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2015年5月28日 (木)

ミニパン

ちまたで人気のミニパンを買いました。
ワンボックスカーのミニバンちゃいまっせ、小さいお鍋のミニンです。

本当はもっと分厚い鉄製が主流なんですが、重いしお手入れを誤るとすぐに寂びるので・・・南部鉄の鉄瓶を1回使用しただけで錆びさせた過去が・・・ちょっとコーティングしてありそうなものをニトリで買いました。

なんてったって他より断然安く925円、別売りのふたは370円です。

さっそくチキンの照り焼きを

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ふたがあるので火の通りが早い、そしていい具合に焦げ目がつきます。
しかし、スポンジでこしこしっとするだけできれいに汚れが落ちるんです。

休日の朝はこうするととてもリッチな気分になれ、同じものを食べていてもお皿に並べるよりおいしく感じるし。

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すき焼きとか・・・

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骨付きポークとじゃがバターとか・・・
(ポークはあらかじめ軟らかく煮ておく、じゃがいもはシリコンスチーマーでやわらかくしておく)

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まだまだグラタンとかシチューなどもいけそうです。
ただ、このミニパンで作る料理はお肉が中心になることと、脂っぽいのが難点です。

※写真にはぎりぎり写っていませんが、鍋敷きは100均のコルクの鍋敷きです。本当は木の鍋敷きが欲しかったけど、それはちょっと高くてまた今度・・・。

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2015年5月23日 (土)

進化しすぎるカフェ

『うすあじ生活』ブログを閉じてからというもの、おいしいものに出会うたび、それを表現する場がないことがちょっと残念だったりすることがあります。

たとえばこれ、旬のホタルイカのナマが安く手に入ったので、湯がいてみたらこんなになり、茹でたてはとってもおいしかった・・・とか。

Hi

GW中に行った森のカフェは、そのお庭は相変わらず素敵なのですが

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ランチがボリューム的に進化し過ぎていて、とても食べきれなかったとか・・・。

Kkk

ちなみにこれは2013年秋、まだ品があった・・・。

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やはりわたしのブログは食べ物抜きには成り立たないってことでしょうか。

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2015年5月16日 (土)

まろんの先生

うちの犬のまろんは基本的に丈夫な犬で、大きなけがや病気をしていません。

だから滅多に動物病院のお世話にはならないのですが、毎年の混合ワクチン接種は欠かせません。
かかりつけの先生は高齢で、頭も眉毛も白くて
「はい、まろんちゃんおりこうですね、かわいいお顔見せてちょうだい」
とかなんとか言いながらチクッとあっという間に注射するのでした。

毎年末には
『わんちゃんねこちゃんのかわいいカレンダーができました、ご希望の方はご来院ください』
というはがきが来ます。
昨年末にも来ました。
そして、この季節には
『予防接種の時期です、○月○日ごろお越しください』
というはがきが来るのですが、今年はまだ来ていませんでした。
でも、そろそろ行かなくては、と思い行ってみましたら・・・

道路に面した塀にかかっていた看板が・・・ない。
玄関ドアに・・・張り紙。

先生は今年の年明けに永眠されていました。
先生もまろんも高齢だったから、あの世へ行くのは先生が先かまろんが先か、などと冗談を言ってましたが、先生が先に行ってしまいました。

近い将来、まろんがあの世へ行ったら
「あらあらまろんちゃん来ましたか、おりこうにしていましたか」
と迎えてくれるでしょうか。
B男くんは
「人間と犬は行き先が違う」
と言いますが、行き先が違っても先生は分かれ道まで来て、まろんの頭をなでてくれるんじゃないかと思っています。
先生、長いことありがとうございました。

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人間でいうと80歳くらい、先生がかわいいと言ってくれた顔もほとんど白くなって、一日のほとんどを寝て過ごす老犬。

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2015年5月11日 (月)

春の貴船

京都の奥座敷、貴船の川床が始まりました。

我が家では、昨年のお盆に食事の予約をしていましたが、大雨でお断りの連絡があり、残念な思いをしました。
リベンジです。
メンバーは、B男くん、あねこ、わたし。

叡山電車で紅葉のトンネルをくぐり、貴船口で降りたら貴船神社行きのバスがありますが、お天気がいいので歩くことにしました。
川沿いの緩やかな坂道を30分ほど歩きます。
この川は貴船川と言いますが、下流では鴨川となります。この先、貴船神社の上が源流です。

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貴船神社は水の神様、その他縁結び・縁切りも叶えてくれるそうです。

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縁結びの由来は・・・

昔むかし、神武天皇の曽祖父にあたる方が、ナントカという姫を娶るとき、その父が姉の盤長姫命も一緒にお奨めしたのだけれど、神武天皇の曽祖父にあたる方は妹のナントカ姫だけでいいとおっしゃり、それを聞いた姉の盤長姫命は大ショック、今後は誰にも良縁を授ける神になると決めてご鎮座されたんだそうです。

