若いものにしか聞こえない

先日、東京で地下街を散策していたとき、とあるビルの自動ドアを出たところで、娘ふたりが「げぇーっ！」と言って小走りに走り出しました。

「なになに、どうしたん？」
と事態が飲みこめないわたし。
「すごいいやな音がしたやん、お母さん聞こえへんの？」
「・・・」

娘たちの言うところでは・・・
これはモスキート音と言って蚊が飛んでいる音に似ていることからそういわれているそうです。

調べてみたら・・・
人間が聞こえる音の周波数には限りがあり、年齢が高くなるほど高い音が聞こえなくなります。
モスキート音はとても高い音で、若い人にしか聞こえません。
最近では、スマホの着信音に設定している若者がいたり、人が集まってほしくないところにこの音を流して退散させたりすることがあるんだとか。

チェックできるサイトを見つけましたので、興味のある方はどうぞ。
ただし、音量に気を付けて、終わってからもしばらく頭の中にキ～ンという音が残る感じがすることがあるのでお気を付けください。
　　
『モスキート音』

ま、トシがいったら聞こえない音がある代わりに、聞こえなくてもいいことが聞こえてきたりするから、いろいろと厄介ですなぁ。

富山～石川～福井

東京駅周辺をうろうろしていた日は、北陸新幹線の東京－金沢間が開業した日でした。

駅でもいろんなイベントが行われたようで、またカメラをぶら下げた鉄道ファンも多く見かけました。
うーじんの部屋でもテレビをつけるとこのCMが流れ・・・ウフフ北陸新幹線はこちら ・・・ずうっと耳から離れません。

ただ、今回は長野から金沢までが開通したのに、歌では『とっやま～いしかわふくい』とまだつながっていない福井が入っていることや途中の新潟が抜けていることなどが物議を醸しだしているようです。

新しくなった東京駅を見てきました。




きれいです。
新しくて気持ちがいい分ちょっと重みに欠けますが、飾りものではなく、普通に利用されているところが、歴史的建造物を惜しみなく公開してくれるヨーロッパの駅のようで、素敵な空間でした。

中目黒界隈

普段テレビでは連続ドラマを見ないあねこが、珍しくハマったドラマが『最高の離婚』です。

このドラマは2013年春の放送、瑛太、綾野剛、尾野真千子、真木よう子という個性派が織りなす結婚と離婚、夫婦や家族を描いたドラマでした。
おしゃれなマンションやきれいなファッションやクリエイティブな仕事が出てくるわけでなく、でも舞台となった中目黒が、生活感のあふれる、とても生き生きとした街に描かれていて、このドラマを楽しみに見ていたわたしも一度訪れてみたいと思っていました。

瑛太演じる光生がよく通り、綾野剛夫婦ともばったり出会ったりした橋、右側が光生夫婦が暮らすマンション。

界隈は洋品店や雑貨店が並んでいます。

目黒川の両岸には桜の並木が続き、歩道のあちこちには観桜用の石のベンチがあって、満開のころのにぎわいが想像できます。
今年は、４月最初の週末が桜祭りだそうです。

食べました～

先週末は、う～じんのところに我が家の女子が集まりました。
久々の女子会です。

今回は特に予定は組んでなくて、しいて言えば『エシレ・メゾン・デュ・ブール』でフィンナシェを買うことと、『千疋屋』でフルーツサンドを食べることを目標にしていました。
え？
やっぱり食べることのみ？

えへへ・・・

ではいきまっせ～。
ここからはう～じんとわたしのふたりで、まず『エシレ』から。
フランスの発酵バター専門店の日本店が、東京駅から歩いて５分くらいの丸の内ブルックスクエアというところにあります。
緑の多い公園を真ん中に、周りをカフェや雑貨店が囲むように配された素敵なエリアの一画に、『エシレ』はあります。
何を隠そう、わたしはバタークリームが大の好物でして・・・え？何にも隠してない？

行列ができている、たまたまホワイトデーの前の日でしたので、男性客が多い。
次々SOLD OUTのプレートが貼りだされて・・・

しかし目的のフィナンシェとマドレーヌが買えたのと、おまけにバタークリームのカットケーキが買えました。

う～～～ん・・・
バターの含有率がハンパない。
くどい、けどうまい。
バタクリ好きにはたまらないしっとり・まったり・ねっとり感。
ああ、おいしかった。

これはう～じんのお買い上げ品、右側のマシュマロがこれまたねっとりとおいしい。
このフィナンシェが１個300円、ジャンモナアイスが３つも買える・・・なんて言わないの。

