

自分から行きたいと言っただけあって、わずか36kgの体重ながらフードファイターな母、この日一番食べたのは母かもしれない、満腹中枢がイカれてしまったかのようでした。

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先日、かかりつけのお医者さんから、カロリーを控えるように釘をさされた父は、大好きなお肉にもエビにも手を出そうとしないので、
「そんな健康になっていくつまで生きる気なん?ダイエットは明日からにしたら?』
とこの日限りの暴飲暴食をそそのかしてあげました。
「そうやなぁ、明日はあの世に行ってるかもしれんしなぁ」
心を入れ替えて、そこそこ食べました。

父は甘いものが好きなので、わたしとふたりでスイーツのコーナーを回り、ああでもないこうでもないと言いながら、お皿に取っていくのがなんとも楽しい時間でした。

この日は帰りに紫陽花のきれいな公園へ寄ろうと思っていましたが、後期高齢者のふたりはここまででもうぐったりでしたので、このまま帰りました。

2人そろって今年87歳、米寿は2人そろって元気に迎えられることを祈っています。

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2016年6月 3日 (金)

庭の花たち

花粉症の季節がようやく終わったと思ったら、なにやら怪しい空模様、どうやら梅雨入りが近いようです。

我が家には老犬まろんがいるので、窓を閉め切り湿気がこもるこの季節は、どうしても動物特有の匂いが気になります。
玄関に『虫コナーズ玄関用』のフレッシュフローラルの香りを吊るしたら、芳香剤代わりにもなって、結構まろん臭はごまかせていますが、奥へ入ったらやっぱり匂います。

さて、庭の植木鉢は定期的に雨水を浴びて繁殖の季節です。
今年のお気に入りはこれ、ひと株から色と形の違う3種の花が咲くというとってもお得な花・・・なんですが、名前がわかりません。

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ナスタチウム、オレンジは元気ですが、黄色い方が少しこじんまりとしてしまいました。

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そしたら2日後、こんなにたくさん花をつけました。

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こういうところが園芸のおもしろいところで、手をかけたから咲く、ほったらかしにしているから咲かない・・・と一概に言えるものではないようです。

けなげに咲くシラン、この花が咲くとこどもたちが小さかったころの家庭訪問を思い出します。

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レモンの木に花が咲いていましたが、全部落ちてしまったようです。
ブルーベリーは大量に実をつけました。今年こそ、鳥に食べられないように気をつけよう。
トケイソウも元気に育っていて、花も果実も楽しみです。

植物の記事を書くのは久しぶりです。
フルタイムで働くようになって3年、庭の木や花に気が回るようになったのは、日々の暮らしにちょっと余裕が出てきたのかな、と思う今日このごろです。

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