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2015年4月26日 (日)

どこのダンナも米をとぐ

最初はどうなることかと思いました。
お米の水加減をするのにお水の中に手のひらを入れてくるぶしまで・・・炊飯器には水加減の目盛りがあるのに、飯ごう炊さんのようなことをしていたんですから、うちのB男くん。

やわらかいご飯、かたいご飯を繰り返し、ようやく目盛りどおりの水加減を信じるようになり、最近では目盛りより心持ち少な目がおいしく炊き上がることを体得したようです。
とぎ方も水加減も大雑把なわたしと大違いです。

先日、仕事が忙しくて帰りが遅い友人(♀)と話していたら・・・
「毎晩主人がご飯を炊いといてくれるから、かなり助かるわ」
と言いました。

そのご主人という人はわたしも知っていますが、およそ台所に立つことなどない、たまさかあったとしたらそれはカップ麺にお湯を入れるくらいのこと、というような人です。

別の知人の旦那さんは凝っています。
炊飯器など使わないで、熱伝導率の高いお鍋でご飯を炊くそうです。
火加減は手動。
「男の人ってお米をとぐときに力を込めるんかなぁ、炊きあがりがふっくらつやつやしていておいしいんですよ」

ほほう・・・
実は、うちのB男くんのご飯もおいしいんです。
B男くんのとぎ方は、シャカシャカゴシゴシとはやらないで、そおぅっとくるくるかきまわすだけ、これにけっこう時間をかけます。
お水はミネラル豊富な天然水です。
わたしより先に帰った日には、ご飯があるかないか確認して、翌日のお弁当のこともちょっと考えてご飯だけは炊いておいてくれます。

ヨメが社会進出すると、どこのダンナも米を研ぐんだなあ。
しかもみなさん結構おいしいご飯を炊いておられるようで・・・。

さて、ご飯の写真を撮らなくなって久しくなりますが、今夜のスープはあまりにもおいしかったので、こちらに載せます。

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新玉ねぎの小さいのとトマトのコンソメスープです。
玉ねぎの甘さとトマトの酸味があいまって、とっても春らしいお味でした。
あ、今夜はわたしが炊いたので、あまりおいしくないご飯でしたけど。

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2015年4月20日 (月)

同級生

先日ひょんなことから、職場近くの商店街の、とある老舗のおかみさんが、わたしの高校時代の同級生だと判明しました。

ネットの情報では、『宮内省御用達』の看板が上がる古くいかめしい造りの店舗ですが、新しい時代に添うように趣向を凝らして集客に努力されているようで、にぎわう店先の様子の写真が載っていました。

一度訪ねてみようと思い立ち、仕事の帰りに行ってみました。

息子さんとそのお嫁さんのような人が立ち働いていましたので、商品をいくつか買い求めてから・・・
「昔の知り合いですが、おかみさんはおられますか」
クレームだと思われないように精一杯上品に聞いてみたら、奥へ取り次いでくれました。

「え~?ひょっとして・・・れいっちゃん?」
「そう、わかった?」
「すぐにわかった、変わってへんなぁ」
「あんたこそ、変わらへんわ」

お互いのこと、ほかの同級生の消息、近所に住む先生のこと・・・
話題はとめどなく続き、そうしていた時間は10分だったのか1時間だったのかわからないうちに過ぎました。

次はあの人とこの人にも声をかけて食事をしようということになりました。
ん十年ぶりに出会った同級生と、そこからまた人の輪が広がっていきそうで、今後の展開がとても楽しみです。

何の商いをしているお店か書けないのが残念ですが、帰りに持たせてくれたお店一番の自慢の品はとても美味しゅうございました。

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2015年4月15日 (水)

手に入らない・・・こともない

『レモンジーナはもう試した?』
とあねこに聞いたら
『気にはなっていたけど、けっこうカロリーが高いから買わなかった』
と言ってました。

わたしは夕方に立ち寄ったスーパーで2本だけ残っていたのを買って帰りました。

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その翌日
『新発売直後から品薄状態、なんと年間目標の100万ケースをわずか2日間で売り上げ、安定供給できないため販売休止』
・・・とネットのニュースが流れ、あねこが
『え~らいこっちゃ、朝はどこのコンビニにもあったのに、夕方にはなくなっている』
と言ってきました。

新発売直後、生産が間に合わず販売休止になった商品がまたもや登場しました。

最近こういうの多くないかぃ?