これを知った我が家の姉君は
「なんか気に入らんわ」
ボソッと言いました。

さて、昼食は・・・
今回はGW中の予約なしなのでちょっと心配でしたが、おかみさん自ら呼び込みなんぞしているお店もあり、すんなりイケました。

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ちょっと汗をかいたので、床の下から上がってくる冷気が気持ちいいです。

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この日のお料理はお手ごろなお値段でいただけましたが、7・8月にはぐ~んと高くなり、お盆には倍になります。
それでも涼と侘び寂びを求めて来る人があるんですから、京都貴船のブランド力ですね。

水と緑に癒されて、ちょっと上等な気分で食事ができて、ゆったりと楽しい一日でした。

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2015年5月 6日 (水)

春の山菜

GWも終わりに近づいてきました。

昔はこの季節、里山にはわらび・ふき・ぜんまい・・・などの山菜がたくさん出ていたものですが、最近はあまり見かけなくなりました。
ふきやわらびやぜんまいはたくさん生えている場所を覚えておいて、翌年もその場所を頼りに探しに行ったものですが、最近では根こそぎ引っこ抜いてしまう人がいるらしく、それまで自生していた場所にある年突然何にもなかったりします。

母方の親戚からいつもいただいていたたけのこは、地面から5cmも顔を出したらいのししが掘って食べつくすんだそうで、今年は何にもなし。

家族そろってお弁当持参で山菜取りに出かけ、わたしたちこどもは山菜そっちのけで、リンドウやカタクリの花を摘んだり、ヘビやトカゲに驚いたりしたころが懐かしく思い出されます。

さて、B男くんがお米を買いに行った農業倉庫で、山菜が売りに出ているのを見つけました。

どれもすごく安い。
たけのこなんぞスーパーの1/3くらいのお値段、天然もののわらび、切り口のきれいな山ぶき。

春の山菜はアクが強く、どれも下処理が面倒です。
たけのこは米ぬかでゆでて、ふきは水にさらして塩ゆでして、わらびは重曹を入れたお湯でさっと湯がいてそれぞれアク抜きをします。

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たけのこはたけのこご飯と土佐煮に、ふきは昆布と佃煮に、わらびは炒めて油揚げと一緒に煮て・・・
う~ん、おいしい。
この季節ならではのものだからよけいにおいしく感じます。

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ちょうど帰省していたあねこも食べました。
北海道にはアキタブキやラワンブキという背丈が2~3メートルにも育つ太いふきしかないもんだから、細いふきの佃煮を喜んでいました。

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2015年5月 1日 (金)

賤ヶ岳

琵琶湖の最北端、賤ヶ岳(しずがたけ)へ上ってきました。

賤ヶ岳とは・・・

本能寺の変で織田信長が明智光秀に倒され、間もなく光秀は豊臣秀吉に討たれ、さてその後、織田家を受け継ぐのは誰か・・・という段になって開かれた織田家サミットの清州会議で、秀吉は信長の孫の三法師丸を推し、柴田勝家は信長の三男の信孝を推した
その場は秀吉の勝利となったが、この火種はぶすぶすと燃え続け、ついに近江と越前の境界で戦となった

・・・その決戦の舞台が賤ヶ岳です。

JR北陸本線の長浜駅を過ぎたあたりから車内はハイカー一色、わたしと友人Bちゃんもこの日はしっかり山ガールスタイルです。
木之本駅で電車を降りると、いざ決戦の舞台目指してGo!

この日はあとで北国街道の木之本宿場町を歩きたかったので、賤ヶ岳は時短のためロープウェイを利用、山頂近くで降りたらこんなリアルなお地蔵様など見ながら山頂を目指して上ります。

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山頂にはまだ名残の山桜が・・・
疲れた足腰にこういう広場は心地よいものですねぇ。
お弁当を広げている人たちがたくさんおられて、みなさん腰に鈴をつけています、この前の日、近くの山で熊の目撃情報がありました。

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無名兵士の像
戦いすんで日が暮れて、壊れた兜を脇に置き、槍に身を持たせかけて休む無名の兵士。
大将の乗馬姿より多くのことを語りかけているような風情です。

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奥琵琶湖です。
琵琶湖の水の色は湖南と湖北では全く違います。
こちら、静かな色っておかしな表現ですけど、人を寄せ付けない寡黙な雰囲気の湖水です。

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Bちゃんの指差す方向は琵琶湖よりまだ北で、小さい湖の余呉湖があります。
賤ヶ岳の戦時には兵士の流す血で真っ赤に染まったと言われています。

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ああ、気持ちよかった、お天気もわたしたちの見方をしてくれて、心が軽くなるようなハイキングでした。

【おまけ】
木之本宿には和菓子屋さんが2軒あり、それぞれのお店でお菓子を買い求めました。
そのうちのひとつ、『がらたて餅』
がらたてとは、この葉っぱのことだそうです。
わたしの地方では『いばら餅』と呼んでいる、要はサルトリイバラの葉っぱで包んだお餅です。
と~ってもおいしかった。

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