やっぱりハナシはそこへいく
町内の懇親会がありました。
役員さんが準備をしてくれて、町内の集会所でご近所の人たちとお鍋を囲みました。
わたしは昼間家にいないのでご近所の近況に疎く、珍しい話ばかり聞いてびっくりぽんでした。
どこそこのお宅は、こどもたちが独立して夫婦ふたりになり、広い家を持て余して家を売り引っ越していったそうな。
それがわずか○万円でしか売れなかったらしい。
え~!?
土地代にもならへんのかいな。
だれそれさんちではおじいさんのひとり住まいで、孫娘が通いで面倒を見ているらしい。
え~!?
息子さん夫婦は?
もう早ように亡くならはったがな。
最近、丘の上にできた新しい老人介護施設は、働く人を確保できないため2階から上は閉まっているらしい、そしてそういう状況はこれから先ますます悪くなるそうな。
年金なんて少しも当てにできない。
働けるうちは働いて、できるだけ貯めとかなあかん。
銀行員だった近所の奥さんは、定年できっぱりやめると言っていたのに、60歳を過ぎても嘱託で働いています。
折りしもわたしの直属の上司がこの春定年退職を迎えます。
こっそり聞いたところによると、再就職先の給与と年金とで、ぎりぎりの生活らしいことがわかり、30余年働いてきた人でもそんなもんか・・・とむなしくなると同時に、ぼやぼやしていたら自分の老後も非常に暗いことに気が付き、どんよりした気分になるのでした。
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