サントリーのレモンジーナはオランジーナのレモン版、リチャード・ギアのムッシュはつらいよのCMでおなじみのジュースです。
ないと思うと余計においしく感じる。

しかし、その後2~3日でわりとどこででも見かけます。
あれ?
戦略ってことないよね。

さて、肝心のお味の方は・・・
果汁入りの微炭酸、健康炭酸飲料と言うのだそうです、さわやかです。
わたしはカロリーオフの人工甘味料が苦手なので、お砂糖を使ってあるこの手の飲み物は大いに好きです。

レモンの酸っぱさとほろ苦さがお口に残り、ああ、初恋の味だわ・・・などとうっとりしている春の午後でした。

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2015年4月10日 (金)

思い出の・・・

どこかに書いたかもしれないけれど、わたしは映画『初恋のきた道』が好きです。

チャン・ツィイー20歳のときの映画初出演作品で、かわいいんです。
素朴でけなげで・・・何度見ても泣かされます。

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都会からやってきた若い教師に恋して、その想いを伝えようとする村の少女。
読み書きのできない彼女は、手作りの料理の数々にその想いを込めて彼の弁当を作ります。
やがてその気持ちに彼も気づき、いつしか二人の心は通じ合うのですが、文化大革命の波が押し寄せ二人は離れ離れに。
少女は町へと続く一本道で愛する人を待ち続けます……。

先生が都会へ連れ戻される日は、少女の家へ餃子を食べにくる約束でした。
先生が連れて行かれることを知った少女は、作りたての餃子を陶器の器に入れて布で包み、先生の後を追いかけて1本道を走る、野を走る、そして転ぶ。
落ち葉の上に散らばった餃子と割れた器。
やがて先生の乗った車が見えなくなり、泣きながら丘にへたり込む少女は、先生からプレゼントされた髪留めを落としたことに気づきます。

もうここら辺で涙です。
このあと、先生がいなくなり閉鎖された学校を、少女が毎日きれいに掃除して待つ姿にも涙。

ところで・・・

この割れた器は、その後どうなったか。
それは、少女の母親が陶器を修繕する職人に依頼して直してもらいます。
娘の恋心を知り、悲しい別れに落胆する気持ちに静かに寄り添ってあげるのです。

「陶器の修繕はないかねぇ~」
みたいに声をかけて歩く商売人。
1
こんなに見事に割れています。

2
弓の弦のようなものを回して釘を打ち込み・・・

3
こんな形に直します。

4
それを見つけた少女、やっぱり泣く。

5

さて、こちらはう~じんの思い出の品、Nルウェーに行ったときにCリスが買ってくれたカップです。
先日わたしが割ってしまいました。

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はて、どうしたものかと思案していましたが、さりげなくう~じんに
「Cリちゃんはどうしているんやろねぇ」
と聞いてみたら
「う~ん、誕生日とかクリスマスにはメールが来るけど、返信するの忘れたりしてる」
ということでした。

ごめんね、う~じん。
アロンアルファでくっつけておくからね、と思う今日このごろです。

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2015年4月 5日 (日)

今年の桜は姫路城

秀吉が築いた大阪城は黒い漆喰が塗られており、配下の大名たちはこれにならったため当時のお城は黒かった。
その後家康の世になって、防火の効果のある白い漆喰が開発されたため江戸時代以降のお城は白いそうです。

白いお城の代表格である姫路城の大修理が終わり、グランドオープンを迎えたので・・・お城のお披露目をグランドオープンって宣伝するのもどうかと思いますが・・・とにかく関西のニュースではこの話題が大々的に取り上げられていました。

そのグランドオープンの日には、ブルーインパルスがお城の上空で桜やハートの形を描いたんだとか・・・もう黒田官兵衛もびっくりざんす。

なにやらすごい人出らしいと事前に聞いていましたので覚悟していましたが、午前10時の時点で入場まで3時間待ち、さらに天守閣に上がるのに20~30分待ち、こりゃあかん、天守閣へはまた今度、この日の目的は桜ということで、お城の下をぐるりと回り満開の桜を見物してきました。

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あまり人の多くない東側の入り口付近から

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きれいでした。
お城には桜がよく似合う。
戦の際の砦でありながら、なんと優美な世界であることよ。

さて、食べたかって?
はい、お昼は姫路で蒸しあなご丼でした。

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お三時は明石で玉子焼でした。

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同伴のB男くんは1週間前の散歩で足を痛め、完治したと言っておりましたが、なんのことはない、明石ではひいひい言いながらの魚の棚散策でした。

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