そして、千疋屋でフルーツです。
これはアフタヌーンティーというセット、2,700円な～り～。

わたしはこんな完熟の果物の盛り合わせを食べたことがありません。
バナナでさえものすごく香りが良くて甘い。
メロンとマンゴーにいたっては、そのおいしさを口では言い表せない。
こんな派手なものを食べているのはわたしたちくらいで、周りの人の注目を集めました。
ああ、おいしかった。

さて、この日の夜、仕事を終えたあねこが合流し、わたしたちの夜は更けていくのでした。

人事往来

宮仕えの宿命、人事異動の時期が来ました。

わたしは今の部署に配属されて１年半、普通なら異動にかかる年数ではありませんが、前任者の育児休暇が明けるので、ひょっとしたら・・・と、どきどきしていました。
仕事にも人間関係にもやっと慣れたので、もう少しここにいたいと切実に思っていたのです。

そして、内示の日。
異動者の名簿にわたしの名前はありませんでした。

しかし、わたしの隣の人が異動することになりました。
この人は４０代男性、仕事以外の余計なことはしゃべらない、誰にも関心を示さない、自分も干渉されたくないという人で、わたしはこの１年半この人と打ち解けることはありませんでした。

しかし仕事はきっちりとする人だし、わたしが赴任してすぐのころ、わからないことを聞くといろいろと教えていただいたことには感謝しているので、内示の日には心からお礼を言いました。

先日、上司から意外な事実を聞きました。
「れいちさんがきて、あいつはずいぶん明るくなった」
え？あれで？
以前はどんだけ偏屈やってん？

ともあれ、人事往来は世の常人の常、この春わたしの席の周りには新しい風が吹くことでしょう。

これは気の合う仲間の送別会、モザイクをかけても高齢者が多いことはかくせません。

サービス終了

今日２階の寝室でテレビをつけたら・・・

あらら？？？

このテレビは昔懐かしいブラウン管で、世の中のテレビ放送が地上デジタル式になってからも、プロバイダのサービスでそのまま見られました。

３日ほど前の深夜に地震があって、あわててスイッチをいれたときは普通に見られたのに。
『まもなくこのテレビは見られなくなります』という表示が出ているのを気にも留めていなかった、でも、本当にデジアナ変換サービスは終了したらしい・・・。

5,000円ほどのチューナーをつけたら見られるらしいけど、そこまでしてもこのテレビ自体がいつまでもつか、それにやっぱり地デジ放送は画面がきれいだし。

というわけで、ただいま寝室のテレビについては悩み中です。

入手困難

新発売後、すぐに人気に火がついて品薄状態となったもの・・・

【その①】
日清カップヌードル・トムヤンクンヌードル

これは昨年の春に新発売され、夏ごろには売り場から消えました。
わたしは幸運にも新発売後間もなく食べる機会があり、そのまったく予期しない本格的なお味に驚いたものですが、その後どこにも売ってませんでしたが・・・

最近、B男くんがスーパーで見つけて買ってきました。
おいしい。
コクのあるスープにレモンの酸っぱさがほどよく香り、スパイスが効いていて、あ、世間ではどうも嫌われているらしいパクチーもちらほら、クセになるお味です。
麺やスープを飲みこむタイミングに呼吸がついていかず変なところへ入ると、あとが面倒なくらいからいです。

【その②】
ハーゲンダッツ『華もち』

これはつい最近新発売になった期間限定ものですが、発売直後から爆発的な売れ行きで、生産が間に合わず、メーカーが販売の一時中止を宣告したものです。

これもB男くんが見つけてきてくれて、いただきました。
とりあえずみたらし胡桃を・・・
アイスにお餅を合わせるのは『いちご大福』が有名ですが、こちらはしっかり和風です。
胡桃をちりばめたアイスクリームの上にお餅の層があり、その上にみたらしだんごのたれがかかっています。
ここまでする必要あるか、という声もあるかもしれません。アイスはアイス、餅は餅で食べたらよかろうと。しかし、合わせてもあまりあるおいしさです、ほんとです。
しかもスプーンですくうと、お餅とたれがびろ～～んと伸びて、お～っほっほっほ。

次行きます。
黒みつきなこを・・・
アイスクリームにねっとりと黒みつ、その上にお餅の層、そしてきなこパラパラ。
なめらかな口当たりのアイスとお餅なのに、ちょっと口あたりのちがうきなこをふりかける必要はないのではないか、と思いましたが、ともあれ、お味はとてもおいしいです。
まさに和のアイスのチョモランマ。

しかしなんですなぁ・・・。
新しいもの好きのB男くんはよくハズレを引いてきますが、今回はgoodjobでした。